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2nd24話[フルーツバスケット アニメ伏線解説]

『真知がいた』

前回のお話から飛んで、原作第94・95話。

追記→原作第90〜93話はほぼカット。
カットされた中でも、時系列的にここにしか入らないシーンだけ書いておきます。↓

文化祭が終わり、透くんは家事やバイト・勉強をしながらもリンのところへお見舞いに行く毎日を過ごしています。夾くんは、そんな透くんのすべてを焼き付けておきたいとも思うし、忘れてしまいたいとも思っている。
夾くんは、完全に幽閉されることを受け入れてしまっています。
紫呉宅では、透・紅葉・紫呉の3人で文化祭のDVDを見ている。途中夾くんが帰宅してDVDという文明に驚いていますw(時代)
人間が動いて話をして、写真よりも全然本物みたいに、生きているみたいに映るDVDはすごい、と透くんが言うのですが、ここで夾くんは今日子さんのことを思い出します。
今日子「置いていかれるのと置いていくの どっちが辛いことなんだろうね」
夾  「(もしも母親の姿が映る物がその手にあったらどうしただろう)(どんな顔をするだろう 俺がほんとはその母親に会ってた事があるんだって知ったら)(なんで今になって思い出すんだ 記憶の蓋を開けて出てくるんだ)〜略〜(忘れたフリばかりの俺を責めているのか)」
ここから、今日子さんの過去エピ回が始まります。
この話全部を文字に起こすことはできないですし、このお話は本当に読んでもらいたい。正直この話を見ていないと最終回直前の話の意味がちょっとわからなくなってしまうと思うのでね・・・マンガParkのアプリでも読めるのでぜひ・・・・・

まあそんなこんなで原作第94話。
学園防衛隊(生徒会)のメンバーカラーを決めていた真鍋ら。これは2nd13話の回想です。ふと何色が好き?と聞かれて戸惑う真知。

文化祭が終わっても、まだ仕事が残っている生徒会。忘年会も兼ねて打ち上げをしようということに。

そんな中真知は一人帰る支度を。由希くんは気にして声を掛けます。

「真知の目にはこの世はどんな風に見えてるのかなって思って」


天然発言に怖がる真鍋w 由希くんもしっかり真鍋や公のウェイ集団に侵されてますね。真鍋の存在も由希くんにとったら大きいものになりました。



家に帰る真知。


き、汚ねーーーー!!笑
由希くんもびっくりの汚さだよ真知ちゃん・・・(いや同じくらいか)

そして真知も相変わらずの毒親持ち・・・。しかも真知は親に反抗しない、昔の由希くんみたいな感じ?なのでどうしようもできないのが・・・

由希くんを最初に見たときは心細そうと思っていた真知。でも今は変わって、楽しそうになった。どんどん沈んでいきます。

朝、寝落ちしたがとりあえず行くことに。

「(この人たちは透明なの?私が透明なの?この世に参加してないのは私?)」
「(私は必要ですか?私は必要な存在ですか?私はこの世に必要ですか?)」

うーん、真知ちゃんのこう思ってしまう気持ちちょっとわかる。

そういえば、2nd15話では由希くんはお母さんに向かってこの世界に参加したい、と言っていました。

駅で由希くんに声を掛けられ、動揺したのかこけてしまう。
鞄から出た散乱した物の中には、由希くんが修学旅行のお土産で渡した紅葉が。

言い合いを始める由希真知。真知って声がつくことによりもっと可愛い印象に思えるなあ。

一見バラバラな生徒会の5人ですがこうお店でそれぞれ私服で遊んでいるのを見ると(真知は制服だけど)、なんだかんだ良いメンバーだなと思います。


原作第95話。一方夾くんと透くんは。
お正月は由希くんが本家に帰るということなので、師匠の家にお世話になることに。

マフラーの話はここで持ってきましたか。

夾くんと透くんを何日も2人きりにさせるのは心配な由希くんと紫呉。まあ年頃の女の子が知らん男3人と暮らしている時点で・・・って感じな気もしますがまあ置いといて。

と、こんな流れで師匠の家にお世話になることになりました。ここにはリンもいて、リンを見つけた透くんは飛び込みますw

小さい頃は五分十分にらみ合っていた夾くんとリン。


本家では、宴が始まっていました。今年の担当は卵年と辰年の紅葉とはとり。
繭ちゃんの話題を振った紫呉は、はとりに縒りを戻したのか?と聞かれてしまいます。

さっさと慊人の所へ戻れというはとりに、紫呉は由希くんと紅野がいるから大丈夫だ、と。はとりは、由希くんの友達の記憶を消してしまった過去の負い目から心配します。

実際慊人と由希くんはというと、一緒にいました。
去年は来なかったけど、今年は来たから許してあげるという慊人。それに対し、由希くんも返します。

「誰かのせいにするのは もう嫌だ」

こうやって反抗できるの、大人になりました。(シミジミ
由希くんの言葉に、慊人は思い出します。

「嫌 いかないで」

泣いている紅野・・・・・

慊人は怒って、瓶で由希くんを殴ります・・・ひぇええ
ここで立ち上がる燈路と紅葉は強い。ただ、燈路はちょっと焦っているけど紅葉はただ慊人をじっと見つめているんですよね。楽羅も咄嗟に杞紗を庇っていてお姉ちゃんだなぁと思いました。


「ごめん」と言った由希くんですが、慊人へ話したことについて謝ったのではなくて、もう慊人の所へは戻らない、という意味のごめん。

「(ごめん 君の処へ 俺は決して帰らない)」
これ、原作では現在の慊人の後ろ姿なんですけど、幼少期の慊人がこちらを見て微笑んでる姿に改変されてますが、これは上手いと思いました。由希のなかで慊人は、もう昔のまま成長しないただの子どもなんでしょう。

はとりに怪我の手当てをしてもらう由希くんは、はとりを責めていたかもしれなかったことを告白します。はとりの机の写真たてに何も入っていないのが、なんとも切ないですね・・・。前は佳菜の写真が入っていました。

リンに会いに行く春。しれっと”鬼(慊人)の居ぬ間に”と言っているのが強い。春に慊人のところに行かないのかと言われる紫呉ですが、気分じゃないと言う。そして一言、
「(慊人もなぁ さっさと思い知ればいいのになぁ)」

表情の切り替えがゲスい。あと本人の前では慊人”さん”なのに居ないとこでは呼び捨てなのいいよね。

師匠宅では、夾くんと透くんは初詣で何をお願いするか話しています。昨年は由希くんと夾くんが仲良くなるようお願いした透くん(1st8話)。今年は呪いが解けることをお願いするみたいです。

またまた本家に戻り、誰にも気づかれないように、こっそりと紅葉が文化祭のDVDを紅野に渡します。本当に紅葉は透くんサイドの強い味方。

次回、2nd Season最終回。




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