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2nd8話[フルーツバスケットアニメ伏線解説]

『だってホントのことだろ』

原作第60・61話。


楽羅とリンのシーンからスタート。今まではリンとしか呼ばれていませんでしたが、リンの本名は依鈴(いすず)。

十二支の親は問題がある人が多かったですが、楽羅の母は普通。

またここで、リンは楽羅の家に引き取られているということがわかります。


「つじつま合わせの恋はもうやめたら」
楽羅の夾くんに対する「恋」は、「つじつま合わせ」だと言うリン。

「どうしてそういうこと言うの?」
「だってホントのことだろ」
ここでサブタイ回収。楽羅は否定せず、黙った後「ホントのことだとしても・・・」と、半ば認めているようにも見える。


2nd6話で紅葉は楽羅も別荘に誘っていましたが、母親に止められていました。

また、杞紗が慊人に殴られたのは楽羅母も知っていました。草摩家内で周知の事実なのか、それとも十二支の親同士の噂で回ってきたのか。

紫呉が慊人を別荘に誘ったことも知っている楽羅母。情報通というか、世間一般の母親らしく噂好き、っていう感じでしょうか。
そして紫呉が慊人を誘ったことに対し、キレて障子を破壊する楽羅w
母親の反応を見る感じ、本当に仲は良好だと伺えます。


一方、昨夜の由希くんとのやりとりを思い返す透くん。

また今日も慊人のいる別荘へ行っている十二支たちと、お留守番をする夾くん。そして様子を見にきたはとりがいます。


慊人に昨日 由希に会ったと言われたので、慊人と由希くんが一体何を話したのか気になってしょうがない紫呉。由希くんの返し方が大人です。

紅野を気にするハル。紅野も十二支だから、透くんに会わせないのかと聞くハル。顔が曇る慊人。


「本当のことは 言っていい時と悪い時があるだろ?」


夾くんに突っつかれても(先に突っついたのは由希くん)、軽くあしらう由希くん。殻が破れだんだん強くなっていきます。


紫呉とはとりのシーンから原作第61話。

原作では最初に、駅にいるリンの様子が描かれます。

2人の会話を由希くんが部屋の外から聞いています。


「紅野もちゃんと十二支の一員らしくするんだよ?」


透くんはずっと一人ぼっちだと言う慊人に対し、「夾くんが一緒にいるんだろう・・・?」と言う紅野。くん付けで呼んでいるのがなんか好きです。

「化け物と一緒にいるって楽しい?」と言う慊人は、心の底からそう思っているよう。


夾くんの語りでヤドカリが砂のお城から落ちる演出が良かった。


「(けれど私にだってどうしても どうしてもきかれたくはないことが)」


リンのスタイルの良さに動揺する透くんが可愛い。


「お前なんか所詮 慊人の玩具(おもちゃ)だろ・・・」

今までの由希くんなら、その言葉に顔を伏せてしまいそうでしたが、まっすぐと前を見つめます。


やはり透くんの服のサイズが合わず、自暴自棄になり透くんと夾くんで作った砂のお城を破壊するリン・・・


最後は慊人が夾くんを呼び出して終わります。



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