人狼と正義の話
今日はゲーム内容についてではなく、思想の話をします。
人狼初心者なのに何言ってんだとか、重いわとか、そんな話です。
もう少し経験積んだらあっさり手のひら返しするかもしれません。予防線は張っておく。
よく「人狼はコミュニケーションのゲームだ」と言われる。
世の中一般に行われるコミュニケーションの形態とは少し違えども、「人に話しかける」「人の話を聞く」「意思疎通をする」という点において、その人自身の持つ元来のコミュニケーション能力が大きく影響するゲームである事に異論は無いと思う。
簡単な例を挙げれば、日頃から前に出て会話を進めるタイプは人狼でも議論をリードするだろうし、少し引いた位置から的確なツッコミを入れるタイプの人は寡黙位置に入るだろう。そこを捻じ曲げようとすると嘘っぽくなってしまうような気がする。
もう少し深掘りすると、人狼のプレイングにはその人の持つ思想、価値観、そういったものが反映されるだろう、と考えられる。
そんな、自分の価値観、自分の正義の話をします。
①霊ロラは初日にやると決めたならやる。両者の話を聞いた上なら決め打ちもあり
まあ霊能に限った話ではないですが、一番ロラになりやすいので。
例え後に残した方の霊能が白く見えても、初日に吊った霊能の話をちゃんと聞けていないのならローラーする。
ただ、初日グレー吊り等で真偽差をつける機会があったのであれば、必ずしもローラーしなければとは思わない。
実際の白黒はともあれ、話を聞く前に吊るならそれが筋かな、って。
②言葉尻は要素として拾わない
これは今、初心者村メインでやってるから強く思うのですが。
慣れてないと不適切な言い方をしてしまう事、村でもままあります。それを強めに拾ってしまうと、意見が言いにくくなってしまう。その結果、心理的安全性が確保されず、拾えた誰かの黒要素も発言されない、という事も出てしまう。
人狼と心理的安全性については、「初心者村とは何なのか?」というテーマの方でもっと書きたいなと思ってはいるので、今回は軽めに触れます。
③不当な疑いをされた人は庇う
これこそ人生観ですね。大体これやると吊られるのだけど(色が落ちやすいからなのでしょう)。
対抗位置の役職両方から疑われてる人もこれに含まれます。
ただ、正義とはいえゲームなので、いわゆる利敵行為はしません(それもまた正義、なのか?)。
あくまで自分の陣営にマイナスに働かない、自然な程度で。
あと「自分のキャラクターに合わせた、無理にテンション上げない陰の人狼がしたい」って話もしたかったけど、それは正義とはまた別の話なので、何か機会があれば。