Caveを覗いてびっくり!?〜肩を張らずにフランス82
(以下の内容に偽りはありません。念の為)
一応うちにも « cave » があります。
普通caveという言葉は「地下室」とか「奥まった穴」のことですが、一般にワイン置き場とかワインセラーの意味で使われます。ちなみにワイン専門店(アルコール一般)のことを « caviste »と呼びますし、旅行途中、生産地直産で買うことを « acheter des bouteilles dans des caves »とか言いますしね。
うちのcaveは外側が半分土に埋まっています(と言うより、外壁の土を取り除いていない)。室温は外気にかなり影響されるのでcaveにしては温度差が結構ありますが、それでも他の場所と比べると比較的安定(15−20度)しています。
ご覧の通りワイン以外にも色々置いているので、
ほとんど物置と化しています。
家の中にもボトル収納スペースを20年前に作ってあります。
古い木の階段の下。実はこの赤レンガの床の下はただの土。家が建てられた当時のままの状態で断熱処理もされていません。
そのためか(そのおかげで)このスペースは適度に湿気があり(カビ臭い)夏場なんかはひんやり涼しいです。
こんなcaveたちですが、先日何を思ったか覗いていて驚きの発見をしました。階段下のcaveでのことです。
Vivinoというアプリをご存知ですか?
ワインの正面シールでそのボトルの値段を教えてくれるという面白い機能がついています。
これを使ってあるボトルを興味半分試してみたところ
・・・1⚫︎⚫︎5€
Quoi ?! えっ!ナニコレ!?
思わず目を疑いました。どっからきたのこれ?桁が違うにしてもあまりに違いすぎる、、、
買った覚えがない(買うわけがない)ので誰かにもらったのは確実なんですが、それにしてもこの値段、、、
ちなみにこのボトル、 « Magnum »といってダブルボトル1.5リットル。いやそれでもグラス一杯が1⚫︎0€ですよ?
どうしましょうか?中途半端な気分で開けるわけにはいかないですよね?うーむこれは悩まされる。
保存されていたのが決して理想的な環境下ではなかったので中身の保証はないんですよ。こういうものって売りに出すことができるそうなんですが、後でクレームが来るのも嫌だなぁ、、、やっぱりクリスマスあたりに開けた方が良さそうだな。
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こう言っちゃなんですが、一気に心が豊かになりました。
何しろこんなワイン、一生に何度も味わえるものじゃないですから。