[アニメ フルーツバスケット伏線解説] 1st8話
『行ってらっしゃい』
最初の透くん魚ちゃんと花ちゃんの女子トークから大掃除のシーンまでアニオリ。
由希くんのモノローグ「本田透という人間はーー」から原作第11話が始まります。
由希くんの舞の姿はさすがアニメ、かっこいいですね...!!
宴に出席できないという猫がいかに仲間はずれかがわかるシーンもあります。
「彼女はもう会えない」「どんな事をしても もう」
「きっと大丈夫なんだろう 本人がそう言うなら」
「そうだよ 正月なんて言ってみれば ただの年中行事なんだし」
原作では由希くんか夾くんか、どちらのモノローグとも取れる描き方だったのでこう分けてきたかー!と思いました。そこはさすが原作者監修。フルバは結構誰のセリフか誰のモノローグか分からないことが多いのでアニメ化されることで初めて知ることも多くあって、また一味違う楽しめ方ができます。
慊人とはとりのシーンはアニオリ。いかに慊人が由希くんに執着しているかわかるシーンになってます。
由希夾が走って家に帰る二人のモノローグも同様、掛け合いの分け方が絶妙。「今すぐ 会いたい」で初めてセリフが重なるのもとてもよかったです。
透くんの「お帰りなさい」で今日子さんの写真が映るのも素晴らしい演出でした。
「とりあえず いいザマだな 慊人」
このっ...中村悠一ボイスがずるい......
紫呉の本性が少し垣間見える部分でもありますね。
年越しそば・餅を食べるシーンはアニオリ。透くんを心配する二人が保護者というか介護者というか・・・笑
ただここで、透くんが赤の他人である男3人と暮らす危うさみたいなものがカバーされているんですよね。
うおちゃんから電話がかかってくるシーンもアニオリ。うおちゃんのお父さんが映りますが、ここの家庭の過去も知ると、すごい進歩だなと感動しますね。花ちゃんちも同様。
原作第11話にアニオリを詰め込んだ形で終了。
高屋先生の放送後イラスト。
在りし日の本田家での年越し風景。先生も言っていましたが、この日常も透くんは覚えてないんだよなぁと思うと泣けてきます。
※軽くネタバレ
紫呉は慊人をどう思っているのか。原作第101話にて、ようやく紫呉の本心が明らかになるわけですが、まず紫呉は慊人のこと大好きです。好きすぎるが故にいじめたくなるってやつです。そんな可愛いものではありませんが。
EDのこの爽やかな紫呉は何処に
(おそらくこの時から多少性格は歪んでいる)