
開業1年目で資金ショート!? 誰も教えてくれなかった「お金がなくなる」現実
「開業1年目、想像以上にお金がなくなる」
これ、まさに私が経験したこと!!
夢と希望に満ち溢れて開業したものの、1年経たずに資金が底をつきかけるという現実に直面しました。
「なんで?こんなに早くお金がなくなるなんて…」
そう、誰も教えてくれなかったんです。開業すると、想像以上にお金が出ていくということを。
なぜ開業1年目でお金がなくなるのか?
理由はいくつかあります。
初期費用がかかる
事務所の賃貸費用、設備投資、広告費など、開業時にはまとまったお金が必要になります。
初めての開業の場合、準備前に見積もったものなんて
たいてい予算を大幅ジャンプ!!
ちょっとした備品が「あれ足りない」「これもいる」で
気が付けばチリツモで結構な出費になってしまいます。
「予備費」は多めに見ておきましょう!売上はすぐには安定しない
開業当初は顧客獲得に苦労し、売上が安定しない時期が続きます。
あなたが思っているより、まあまあ莫大な金額をかけないと
「開業当初でお客様殺到!!」なんてまずないですよ。
それが現実。運転資金が必要
仕入、人件費、家賃など、事業を継続するためには、
常に一定の運転資金が必要です。
最低6か月、お客様が来なくても運営できる資金を準備しておこ!税金の支払い
開業すると、様々な税金を支払う必要があります。
特に要注意は消費税・・・!
年に一度の徴収の場合が多いので、
毎月の売上で利益と勘違いして使い込んでしまうと
消費税支払いの時に大慌てになりますよ!
毎月、月末の支払いを一気に終えた後の月初あたりに
前月の売上分で出てきた消費税分は、別の口座に移しておくと安心!
これらの費用が重なり、
開業1年目は資金繰りが厳しくなることが多いのです。
資金ショート寸前で気づいた! 借りたくても借りられない現実
資金が底をつきかけて、慌てて銀行に融資の相談に行きました。
しかし、結果は…
「実績がないので、融資は難しいですね。」
まさに、泣きっ面に蜂。
開業したばかりの企業は、実績がないため、銀行からの融資を受けにくいのが現実です。
皮肉でよく言われます・・・・
「銀行は、晴れたときには傘を貸してくれるけど、雨が降った時には傘を貸してくれない」
経営しばらく経ってからでも
経営がうまくいっている間に
融資を受けて現金をたくさん会社に貯めておくのが
何かあった時に命をつなぎます。
資金ショートを防ぐために、開業前にやっておくべきこと
綿密な事業計画を立てる
収支計画をしっかりと立て、必要な資金を明確化しましょう。資金調達の方法を検討する
自己資金だけでなく、助成金や補助金、融資などの活用も検討しましょう。余裕を持った資金計画を立てる
予想外の支出に備え、余裕を持った資金計画を立てましょう。お金の管理を徹底する
無駄な支出を抑え、お金の流れを把握しましょう。
資金繰りで困ったら、相談できる窓口を活用しよう
日本政策金融公庫:中小企業向けの融資制度があります。
商工会議所・商工会:経営相談や資金調達のサポートを行っています。
中小企業支援センター:専門家による経営相談を受けることができます。
まとめ
開業1年目は、資金繰りが非常に重要です。
資金ショートを防ぐためには、事前の準備と計画が大切です。
もし、資金繰りで困った場合は、一人で悩まずに、専門家に相談することをおすすめします。
この記事が、これから開業する方や、資金繰りで悩んでいる方の参考になれば幸いです・・・!