チャンスの賞味期限
この記事はiCARE Advent Calendar 2021 の21日目のエントリです。
私は今iCAREという会社に勤めており、今日はそのiCAREでのアドベントカレンダーで私の担当日になったので、過去のしくじりも含めて未来の自分へプレッシャーをかけようと思います。
突然ですが、皆さん「チャンス」は掴めてますか?
「お前何言うてんねん」と思ったそこの貴方、奇遇ですね!数年前の自分と同じです!
最初に、なぜこれを書こうと思ったかについて少しだけ触れておきます。
i_oというダンスミュージック界のスターDJがいるのですが、2019年6月に彼は来日し、渋谷のあるクラブで公演を行いました。私は彼のことが大好きでファンでありましたが、その公演には行きませんでした。「箱が小さいし、どうせまたすぐ来るやろ」と理由をつけて。
その1年後、2020年11月23日に彼はこの世から姿を消しました。
本当に突然の出来事でした。
当時は全く信じられず狼狽えていましたが、同時に襲ってきたのは「あの時這ってでも行けばよかった」という思いです。今でも彼の楽曲を聞くと後悔の念が襲ってきます。
そこからコロナが来て、いろんな機会とチャンスがどんどん死んでいきました。自分ではどうにもならない、不可抗力的に逆らえない要因でチャンスが死んでいくことに対し、ただただ無力、過ぎゆく時間を見つめるだけでした。
そういったこともあり、昨年は割と無気力な期間が多かったのですが、今年は後半になるほど情勢が少しずつ回復してきたのに加え、iCAREに来てからとても元気になりました。家では毎日うるさいと言われています。
少し脱線しますが、私はダンスミュージックに6歳で出会いました。そこから21年間ずっと時間を共にしています。結婚した夫も生粋のダンスミュージックファンで、クラバーです。これもチャンスの巡り合わせだと思っています。
当時伝説のクラブだったvelfarreは残念ながら年齢の関係(12歳でした)で最後を見届けることは出来なかったのですが、来年1月末で閉店を迎えるageHaの最後は必ず見届けます。これも、一生後悔したくないという気持ちが大きいからです。行けなかった後悔は死ぬまで続くから!
話が変わり、iCAREにきた話を少しします。
前職では割と充実して、成果も出していたのでそこまで転職に対して熱はなかったのですが、割と「なんかチャンスあるやろ」という理由でポーンと会社をやめました。そこからは「一次情報を取りに行くか〜」というレベルでカジュアル面談をしたり、リファラルで会社に遊びに行ったりしていました。
iCAREにきたきっかけは前職メンバーのリファラル(Devチームでデザイナーをやっているじゃっきー)なのですが、彼女が転職を決めた際に「うわあ!iCARE!めっちゃ気になってたところや!!!オフィス呼んでな!」と言っていました。幸いにも彼女はこの一言を覚えていてくれ、来る採用人事(採用広報)を募集する際に一番に声をかけてくれました。
私はこれもチャンスだと思っています。当時の環境を脱することに対して大きな不安はありましたが、「一人目の採用人事」であること、これを逃したらもう数年チャンスはないなと感じていたので、ええい!という思いで移ることを決めました。結果的に選択は大正解でした。というより選択を正解にするべく動いた部分が大きいですが。
これまで生まれて27年、学業や仕事、プライベートなど様々な場面において、これまで割とやりたいことに対して機会があればすぐチャレンジするようにしてきました。思うようにいかずやめてしまったこともありますが、生きる中での欲望に対して割と忠実に生きてきました。
ただ、一つだけ意識してきたことがあります。
それは、チャンスには賞味期限があること、その賞味期限は一度逃してしまうと、そう易々とチャンスはやってこない、ということ。
favyという会社にいた時、退職される先輩が残していった言葉があります。
瞬発力、大切です。
一度別の職種に挑戦するチャンスをもらったのですが、引き継ぎに時間をかけていたら、異動の話はなくなりました。
どんなに美味しい料理を作っても、相手がお腹いっぱいでは食べてもらえないのと同じで、相手が欲しいと思った時に差し出さなければ、受け取ってもらえない。仕事は自分の都合ではなく、相手があって初めて成立することを改めて実感しました。
他の人には同じ失敗をしてほしくないので、チャンスが目の前にあると思ったら、躊躇せず、自分の気持ちに正直にチャレンジしてみましょう。瞬発力、大事!
当時このコメントに殴られたような衝撃を受け、スクリーンショットは今でも大切に取ってあります。
合わせてですが、運も実力のうちとはよく言いますが、チャンスを掴み切れるかも実力だと私は思っています。掴み切るには、常にウォーミングアップが必要です。
池にいる魚のように、ただじっと待って、口を開けて餌を待つ。そこにはチャンスは来ません。いつ巡り合ってもいいように、常に準備はしておいたほうがいいです。突然ビッグチャンスを獲ると大体の人は狼狽えます。正常に判断もしにくいです。
じゃあ何をしたらいいのか?というところは、私は「言い続けること」だと思っています。人事をやれるきっかけも、「人事やってみたい」とずっと言っていたから。iCAREに来れたのも、「iCAREに興味ある!」と言ったから。
人は何かを思い出す時に、一番印象に残った人が出てきます。当然、そこから順番に声をかけていきます。言い続けて、言い続けて、ようやくそこでチャンスがきたら掴めるんです。
生きているといつチャンスに巡り会えるか分かりません。その時がきたら、瞬時に掴んでください。それがもしかしたら、生涯のラストチャンスになるかもしれない。自分を信じてください。人生は長いようで短く、今年がもうあっという間に過ぎ去っていったように、気がついたらもう身動きが取れない身体になっているかもしれません。
これもまたチャンスがあり、私は来年の頭から新しいチャレンジをします。
実りあるものとなるよう、やっていきます🔥
来年も、皆がチャンスを掴んで楽しい人生になりますように!
iCAREはいろんなチャンスが転がっています!是非掴みにきてくれ!
特に人事!!!!!!一緒にやろうや!!!!!!!!
カジュアル面談からでも歓迎です。下記リンクよりエントリーください!
(どちらからのエントリーでも歓迎です)