ゲーム音楽と私の履歴書

先日は久しぶりにゲーム音楽について話す機会があったので、一度自分とゲーム音楽のかかわりについてまとめておきたいという気持ちになりました。

特にnoteで活動しようという気概も無いので、平文ベタ打ちで書いてます。読みにくかったらすみません。一覧性などないただの日記のようなものです。

年齢バレもするし家族が見たら特定可能なレベルの話ばかり書きます。まあええやろ…

私とゲームの出会いは、私が母のお腹の中にいた頃。
あるハムメーカーがエッセイコンテストを行い、その優勝賞品が「スーパーマリオブラザーズ」でした。
母はそのハムに妊娠中大変お世話になっており(つわりが酷い時もそれだけは食べられたそう)、その感謝と無事に子供が産まれようとしている、という話を送ったところ、
コンテストの優勝決定前にメーカーからゲームが送られてきたそうです。

それを機に折角だからとハードを買い、なんだかんだとソフトも買っていたようです。
父親は歴史が好きだからか、歴史シミュレーション系ゲームを買い、母親はドラクエやサンリオのゲームをやっていたようです。
当時、物心つくかつかないかだった私は、なんとなくの画面と音楽だけ記憶に残っています。

両親はスーファミの発売と同時に、スーパーマリオワールドとF-ZEROを買うくらいのゲーマーになっていました。
ファミ通で評価の高いRPGは親が買ってくるので、大体家にありました。
家族の会話や団らんはゲームが中心で、小学生になった私は少しずつ自分でも操作が出来るようになってきました。
マリオの簡単な面をやったり、FFの途中だけ操作させてもらったり…。
そんな中で、私は「ゲーム音楽」というものを初めて意識する曲と出会います。
クロノトリガーの「風の憧憬」。その時、初めて音楽を単品で「良い」と思ったのでした。

実家はサントラも買い、テープにダビングして車で聴くような家でした。なので、子供の頃からゲーム音楽が身体に染みついていました。
大航海時代で高速道路を走るのは、父の実家への帰省の定番でした。

幼稚園の頃からオルガン、小学校でピアノを習っていたので、当然次はゲーム曲譜面にも手を出しました。
小学校の頃からドラクエやFFの公式ピアノ譜を弾き、たまたまピアノの先生もドラクエ好きだったので、ドラクエ6の曲をレッスンに使ったこともありました。

小学5年生の時、父親がプレイしていた信長の野望のBGMを聴いた時の話です。
「このゲームの曲良いな、誰が作った曲なんだろう」と思い、ゲームのパッケージを探したところ、「菅野よう子」という名前が書いていました。
「この人はきっとすごい人になる、覚えておこう」と思いました。知らないだけで当時からすごい人だったんですけどね…。
その後、再び彼女の名前を見るのは13年後、ニコニコ動画で「ライオン」という曲を聴いた時なのですが、それはまた別の話。

ピアノをやっていたことをきっかけに、なんだかんだありましたが中学では吹奏楽部に入りました。結局大学まで続けることとなります。
私が中高生の頃は、まだ「音楽の時間や部活で関係ない曲を吹くのはご法度、まして遊びの曲など」という空気だった時代です。
家のピアノでゲーム曲を弾くことはあれど、勉強に部活に遊びに忙しかったこともあり、そこまでゲーム音楽に触れる機会も多くはありませんでした。
今ほどゲーム音楽が演奏されるという時代ではなかったのですが、大学同期がマリオアンサンブルをやったり、後輩がポケモンアンサンブルをやるなど、少しずつそういった方面が動き出していた時代でもありました。

正直ネタが無いので一気に飛びます。
その後進学し、ニコ動に触れオタク化し(それまではオタクではなかったと強く言い張っておく)、東方にはまり、カラオケオフにはまり、
それらに時間を費やしていたものの、色々あって退学し、実家に帰ります。

実家に帰ってからは公務員試験の勉強をしていたのですが、
元々東方ボーカルアレンジを聴いてカラオケオフに持っていく曲を探す、といったことを習慣としていたのに、実家に帰ってしまった事でその機会を無くし、一つの趣味を無くしていました(勉強しろ)。
そこで急に「これまで自分はゲーム音楽好きを自負してきたけど、正直ドラクエFF等の有名どころしか知らないじゃないか。ちゃんと広くゲーム音楽を聴こう」という謎の向学心が芽生え(勉強しろ)、
ニコ動に上がっていた「みんなで選ぶゲーム音楽ベスト」シリーズを一年度全部聴いて、自分が一番好きな曲を見つけよう、という頭のおかしい企画を始めてしまいます。

ちなみにその時の優勝が「YO-KAI Disco」、次点が「銀の意志 SAV」「Confidence in the domination」「Sexy Dinamite」「黄昏の聖痕」だったかなあ…と思って読み返してみたら割とずれてました

でも上位曲は合ってたので許す。

とにかく、こうして「今までやったゲーム以外のゲーム音楽も押さえていきたい」「マイナーな曲知識も増やしたい」という、オタク気質がどんどん出てきます。
この一件があって、かなりゲーム音楽に対する方向性が変わりました。動画を掘って、知らない良曲に出会うのがメインになりました。

まあそんなことをしている間に、公務員試験の方は筆記は通るものの面接落ち、みたいな状態で、2年目も適わなかったので、別口で探していた企業に就職しました。
中退既卒を学校で学んだスキルだけで拾ってくれるの、ありがたい。

で、関東に出てきて、ゲーム音楽演奏会という文化を知り、
一番好きな東方の演奏団体に入り、なんだかんだで10年が経つんですよね。

そんなわけで、普段はそんなにゲーム音楽について話すことは無いのですが、実は今でもメインジャンルはゲーム音楽だと思っています、というお話でした。

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