まだまだSOPHIAのことを考えていたい
2022年10月11日のSOPHIA復活武道館の後は正直そんなに余韻とかなかったけど、1月の大阪城ホールでのライブの余韻が未だに消えない。
むしろずっと昔に閉めた引き出しを久しぶりに開けたら、色んな事思い出して止まらなくなってるような感じで毎日を送っています。
私の少ない音楽の引き出しの中の内のSOPHIAとSCOOBIE DOの話をnoteで書いてみたけど、基本的に好きな曲が初期~中期のもので、最近の曲だと思っていたものも2015年くらいだったりして、私の時は止まっとんのか!と恐ろしくなりました。
はてさて、昔の方の曲が好きで最近の曲があまり響かないのは、バンドのサウンドが変化したからなのか、それとも受け手の私自身が変わったからなのか、ということを考えてみたりして。
SOPHIAの大阪のライブのMCで松岡さんが「あの頃のSOPHIAを聴いてた自分のことも大好きやねん」とおっしゃっていましたが、私の場合それが当てはまる。曲はもちろん好きだけど、その曲を聴いていた当時の自分の心情とか感情とかも全て含めて、その曲が好きになって、思い入れが強くなって、特別なものになっていく認識。
だからSOPHIA陶酔期を過ぎた後の曲は、ちょくちょく好きな曲はあるけど
アルバム『2007』以降の曲は、思い入れ薄目だったりする。
スクービーも『MIRACLES』以前の曲の方が好きな曲が多い。
そして今現在はHIP-HOPにはまっていて、そっちをめちゃめちゃ聴いてたりする。
じゃあその好きな昔と同じような曲を出し続けてくれてたら、ずっと好きなままなのかと言われたら、同じような曲ばっかりで飽きたとか、悪い意味で変わらないバンドだな、とか偉そうに思ったりするのだろう。
(20代の頃と全く感性が変わらない40代っていうのも・・・・ねぇ?笑)
前進か後退かは分からないけど私も変わっている(はず)のだから、やっぱりその時々で自分に響く曲は変わっていくはず。何も変わらなかったら、それはそれで私の成長の無さが悲しい。
うーん何かよく分からなくなってきた。
スクービーは止まることなくずっと曲をリリースしていて、多分どんどん新しいファンが増えているんだろう。
SOPHIAの後期の曲を聴いてファンになった人もたくさんいるだろう。
私がしっくりこなかった曲に心打たれて好きになる人もいるわけで。
もしかしたら数年後、いましっくりこない曲がぐっとくるかもしれない。
今好きな曲が、心に響かなくなるかもしれない。
そしてまた違う音楽に心躍らせているかもしれないし。
大好きだったバンドが休止してしまったり、解散してしまったり、メンバーが亡くなってもう声が聴けなくなったり、そういう悲しさも一ファンとして味わったこともあるので、自分が好きだと思った人たちが、今現在活動してくれていて、新しい音を届けてくれること、新しい表現で伝えてくれること、ライブで生で聴ける環境を作ってくれること、そのことに感謝の気持ちを忘れちゃいけないね。