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#5 2023年のゲーム記録


前置き

一般個人のゲーム感想文の年間まとめ記事です。みんなも今年遊んだゲームの思い出に浸ろう。そして書こう。

もともと、はてなブログに同様の記事をほぼ毎年、誰に読まれるでもなく書いていたのですが、そういえばnoteにアカウントを持ってたなってのを突然思い出したので使ってみることにしました。こっちのほうがXのフォロワー以外にも補足されやすいのでは、っていう目論見もあります。自分の好きなゲームは全人類に好きになってほしい。

ひと月毎にタイトルごとの感想を列記していきます。書く基準は、プレイ時間が少なくても印象に残ったかどうかになります。なお6月分までは上のブログに一通りの感想文があるので重複していますがご容赦ください。好きなゲームは何回語っても良い。
[凡例]ゲームタイトル/ジャンル/機種/遊んだ時間/クリアの有無
※各タイトルにストアへのリンクを貼りました。

▽1月

ASSAULT SHELL / 2D STG / Steam / 4時間 / Original(Single)1CC
海外製の縦弾幕STG。日本語訳はありませんので雰囲気で遊ぼう。通常ショットに加えて弾消し用の小ボムと、アイテムを拾って貯まるゲージで撃てるハイパーショット(レーザー)があります。ハイパー中にアイテムゲージを貯めて再度ハイパーボタンを押すことで更に強化されたハイパーショットが撃てて、確か3段階くらい強化されます。CAVE系の弾幕STGとしてはシステムがちょっと複雑ですが、Originalモード(おそらくノーマル相当)であればハイパーや弾消しボムで凌げる分道中の難易度は低く、ラスボス+真ボスにいかにリソースを注ぎ込めるかというゲーム性になっています。STGは下手の横好きの自分ですがOriginalモードの1周エンドのほうでなんとか真ボスまでクリアできました。現在続編が開発中とのことでそちらも期待してます。

オクトパストラベラー / RPG / Steam / 72時間 / 8人全員4章クリア
はてブロに散々文句を書きました。良いJRPGだと思いますが、真ラスボスは結局面倒でクリアに至らず、そこだけがやはり残念。なおプレイ時間のうち10時間くらいは歩いてリーフによるお金稼ぎ。

Graze Counter GM / 2D STG / Steam / 3時間 / クリア 1CC
無印版から使用可能キャラと追加モードを増やしたセルフリメイクな同人STG。無印のほうも少しやったことがあります。敵弾に掠るとゲージが溜まってレーザー(グレイズカウンター)が撃てて、レーザーを当てた敵から出た星アイテムを貯めるとブレイクゲージが溜まってフルチャージでブレイクモード(いわゆるハイパーショット)が発動できる、という風に怒首領蜂大往生に代表される弾幕STG群に比べて少し捻ったシステムが特徴的。ちょっと掠るだけでゲージが溜まるのでレーザーは軽率にぶっぱなしつつ、火力はブレイクモードで出す感じでしょうか。軽率に特殊なショットやレーザーを出せると言っても弾避けをしなくていいわけでもなく、こちらの武装が強い分、ボスや雑魚も容赦なく敵弾とレーザーを撃ちまくってきます。
そんな感じで爽快で派手、なのだが、その分被弾時に「あれ!?いつ当たった??」ってなりがちでした。特に道中。敵キャラや自機が少し大きめ?なせいか画面が結構ごちゃごちゃしてる印象。
なおワンコインクリアができたのはノービスモードだけで、ノーマルは難しかったです。隠し機体のきいねちゃんさん機体(グレイズカウンターとブレイクモードの溜まり方が逆になる性能の機体)が使ってて楽しかった。

NIKKE(ニケ) / ソシャゲ / iOS / プレイ時間不明 / 引退
ケツが気になったわけではありませんが縦画面で遊べるものが欲しかったのと、フォロワーの誰かがやってたなというのを思い出してプレイしてみることにしました。自分がこれまでプレイしてきたソシャゲのなかでもストーリー(キャラクター)がかなり面白かったので未プレイならおすすめしたいゲームです。
ただブログのほうの感想文にも書いたとおりキャラクターの育成方法(主にレベルの限界突破)が特殊で忍耐を要求されるので、やるならLv160の壁にぶち当たるまででいいと思います。僕はそこで辞めました。今はSSR配布とかで少しは緩和されてるらしい。いずれにせよそのあたりでストーリーと育成がストップするので、ここで金を使うか耐え忍ぶかを迫られる事になるでしょう。自分はお金は出せないし耐えられなかったのでお終いにしました。

GRAND CROSS: ReNOVATION / 2D STG / Steam / 1時間 / 一応クリア
ウィッシュリストに1年あまり寝かせていたものをきいねちゃんさん(Vtuber)の放送でプレイしているのを見てから勢いで買ったSTG。太陽剣という任意の方向に振り回せるクソデカレーザーを武器に無双する、あまりSTGらしくない感じのゲームなのですが、もちろん常時使えるわけではないので使い所を考えることになります。初見で2回コンティニューして一応EDを眺めたのだがそれ以降はプレイしていない。面白くないわけではないのだけど、リプレイ性が薄いというか何というか。
なお、このゲームも機体選択がいくつか出来て、神威の機体が使えるってのが個人的には購入動機にもなりました。神威は、90年代末期の同人ゲームのなかでは群を抜いて完成度の高かったゲームなのでとても懐かしい気分になりました。いや、神威自体も普通に今でもSteamで遊べるんだけど。

▽2月

シアトリズム ファイナルバーライン / リズムゲーム / Switch / 45時間 / クリア
今でも時々遊ぶFFシアトリズムの最終(?)作品。ふとやりたくなった時にプレイする、自分の中では息の長いゲームです。DLCとズンパス全部入りの一番高いバージョンを買ったので、追加曲が入るたびに起動してちょこっとプレイしてることが多かったです。ドラクエ以外のスクエニ作品ほぼ全部入りなのがシリーズ集大成といった感じでしょうか。その分、1タイトルあたり1〜5曲くらいに抑えられているのですが、ソシャゲのロマサガRSの曲も入ってるのが嬉しかったです。なお、FF14だけ30曲以上あったのはちょっと笑っちゃったけど、そりゃそうですよね(1タイトルの曲数のギネス持ち)。欲を出すなら暁月の曲も欲しかったな。
つい最近のFF16の曲配信を最後に、全部入りに含まれるDLC配信は終了ということらしいですが、その後の展開はないのかな? そのうちオクトラIIとかの曲も配信してほしいですね。

屑鉄まとうデモナ / RPG / Windows(RPGツクールVXAce製)/ 20時間くらい
フリーソフトのRPG。自由に使えるお金が少なかった学生の頃はRPGツクールやフリーゲームばかりプレイしていたものですが、社会に出てからはSteamが主になったためご無沙汰だったフリゲー界隈。本当に何の理由もなく気まぐれにふりーむをのぞいていた時に見つけたのがこのゲームです。これも例によってブログに熱い感想文を残しているので、ぜひ読んでください。そしてフリゲと侮らずにまずプレイしてみてほしいです。めちゃめちゃ遊びやすくてびっくりするから。

オクトパストラベラーII / RPG / Steam / 38時間 / 未クリア
今やRPG好きで知らない者はいないであろう『オクトパストラベラー』の正当な続編。感想文を書いて以降もプレイは再開していませんが、そのうちやりたい。おやつ先生のひた楽オクトラII動画が完結したらまた参考にしてプレイしようかな。前作と同様にこちらもサウンドがとても良いのでサントラが欲しいんだけど、せめて誰か一人の4章クリア(エンディング)までやってからにしようと思ってまだ手を出せていない。

▽3月

・スペースイーグル / 2D STG / Windows95/98 / 2〜3時間くらい / 未クリア
この辺から自分に謎のレトロブームがやってきてWindowsXPの仮想環境を作ったりすることになる。それはともかく、本作は1997年にリリースされたフリーソフトです。おそらく入手先は当時のニフティーサーブでしょうか。常時接続ではないモデム通信の頃の話です。急に何の前触れもなく懐かしくなって、自分の外付けHDDの過去データフォルダに残っていたアーカイブデータを発掘し、試しにWindows10上で起動してみたところ普通に遊べてしまいました。なお、アーカイブ自体はEXEファイルで、Win10では開けなかったので一度XP仮想環境を通してから戻す・・・という若干面倒な手順を踏んでいます。
ゲームシステムはシンプルなショット+ボムの縦スクロールSTG。たぶん5面が最終面のはず・・・。2023年現在、このゲームに関する記録は以下のまとめ(PCで出来る2Dシューティング総合スレ まとめページ)に載ってるくらいしか存在せず、本当に5面で終わりなのかは誰にも分かりません。

というかこの内容、もしかしたら僕がレスしたものの疑惑があります。全然覚えてないけど。でも結局ほぼ誰も知らなかったというオチ・・・。
ということで世界で唯一のゲームプレイ動画をどうぞ。スペースイーグルは妄想じゃなくて実在したんだ。

レイズアーケードクロノロジー / 2D STG / Switch / 1時間くらい
レイフォース・レイストーム・レイクライシスの3部作をまとめた移植作。M2が移植を担当したTAITOシュー黄金期の名作なのはともかくとして、個人的にはCS初移植のレイクラをついに手元で遊べるってことで記念として買ったのでした。プレイのほうはあんまり。だって難しいんだもん。でも思い入れがあるからね。ちなみに初期にあったレイクラの音飛びは今は改善されてるっぽいです。

DANMAKAI: Red Forbidden Fruit / 2D STG / Steam / 1.5時間 / イージー1CC
東方っぽい雰囲気のキャラ選択制縦弾幕STG。「グラフィック、演出、BGM、世界観共に良く出来てるのに唯一の難点が超難しい難易度と、弾の見辛さ エクステンドとボムに関わる収集アイテムと敵弾の色が同じシーンがあるのは悪意すら感じるほど…」という、当時の自分のX(旧Twitter)のポストがこのゲームの全てを表している。つまり、あまりお勧めはしませんが、キャラクターやゲームの雰囲気に惹かれたのなら是非どうぞ。

・SKY REMIND / 2D STG / PC98 / 1〜2時間くらい / 未クリア
どうしてPC98のゲームを今更・・・?というあなたの疑問は大変その通りなのですが、どうしてもまたプレイしたくなっちゃったので仕方ないのだ。
おそらく2000年前後らへんだったと思いますが、SKY REMINDはインターネットコンテストパークの受賞作品です。PC98用のシューティングツクールで作られた作品ですが、DOS/V(MS-DOS)で動くようにコンバートされたデータも配布されていて、PC98を持っていなかった自分はそちらをプレイしていました。
本作は、全9ステージの大ボリュームが作り込まれた横スクロールオリジナルSFシューティングです。グラディウスのようなパワーアップカプセルによる兵装に加えて、アイテム取得による選択式サブウェポンを駆使しつつ、防壁シールドで敵弾を凌ぎながら個性的なボスたちと戦っていきます。グラフィックや演出も含めてものすごく良く出来てるゲームなのですが、何しろ1ステージが10分近くかかる長丁場なのが唯一の弱点。それでも、2D STGが好きな人には是非一度はプレイしてみてほしいと願って、再び宣伝しておきます。
プレイ方法:インターネットアーカイブの該当ページからゲームデータをダウンロードし、色々やってPC98エミュレータを用意して実行する。エミュレータの導入方法などはこちらを参考にさせてもらいました。ちなみに全てキーボードによるプレイになります。

・Nintendo 3DSのゲームいろいろ / いろいろ / 3DS / いろいろ
3DSのeShopがサービス終了ということで色々と買い漁ったのをいくつか紹介します。
・初音ミク Project mirai でらっくす / リズムゲーム
・ブレイブリーデフォルト フォーザシークウェル / RPG
・邪聖剣ネクロマンサー ナイトメアリボーン / RPG
・鋼鉄帝国 / 2D STG
・ドーパミックス / リズムゲーム
・その他いろいろ
クリアまたはクリア近くまでやったのはこのくらい。未プレイだったり一回だけ起動したことあるのを含めるとこれの倍以上は買っているんですが、まあそのうち手をつけたいと思います。ただし3DS本体もすでに10年モノに近いので、壊れないように祈るばかりです。

・3月にちょっとだけ触ったゲーム
雷鳥 Thunderbird / 2D STG / Steam
SaGa Collection / RPG / Steam
クリミナルガールズ Invitation / RPG / Steam
Space Invader Extreme / 2D STG / Steam

▽4月

リングフィットアドベンチャー / フィットネス / Switch / 約400時間(うち運動時間は200時間) / 3周クリア
理由は割愛しますが主に月火水金の昼間にやってることが多いフィットネスソフト。発売当時はネットでもリアルでも随分と話題になり、多くの人が購入していたのを見てきましたが、継続してプレイ=運動している人は一握りのようです。ましてやエンディングまで到達できた人はもっと少ないでしょう。そんな状況を鑑みると3周クリアまでした自分のような人は、ソフト購入者のうち何%(何人)いたのだろうかと気になって夜しか眠れません。
さて、続けたからと言ってマッチョになれるわけではないのですが、平均的な筋力の維持には十分な効果があると思われます。自分はRFAを始めて4年近く経ちましたが、健康診断でも一応表面上は健康を維持できています。みんなもまず10分週1回から始めてみよう。そしてリングの野郎に●意を抱こう。

▽5月

Tree of Savior / MMORPG / Steam / 64時間 /Lv460くらいで引退
なんだか突然MMORPGがやりたくなって以前にちょっとだけやってたToSを再度プレイしてました。やることはひたすらメインクエストを追いかけながらキャラのレベル上げとジョブ・スキルのレベル上げ。10代20代の頃、インターネット黎明期にROを経験した者は、時々発作のようにこういう”狩りゲー”をやりたくなる病気に罹っているんです。優しくしてあげてください。
ぶっちゃけ面白くはないので、やはり急に熱がさめて我に帰るところまでがワンセット。

崩壊スターレイル / ソシャゲ / iOS / プレイ時間不明 / 引退
中華製ソシャゲの例に漏れず、読み方がいまいち分からないキャラや場所の固有名詞だらけになってきて辞めました。ゲーム自体はスタミナ制とデイリー&育成を繰り返す特に目立ったところのないシステムです。当初はストーリーを楽しんでいたものの、第2章に入ってからは「で、この名前の読めないキャラは何が言いたいの?」と感じることが多くなって起動しなくなりました。意味ありげで回りくどい台詞はアクセントとしては良くても、NPCが全員そういう感じになるとダメになるっていう典型でした。1章時点ではもっと分かりやすく盛り上がってたのに、どうしてこうなった。
あと、フィールド探索時のパズル要素が心底面倒でした。だからこれも多すぎるのは良くないって。聞いてるのかガデテル君。

・5月にちょっとだけ触ったorまだ遊んでないゲーム
BRAVELY DEFAULT II / RPG / Steam
デススマイルズ I・II / 2D STG / Steam

▽6月

・エルダーブレイズ / ローグライクRPG / Windows95/98 / 10時間前後 / ノービス帰還END
ご覧の皆様におかれましては、日本クリエイトというゲーム開発会社をご存知でしょうか。もしかすると『野球道』というタイトルにピンときた方はいるかもしれません。かつて『野球道』『高校野球道』など野球ゲームを精力的にリリースしていた会社でしたが色々あって倒産。僕が大好きだったエルダーブレイズなどローグライクRPGのシリーズも二度と日の目を見ることは出来なくなってしまいました。
ということで、これも『スペースイーグル』などに続く個人的レトロブームの流れで何とかして現行PCで遊べる環境を整えました。ついでに配信プレイなどもして、ゲームが実在した証を立てたりもしました。

なんでか分からんけど当時ほんとに大好きだったんだよな・・・。昔、まだネットが発達していない頃はPCのフリーソフトや体験版を収録したCD付きの雑誌が多く売られていましたよね。このエルダーブレイズは、最初はそうやって体験版をプレイしたのだと思われます。その後しばらくは忘れていて、何年か経って廉価版が発売されていたのを知って確保し、猿のように遊びまくっていたものです。それが2000年代前半の頃。
続編のマスターブレイズのほうが知名度はあるかもしれませんが、自分はそちらはあまり合わなかった。やってみたくてわざわざオークションで購入までした中古のCD-ROMは今でも持っています。ちなみにマスターブレイズはWindows10でも普通に起動して遊べました。またやってみようかなあ。

・ラジルギノア / 2D STG / Windows版 / 1時間前後 / 未クリア
アーケードSTG、ラジルギノアの幻のWindows版です。マイルストーンサウンドコレクションにおまけで付属していたCDなのですが、Windows10ではインストーラが起動せず、上で整えたWindowsXP仮想環境でインストーラから生成されたフォルダをNAS経由でWin10に移す・・・という面倒な手順を踏んだ結果、無事Win10でも起動に成功し動画に残すことができました。アーケードのゲームなので難易度は高いです。でも(サウンドが)好き。
この時期は、せっかく整えたのだからと仮想環境を使って色々やりたいと思って色々やってましたね。

Diablo IV / ARPG / WIndows10 / 20時間くらい / 未クリア
今年期待していた超有名ハクスラシリーズの最新作だったんですが、非常にガッカリな出来でした。おそらくもう再開することないので書くこともないです。どこがアカンかったのかはブログに書いたとおりです。

・ジオコンフリクト3 / SLG・RPG / Windows95 / 20時間前後 / クリア
今は亡きコンパイルのDiscStationというゲームCD付き雑誌に収録されていたSLGです。本作のプレイヤーは、エステロミア傭兵団の団長となって部隊を編成し、国王の命に従ってダンジョンを攻略するというよくある感じのストーリーですがシステムがちょっと珍しいです。目的地点を設定するだけであとは部隊(AIさん)がオートで戦闘しオートで探索をしてくれるという、当時としては珍しい放置システムが搭載されていました。アイテムや魔法の使用は任意に行うことが出来ず、探索中に出来るのは士気を上げるか探索方針を変更する、あるいは撤退する指示を出すことだけ。探索を繰り返し見つけた装備で傭兵たちを強化しつつ立ちはだかるボスを倒しまた次の階層に進むという、いわゆるハックアンドスラッシュなプレイ感が好きでした。
ということで、せっかく仮想環境が構築できたので当時を振り返ってこれもプレイしてみました。ただし、物理媒体を持っていたはずが見つからず、プロジェクトEGGにお金を払って「コンパイルステーション」からダウンロードしました。一応のクリアまでやったものが動画として残っています。

上記のコンパイルステーションでは続作のジオコンフリクト4もダウンロードができます。これはDS収録時の前後編ではなく、後から発売されたパッケージ版を元にしたデータだと思われます。そのうち4もやりたいなと思ってるけど、毎回MIDI音量が最大になってしまうバグ?仕様?のせいで、ちょっと配信が面倒な感じなので一人で適当に遊ぶことになりそうです。
ちなみに、ジオコン4は同時に出せる部隊が4つに増えて、本筋のダンジョン探索だけでなくサブクエストのミッションが豊富になってますます傭兵団運営要素が強まったゲームです。3以上に放置ゲー感は強いものの、メンバー全員の装備や特殊能力を考慮した部隊編成はそれなりに忙しくまた楽しいものでした。

・6月にちょっとだけ触ったゲーム
Xmas Shooting - Scramble!! / 2D STG / Steam
Strike Buster Prototype / 全方位STG(ヴァンサバライク) / Steam
アザリスの迷宮 / 3D RPG / Steam

▽7月

BallisticNG / 反重力レースゲーム / Steam / 5時間 / 未クリア
皆様におかれましては「反重力レースゲーム」というゲームジャンルがあることをご存知でしょうか。タイヤの無い車体(クラフト)、独特の浮遊感、そしてレース相手へのコンバット要素。これらの特徴を持つ、いわゆるワイプアウトフォロワーなレースゲームがBallisticNGです。フォロワーというか、もうほとんどそのまんまなレース感が味わえるので実質PC版のワイプアウトだと思います。
個人的に初代ワイプアウトPS版に対する思い入れが強く、PSP版ワイプアウトパルス(海外版)やPS3版のワイプアウトHD、Vita版ワイプアウト2048そしてPS4版オメガコレクションも購入済みなのですが据え置きゲーム機を起動して遊ぶことが少なくなった今、PCで遊べるワイプアウトはかなり貴重というかどうして今までプレイしていなかったのかってぐらい界隈には有名なタイトルなんですが、たまたまセールがあったりして漸く買うに至ったといったところです。早口でまくしたてるくらいワイプアウトは好きなのだが、PS版のXLとか3はやったことないので実はにわかファンです。
当時、プレイステーションを購入する決め手になったのがワイプアウトだったりします。それこそSFCのマリオカートやF-ZEROなどは特に好きでもなかったのに、なんであの時急にワイプアウトに惹かれてしまったのかは今でも本当に謎ですね。
ところでゲーム自体はそんなにずっとやってるわけでも上手いわけでもなく、時々思い出して起動してはサバイバルモード(原作で言うゾーンレース)を遊ぶくらいなんですが、とにかく曲が良い。普段あまり買わないSteamサウンドトラックを速攻で購入してヘビーローテーションしているくらいには良い。iPhoneに入れて運転中にもずっと聴いてるくらいに好きです。つまり、曲をゲーム外で聴くだけで満足してしまったとも言える。
7月のセール中にサントラ含めDLCも全部買ってしまいました。遊び切れているかは疑問ですが当人が満足ならそれで良いのだ。
余談ですが、本ゲームのSwitch版が開発されていたらしいが、あのUnity騒動があって開発中止になったとのこと・・・非常に残念ですね。Switchにきてくれたらどんなに良かったことか。

OverDungeon / デッキ構築型TD / Steam / 3時間 / クリア
いわゆるスレスパ型のデッキ構築型ローグライクとタワーディフェンスを掛け合わせたようなゲームです。カードを引いて戦ってくれる動物を召喚したり自陣を守る砲台を設置したりしてステージ最後にいるボスを倒せばクリア。やってみると分かるのですがカードが揃ってくるとスレスパ型の皮を被った無双ゲーの様相を呈してきます。ぶっちゃけあまり深く考えなくても沢山引いて沢山ぶっ放して倒せばよかろうなのだという、スレスパと呼ぶにはかなり雑なゲーム性だと思いました。良く言うなら派手で爽快さを求めるなら買って損はないでしょう。セールなら安いし。
ここからが肝要なんですが、このゲームは、実はオート設定で進める事ができます。カードを引くのも召喚した動物をどのように動かすかも全てコンピュータが代わりにやってくれるので、自分がすることはゲーム進行を見守ることだけです。このオート設定を有効にしても勝てない事はあるのだけど、実績なんかも普通に取得出来てしまうのでぶっちゃけゲーム性は皆無になります。そして特にゲーム的にも制限がない(自分が知らないだけで、実はあるのかもしれませんが)ので、正直やらないほうがおすすめです。自分はオートでプレイした結果このゲームを起動しなくなりました。

Operation STEEL / 2D STG / Steam / 2時間 / ノーマルクリア
見た目は普通のショット+ボンバーな横STGなんですが、実際のところはローグライト要素の強いSTGです。海外製ですが日本語で遊べます。
プレイ開始時に機体を2種類から選び、ステージクリアのたびに右か左のルート選択を行いつつ、道中で稼いだお金を使ってステージ間ショップで武装変更やライフ回復、ボム補充なども可能。そしてまた次のステージへ進むというのがゲームの基本的な流れになります。なおかつ、ステージ道中の雑魚パターンと中間地点と最終地点のボス2種類も含めて毎回全てランダムです。つまり武装の弱い序盤に苦手な雑魚やボスが来ないことをある程度お祈りすることにもなります。ランダムな5ステージ+最終ステージ(おそらくボス含め固定)を攻略してようやくクリア。結構な長丁場となるので、序盤でライフ回復(拡張)ばかりしていると武装が弱く敵に押し切られてしまう事が多々あります。
ノーマルモードで一応クリアは出来ましたが、二度やれる気はしないな・・・。ラスボスが3段階くらいあって結構攻撃パターンも凝ってるんですが、前後左右からの弾避けをさせられるのが非常にしんどかったです。まあ、敵としてはベッタベタなドクロモチーフのデザインなのは、おそらく個人製作な海外産インディーゲーだから多少はね。
X(旧ツイッター)でもポストしたんですが、エンディングの最後のほうに開発者と思われる人物(外国人)の家族写真が急に出てきてちょっと面白かったです。

Endless Monday: Dreams and Deadlines / ADV / Steam / 10時間 / クリア
タイトルがやたら長いのは『Endless Monday』という漫画か何かの原作から派生したスピンオフだかららしいです。
主人公ペニーは土曜日の夜にも拘らず職場で頭を抱えていた。締切は月曜日午前のプレゼンの時間まで。先輩の信頼を裏切らないためにも計6点のイラストデザイン案を何としても完成させるのだ・・・という絶望的な状況からゲームがスタートします。一見、普通の選択式ノベルゲームと思いきや・・・いや、あまり言うのはネタバレになるので言及が難しいところですが、なかなか一筋縄ではいかない凝ったゲーム性で大変楽しめました。海外製ですが公式日本語訳があります。しっかり読みやすく翻訳されていて特に違和感はなかったです。
会社勤めをした事がある人なら分かる、あの一種のサボり癖というか何かと理由をつけてやりたくない仕事を後回しにしようとする習性というかが非常によく再現されています。まあ、現実にはサボると痛いしっぺ返しが待っているんですが、それはこちらのゲームでも同様です。選択肢によっては1案も完成できずゲームオーバー(バッドエンド)なんてことも。
たぶん普通にやってると2〜3案のイラストは完成させることが出来て、一応の、そして煮え切らない感じのエンディングを迎えることになると思います。自分はそれでは満足できなかったのである程度は自分で試行錯誤して、7割くらい実績を獲得したあとで調べて全実績解除まで遊びました。それでも約10時間前後と、大作続きで忙しい現代ゲーマーの皆様におかれましてもお気軽に手を出せるADVとなっております。
お話自体は上記のように社会人のリアルを彷彿とさせるものの、どちらかというと楽観的な主人公ペニーちゃんが可愛いしイマジナリーフレンドのタイガーちゃんや●●人のキニちゃんなど登場人物がみんな魅力的で、プレイ中に感じられる雰囲気はBGMも相まってゆったり気味。締切はあるけど、何とかなるよね!と、あくまでお気楽に楽しむことができる良作です。今年一番他人にお勧めしたいゲーム。

・7月に買ったけどまだあまり触ってないゲーム
Inhabit / ADV / Steam / ※英語のみ
すみれの空 / ADV / Steam
Rabi-Ribi / ACT / Steam

▽8月

ドラゴンバスター (※ナムコットコレクション内のFC版ドラバス)/ ACT / Switch / 1時間 / 未クリア
常世の塔 / ACT / Steam / 1時間 / 未クリア
この辺は夏のRiJを見て気になって触ったゲームなんですがどちらも難しすぎて断念したやつです。改めてRTA勢というのは人種が違うな・・・と思わされました。

FINAL FANTASY VII / RPG / Switch / 5時間 / 未クリア
昔PS版を100時間くらい遊んだ気がするんですが懐かしくなって今更ながら購入。特に説明は不要かと思われる大人気国産RPGシリーズの7作目です。今や厨二病キャラというものの世界代表みたいになってしまった主人公・クラウドさんが魔晄都市ミッドガルドを舞台に活躍したりしなかったりします。とにかく派生作品が多く、最近では高画質フル3Dなリメイク版のほかにソシャゲまで作られていて今なお話題の尽きない、現スクウェア・エニックスの顔とも呼べるタイトル。それがこのFF7でしょう。
実際、FF6までとは打って変わった3Dグラフィック(ポリゴン)によるフィールド・キャラクター表現と、あの当時にしてはまだ珍しかったキャラクターの精神面に深く切り込むような凝ったストーリーデザインで、まさしく一世を風靡したゲームでした。7以外のFFにも個性的なキャラはもちろん存在しましたが、やはり7だけは別格だと思います。
発売当時のプレイステーションのプレイヤー層は自分も含め中高生がメインだったように思いますが、当時の自分もクラウドやセフィロスは本当にカッコいいと感じましたし、ヒロインが死んで離脱するという展開には本当に悲しくなったものです。いろいろあってクラウドが精神的にぶっ壊れちゃう中〜終盤あたりは衝撃的で、そこから見事に立ち直って世界の危機を救う様はとても感動的でした。え?ネタバレだって?まだ7クリアしたことない人いるの?
・・・と、本作を語るにはちょっと冗長になりすぎるのでこの辺にしておきます。また機会を見てちょっとずつ進めて当時を振り返っていきたいと思います。ちなみにリメイクのほうはフル3Dなので酔ってしまってプレイできませんでした。

ダライアスコズミックコレクションCE / 2D STG / Switch / 1〜2時間 / 未クリア
ダライアスのコンシューマー版コレクション、つまりSFCやPCエンジンなどで発売されていたダライアス関連作品の移植物です。僕はダライアスツインがやりたくて買いました。セール時はいつも60%オフになるんだけどそれでも3000円近くするので、結構前から欲しいものリスト入りしてたのに踏ん切り付かなかったんですよね。
小学生か中学生くらいの頃、ダライアスツインを激安ワゴンから中古で買ってきて同級生とプレイしてみて、楽しめたのかクソゲーと貶したのかは正直覚えてませんが、難しかったのは間違いないと思います。今やっても4面くらいまでしか行けませんでした。また折を見て遊んでみたいと思います。
なお当時プレイしたのはツインだけで、ダライアスフォースやアルファなどは大人になってから存在を知りました。ま〜どれもムズイね!

ライクドリーマー / 2D STG / Steam・Switch / 合わせて40時間くらい / クリア
外の人さん製作の傑作インディー承認欲求STGことライクドリーマーをまた少しやってました。去年遊んで一番面白かったSTGが今年はSwitchでも遊べるぞってことでセールのたびにリポストしたり宣伝したりしました。
今回主に遊んだのはver2.0になって実装されたエクストラステージ。実装当時に少しやってみて「こりゃむりだ!」とプレイを中断してしまったんですが、もう少し頑張ってみようと思い立って配信しながらプレイしたところ、数回のリトライでクリアできてしまいました。というかめちゃくちゃギリギリ(残0ボム0)だったので、僕が上手いんじゃなくてステージを作った人がめちゃくちゃスゴイんだと思います。
こんなにボロボロでも粘ればクリア出来たり出来なかったりする、その点ではあまりSTGに慣れてないプレイヤーに勇気を与えられるんじゃないでしょうか。ということで参考プレイ動画をどうぞ。(流れるような自チャンネルの宣伝)

▽9月

世界樹の迷宮III / DRPG / Switch / 60時間くらい / 深都ENDでクリア
9月は購入したゲームが少ないのですが、その理由としてはほとんどずっと世界樹3をプレイしていたからです。
難易度はエキスパートでプレイしました。きつかったら途中で落とそうと思っていたのですが、結局ラスト付近までずっとエキスパートでやりました。原作DS版どおりの難易度とのことでしたが、本作はスキルが強かったり大航海クエスト(バトル)で気軽に稼げるためかそこまで試行錯誤はしなかったように思います。少なくとも新2に比べたら道中もボスも楽だったのは間違いありません。
パーティ編成はプリンセス(モンク)・ウォリアー(バリスタ)・モンク(シノビ)・シノビ(ファーマー)・ゾディアック(モンク)でした。カッコ内はサブクラスですが正直なくてもいいぐらい、プリンセスのエミットウェポン、シノビの陽炎、ゾディアックのエーテル圧縮などで無双してた印象です。序盤はあまり火力も出ないのでちょっと辛かったですが、上述したように大航海クエストがプレイできるようになってからは稼ぎが加速。やはり大航海クエストで宿代がチャラに出来るのが非常に楽で、序盤〜中盤に装備を整えるのにとても役立ちました。ただ、こちらは本編とは完全に別ストーリーのようで、クリアに必須な要素ではありません。終盤は航海マップ探索が面倒だし稼ぎも本編で十分・・・ということで放置して進めていました。
さて、このゲームは味方につく陣営による分岐が2つとそのどちらにも付かない真ルート、計3種類のエンディングが存在します。自分は特に調べずに進めた結果、深都側に賛同して白亜の姫を倒してエンディングを迎えました。実はクリアしたのはほんのつい最近でして、というのも、第五層を探索途中で期待してた新作の発売(※後述)があって、こちらの攻略が一旦中断。その結果プレイ自体が面倒になってしまうという、よくある積みパターンに陥ってしまいました。
最終的には、第五層の探索途中で難易度をピクニックに落として、それからはずっとオートバトルでダンジョンを進んでゲームクリアまでやり切った感じでした。これを堂々と「クリアした!」と言い放って良いものなのかは疑問ですが、まあ積むよりマシだよな・・・ってことで許してください。
世界樹を初めて遊びたい人が、たとえばリマスターされた3作のうちから選ぶとするなら絶対に3から遊んだほうがいいです。それぐらいにはカジュアルにおすすめできる作品です。

・フレデリカ / ARPG / Switch / 20時間 / 未クリア
世界樹3を中断してまで遊びたかった新作がこちらです。ニンダイの後で気になって、体験版をプレイしてちょっと期待していたハクスラタイプのARPG。ゲームの流れとしては、拠点で素材を加工する指示を出したり装備を作ったり整えたりしてプレイヤーキャラを一人選んでダンジョンへ出かけ、適当に戻って拠点で準備してまた潜る、という概要を説明するだけなら理想的なダンジョンハクスラゲーに見えるんですが、ハクスラをやりたいなら正直買わないほうがいいと思います。
理由としては二つ。まず、ハクスラの醍醐味である装備の取捨選択が非常に不便で面倒だという点。プレイヤークラスが7種あり、その分だけ装備(レシピ)も存在するんですが、キャラごとに分けて管理や整理が出来ない、というか全部一緒くたにリストになっているのでソートが必須(装備種別のリストにはなっています)。そのくせ「ソート設定が保存できない」という致命的なバグレベルの仕様のせいで、毎回の整理整頓が非常にかったるいです。また、道中でドロップするのは装備のレシピであり、その場で拾った良さげな装備を試すことが出来ないのもゲームとして楽しくないです。生産要素を絡ませたいがためにこうなったんでしょうけど、別にプレイヤーにはメリット無いですよね。ちなみに拠点での生産指示を出す際は「1個」か「3個」かの選択のみで具体的な数の指示が出来ません。これは、生産可能枠の制限があるせいだと思いますが、そもそもその制限いる?とも感じますね。生産要素を絡ませるならDiablo3みたいに直ドロとのハイブリッドにするとか、作るほうが手間がかかる分追加効果が付くとか、ちょっとした工夫をしてほしかったです。
もう一つは、個人の好みかもしれませんが基本的に敵が固くて、1・2発当てて敵の攻撃を避けてまた攻撃を当てに行くという動作がかったるくて仕方がないです(一部のキャラを除く)。たとえば、序盤から登場する蜂タイプの敵はこちらが追いかけると逃げる性質があり、敵の身体(当たり判定)も小さく攻撃が当たらずイライラしまくりでした。ボス戦も体力が多いわりに攻撃出来る時間が少なく、とにかく尺稼ぎが酷いな・・・と感じてしまう始末。この辺は、敵がぼっ立ちでもおかしいので作り方が難しいのかもしれませんが、ハクスラとしてプレイさせるならもっと戦闘部分に爽快感が欲しい。ちまちま攻撃して避けてを繰り返すのは全く爽快じゃありません。
ということで、爽快感のあるハクスラを楽しみたかった自分にはこのゲームは合いませんでした。装備やキャラ選択に幅がある少し歯応えのあるARPGがやりたい、ということなら楽しんで遊べるかもしれません。どちらにせよストーリー要素はかなり薄め。個人的に、パッケージの2D絵に惹かれたんですが、残念ながら2D絵はゲーム中に一切登場しません。OPアニメまで作っといてどうして・・・。

▽10月

Gana Blade / 2D STG / Steam / 2時間 / 未クリア
アレスタ風味な機体と武器選択が出来る全6ステージのレトロ風味縦STG。海外製で日本語訳はありませんがゲームシステムは分かりやすいので問題ありません。グラフィックはレトロですが弾幕はそこそこ激しく速く、その分エネルギーを消費して撃てる弾消しショットの使い所さんを見極める必要があります。でも大体弾消しさせられるような敵編隊の後でエネルギー回復アイテムが出るので、道中はあんまり気にせずに進めると思います。問題はボス戦。3面あたりから地形っぽい障害物で避ける先を制限されることが増えるのとボス自身が画面下まで来たりするので、一筋縄では行かなくなってきます。
ただ、ステージ間のショップ購入や道中などでライフ回復が出来たり、時間で貯まるオートボムがあったり(一部モードを除く)、レトロタイプなSTGに不慣れな人にもおすすめ・・・と言いたいところですが自分はまだワンコインクリアは出来ていませんので、やっぱりジャンル初心者にはおすすめしにくいかも。ラスボス第2形態のエヴァッカニアドゥームみたいな攻撃パターンが鬼畜すぎる。
ちなみに道中で間違った武器を取ると大体終わりです。基本は緑ホーミング1択でボス戦だけ緑の直線タイプの武器に変える感じ。赤と青はたぶん使わないかな・・・。この辺のピーキーさもレトロ感たっぷりですね。機体はたぶんどっちでもいい気がします。
個人的にチップチューン風のゲームサウンドと何処となくFC版グラIIを思い起こす撃ち込みSEが好き。ふと、なんとなくプレイしたくなります。お値段もお安いので気になったらどうぞ。

Gunvein / 2D STG / Steam / 2時間 / MILDクリア
9月末にSteamのShmupフェスがあったせいでSTG関係の感想文が続きます。こちらはいわゆるケイブ系弾幕縦STGで、レビューなどには「怒首領蜂の機体でレイフォースのレーザーが撃てたら最強ではないか」云々と書かれていたりしますが、どちらかというとプレイ感は蒼穹紅蓮隊だと思いました(感想には個人差があります)。通常ショットボタンを押し続けながらロックオンショットのボタンも一定間隔で押す必要があって、指が結構疲れます。特定の敵やオブフェクトを壊すなどをして出るアイテムを10個集めるとボムが補充される仕組みになっており、ボムはそれなりの頻度で撃てるしむしろ道中に何発も撃っていかないと打開出来ない場面が多い気がしました。
自分は一番下のMILD難度でようやくノーコンティニュークリア出来ましたが、これ以上は厳しいというか面白くならない気がしてプレイは中断。
機体は3種類から選べますが眼鏡の子が可愛いのでおすすめです。

ダライアス EXTRA ver. / 2D STG / Switch / 1時間 / 未クリア
当時メガドライブミニに収録されて話題になったファンメイドダライアスが、色々あってダウンロード販売向けに出たのが今年。唐突にショップに並んだのですが「そういやこれ、あの時九州でプレイしたやつだ」と懐かしくなったので購入しました。何年か前に知人同士で九州旅行に行った際、そのうちの一人が旅館に持参していて遊ばせてもらったのを覚えていたわけですね。その時は2面の序盤かそこらが自己ベストでしたが、4つ目のステージくらいまでは進めることができました。ワンコイン?無理でしょ。・・・ともかく、価格自体はお安いので気になったらどうぞ。

サーガイア / 2D STG / Switch / 1時間弱 / 未クリア
なんだか今年はダライアスブームが(個人的に)キテますね。こちらは結構前からほしいものリストに入れていたのを、セールで100円だったので上で書いたダライアスエクストラと合わせて購入しました。タイトルは別ゲーに見えますが、要するにGB版ダライアスです。ベースはたぶんダライアスII。
どうせGB向けだし簡単に終わるだろ〜と思ってプレイしたら意外と難しくてまだ全面クリア出来ていません。隙間にまたプレイしたいと思います。

スイカゲーム / パズル / Switch / 10時間 / ダブルスイカ未達成
今年、ゲーム業界で最も話題になったゲームと呼んでも良いのではないでしょうか。12月現在、全世界で500万本売れたらしいです。恐ろしい。
ゲームを普段あまりプレイしない層や子ども世代にも認知されるほどになった本作は、いわゆる落ちものパズルです。ランダムで出現する果物を上から落として、同じもの同士をくっつけることで「進化」し別の果物になり、またくっつけて・・・を繰り返して最終的にスイカを作るのを目指すという単純なルールが好評を呼びましたが、最も知名度を上げたのがVtuberによる配信プレイだったようです。これが爆発的な流行を招いて、普段Vの配信に興味のないゲーマー(僕)にも届いたというのだから、なかなか口コミとは侮れないものです。
当初は特に興味はありませんでしたが、その価格の安さ(240円)に惹かれてなんとなく購入。やってみると確かに中毒性は感じました。ただ、どちらかというと僕よりも奥さんのほうがプレイしていることが多いです。子どもを寝かしつけた後とか寝転がってちょっとやるのに向いているんでしょうね。
・・・その昔、カーチャンに使い古しのGBを渡したら、ひたすらテトリスやドクターマリオをやりまくっていた、なんていう逸話を聞いたことがありませんか? こうして市民権を得たスイカゲームは、新しい世代の”テトリス”なのかもしれませんね。

エルピシアの魔剣少女 / RPG / Switch / 20時間 / クリア
見た目がRPGツクールみたい、でお馴染み?のケムコブランドRPG。実際に開発しているのはエグゼクリエイト。昔、PC用のゲームも作ってたところですが、最近はあまり名を聞かなくなったなと思ったらこういう感じだったんですね。
ゲーム自体はごく普通のターン制バトルな一本道RPGですが、敵の強さやエンカウント頻度までプレイヤーが設定できるほか、ゲーム内通貨(お金ではなくいわゆるガチャ石)を消費して取得できる「経験値2倍」「お金2倍」などの追加オプションやお助けアイテムがあったり、ファストトラベルが出来たり、色々とユーザビリティが行き届いた今風のゲームだったりします。まあ、ゲームバランスの調整はプレイヤー任せ=放棄していると見れなくもないですが・・・。お助け有料DLCもありますが、ぶっちゃけ不要です。ゲーム内だけで十分お釣りが来るくらいオプションが充実してます。
なんとなく普通のRPGがやりたかったのと、この時セールしてたケムコRPGのなかでも本作ヒロインの金髪ツインテールの子が気に入ったので買いました。序盤、この子が辛い目にあいまくってていつ死なないか不安に思ってましたが、全くそんなことはなく最後まで可愛かったので購入をお考えの皆様におかれましてはご安心ください。なおこの子は最終的に主人公の妹になります。気になった方はショップへゴー!(ダイレクトマーケティング)

・10月に買ったけどまだあまり触ってないゲーム
Ginga Force / 2D STG / Steam
LunarLux / RPG / Steam
Schildmaido MX / 2D STG / Steam
わくわくスイーツ あまい おかしが できるかな? / ADV / Switch
Legend of Keepers Collection / ローグライトSLG / Switch

▽11月

STAR OCEAN THE SECOND STORY R / RPG / Switch / 20時間 / 未クリア
スターオーシャンシリーズ第2作目のリメイク作品です。主人公の「スポーティな視線」でも有名ですね。自分もPS時代に学校のクラス内で流行ってたので購入してプレイし、IC(アイテムクリエイション)やPA(プライベートアクション:仲間キャラとの交流イベント)はそこそこ適当に、エンディング近くまではやった記憶があります。確か興味本位でラスボスを真ガブリエル状態にしてしまったせいでクリア出来ずに積んだんだったかな・・・。それはそれとして、十賢者戦のバリエーション豊かなバトルBGMを始めとしてこのゲームで一番好きな曲は通常ボスバトルの「Dynamite」だったりします。いわゆる桜庭節を意識して聴くようになったきっかけは、このSO2からです。VPの曲も好きだったなぁ。今作ではBGMを原作かアレンジか選べるのですが、原曲至上主義者なので迷わず前者でプレイしました。
リメイク版はおおむね原作を踏襲しつつ、ファストトラベル完備、PA発生地点の表示有り(時限込み)、ICスキルのまとめ上げ、バトルスキルの簡略化など、各種の便利機能が追加されて非常に遊びやすくなりました。ストーリーの主軸にあるクロードとレナの恋愛劇自体は、大人になった今では正直子どもの恋愛ごっこレベルかなと感じてしまうのですが、それも含めて原作をしっかり踏まえた良いリメイクと言えるでしょう。
といったところでいいペースでプレイを進めてたんですが、途中で別のゲームにうつつを抜かしてしまい中断。進行度は、確かエナジーネーデ編に入った直後あたりだったと思います。つまらなくて終えたわけではないので、またそのうち再開するつもりです。

Risk of Rain Returns / ローグライクACT / Steam・Switch / 30時間 / 小雨でクリア
特にプレイ予定が無かったんだけどRoRというゲーム自体は以前から気になっていたので、いい機会だから少しやってみようと気が向いたタイトルです。海外製ですが標準で日本語訳有り。
サイドビュータイプでマップの出現順がランダムかつ入手出来るアイテム(装備)もある程度ランダム、毎回レベル1からスタート、というローグライクなアクションゲームです。初回起動時に選択できるキャラは2種類のみですが、条件をアンロックすることで使用可能なキャラ・スキルが増えていきます。全6ステージで、内部構造は何種類かの中からランダムに選ばれるようです。後半の5・6面はマップ固定ですが内部構造に関してはやはりランダムな模様。それに加えて、ステージ開始からの時間経過によって出現するモンスターの数や種類が増えていくという、時間が経てば経つほど難易度が上がる仕組みがほどよい緊張感を与えています。なお、ゲームの難易度を「小雨」「大雨(デフォルト難度)」「暴風雨」の3種類からオプションで設定できます。自分はデフォルトの難易度が難しく感じたので、今は小雨でしか遊んでいませんがアチーブメント取得やアンロックには特に影響しないようです。ライトゲーマーな自分にはとても助かる仕様ですね。簡単なモードとはいえ、後半ステージでの無双感はたっぷり味わえます。今でもふと何となくやりたくなる軽い中毒性があります。
本作には上述の全6ステージを踏破して不時着した惑星から脱出するというストーリーモードのほかに、おそらくリメイク版で追加になった「プロヴィデンス・トライアル」というモードが存在します。これは簡単に言うと使用キャラ・スキル・ステージが全て固定されたチャレンジモードで、クリアによって主にプレイヤーキャラの使用できるスキルがアンロックされるようになっています。ただ、個人的にはこのモードが特に面白く感じられず、最初の1個だけプレイしてその後はやってません。
本編に比べてかなりシビアなアクション操作を要求されるため、数回〜数十回あるいはそれ以上のリトライ前提の作りなのですが、クリア出来なければその分時間は無駄になってしまいます。もちろん個人の好みにもよりますが、自分としてはゲームをやって時間を無駄にするのは嫌いなので、何かしら得るもの(未発見のアイテムやアチーブ達成)がある本編だけやるほうがいいや、となったわけですね。トライアルを面白いと思う人はいると思いますが、それこそDLCでよかったのでは?と思ったりして。本編に入れるならボスラッシュモードとか1〜3ステージくらいで完結するスピードランモードとかのほうが楽しいんじゃないでしょうか。
ところで、本作はSteamで先にリリースされてSwitch版は後から発売したのですが僕は両方買いました。なぜかって? どっちでも遊びたかったから・・・。同じゲームを別々のプラットフォームで買うのは一見無駄に見えるかもしれませんが、「今日はPC起動して別のゲーム遊んでから本作も遊びたい」とか、「疲れてるし寝る前にちょっとだけ寝転んで遊びたい」とか、あらゆる状況で「遊びたい時に遊べる」というのは良いものなのです。贅沢な楽しみ方?それはそう。

FINAL FANTASY VIII Remasterd / RPG / Switch / 12時間 / 未クリア
7月にFF7と一緒にセールで買い置きしていたFF8もちょこっとプレイしました。リマスター版のゲーム速度を3倍にする機能が地味に便利というかこれを使わないとGF召喚が長すぎてかったるいです。というか、当時よく等速で我慢できたな・・・?と思わざるを得ない。
原作のPS版当時はストーリーやシステムが良くわからないまま進めていて最後までプレイできたのか記憶も怪しいのですが、大人になった今やってみると「なるほど、子ども(学生)が戦争に傭兵として参加してる話なのね」と言うふうになんとなく理解できました。いや、それも随分はしょった言い方なのでアレなんですが。それで、魔女という存在が世界情勢を危ういものにしているので討伐するぞ、という辺りで今はプレイを一旦中断。
本作では、一応キャラクターのレベル概念はあるのですが、主にステータスを伸ばすのはガーディアンフォース(シリーズでいう召喚獣)と魔法をジャンクション(装備)して得られるものがメインです。その魔法自体も街やダンジョンで拾うとか敵から「ドロー」して得るとか、FFどころか他のRPGでも見たことのないような特殊なシステムの嵐で当時のゲームキッズたちをFFから蹴落としてしまったのが、このFF8であると言えるのかもしれません。
当時に言われていた”ムービーゲー”という揶揄については、半分当たりというか当時目立ってしまっただけでゲームの進行には無駄なものではなかった、というのが個人的な意見です。実際、原点回帰をうたったFF9やハードの進化で美麗になったFF10以降の作品でもムービーシーンの長さ自体は8と大差ないと思います。調べたことはないけど。
さて、更に個人的な意見を述べますと、FF8のキャラクターたちはどちらかというとリアル調のデザインで大人びて見えるのが、混乱の元だったのでないかと思うのです。実際のゲームでの彼らの言動が中高生くらいというか、特に主人公のスコール君(たぶんモデルはグ●イのTeru)やヒロインのリノア(モデルは松た●子)が喋るセリフは見た目とのギャップが激しかった。他の人はどうか知りませんが、自分が当時このゲームにはまれなかったのは、おそらくそういった理由もあるのではないかと思ったりしました。
要するに、今やるとFF8面白いね。セール時は7と同様1000円くらいで買えるのでおすすめです。また合間を見て進めたいですね。

上に天井がある。 / ADV / Steam / 1時間 / クリア
オータムセールで購入したポイントクリック型のオーソドックスなADV。本作は、主人公の子がベッドから目覚める事から始まって”この世界”から脱出することを目的にゲームが進んでいきます。ご親切にもクリックするポイントが始めから表示されているので試行錯誤自体は楽ちん。海外製ですが日本語訳があります。
ゲーム中は、某ゆめにっきのようなノイズとも環境音とも言えない奇妙なBGMが不安を誘いますが、怖いシーンはあんまりないのでホラー苦手な自分でもプレイできました。お話自体もオチまで進めると「なぁんだ」と安心できるような、読後にほんわかした気分にすらなれるハートフルなゲームです。定価も235円と安く、何かのついでに気軽にお買い求めいただけると思います。全実績解除まで遊んでも1時間掛からず終えられるので、本当に何かの隙間にちょっとした小説を読むくらいの感覚で遊べます。
余談ですが本作を知ったきっかけは、7月のゲームで紹介した「Endless Monday」の日本語訳を作られた方のXのポストから。本作でも日本語翻訳を担当されているようです。自分がこういったノベルゲーに手を出すようになった、ある意味きっかけでもあるのが「Endless〜」なので、このお方の翻訳するゲームあるいは紹介しているゲームが、ノベルタイプのADVを選ぶ一種の指標になっていたりします。ということでこの場を借りて勝手に謝辞を述べさせていただきます(もちろんここは見てないと思うけど)。

うつ病の部屋 / ADV / Steam / 1.5時間 / クリア
「鬱」を患った主人公が、社会生活の中でどのように苦しんでいるのか、どう生きるのかを模索するADV。選択肢を選ぶというよりは所々で「正しい数字を選ぶ」「正しい組み合わせを選ぶ」というようなミニゲームを解きながらストーリーが進行していきます。ただ、正確にはゲームというより「うつ病」というものがどんなものかを紹介するような教材めいたアプリと言ったほうが正しいかも。なんでそんなものをプレイすることになったの?と言われると、まぁたまたま目に止まったから・・・としか言いようが無い。自分は昔うつかも?と思っていた時期があったりなかったりしましたが、本作をプレイする限りでは全くうつでは無かったのではないかと思います。
ちなみに、要所要所で「鬱」の心情を表現するのに「トンネル内を移動して張り紙を読む」という作業があるのですが、自分はこれが滅茶苦茶酔ってしまってキツかったです(張り紙を読むために視点をぐるぐる動かすので)。これはゲームを作った人も「まさかそんなところで?」と思うでしょうし僕もそう思いました。人間、何処で何があるか分からないものです。
それはそれとして、ゲーム自体は1時間強あれば全実績解除できる超短編な作り。肝心のお話のオチは個人的には「えっ、これで終わりなんだ」と微妙に感じたんですが、あくまで個人の感想です。「鬱」について正確に知りたいという方はお手に取ってみてはいかがでしょうか。

・11月に購入してまだあまり触ってないゲーム
inbento : インベントウ / パズル / Switch
LoveR Kiss(ラヴアール キス) / ADV / Switch
アーケードアーカイブス ゼクセクス / 2D STG / Switch
アーケードアーカイブス グラディウスIII 伝説から神話へ / 2D STG / Switch
When The Past Was Around / ADV / Steam
A Space for the Unbound / ADV / Steam
7Days Origins / ADV / Steam
Zero Wing / 2D STG / Steam
爆裂!スイーツランド - PANIC IN SWEETS LAND - / ACT / Steam
・・・11月ちょっと買いすぎましたね。

▽12月

・FINAL FANTASY XIV Online / MMORPG / Windows10 / ???時間
もはや有名になりすぎた国産オンラインRPGの雄。7月頃にパッチ6.4までのメインクエストやらクロニクルクエストやらに手をつけたあと、ソロDD(オルトエウレカ)をちょっとだけ楽しんだりしていました。その後9月頭くらいまで細々とルレとかやりつつ少し休んで、10月頃に6.5メインだけやってやる気が終了。次遊ぶのはたぶん6.55の最後のメインクエ実装時か、来年夏?の7.0リリース時期でしょうか・・・と思っていたのですが12月頭頃に何となく再開。実装されたのを知らなかった新VD、アロアロ島や気が向いたらルーレットなんかを一人で遊んでいます。フォールなんとかのコラボも少しやってみたんですが「これ、何がおもろいんや・・・?」と感じてしまいました。12月末で終了してしまうようなので、報酬欲しさにちょっとやろうかと思ったんですがぶっちゃけ苦行でした。一緒に遊べる友達がいたら感想も変わったんでしょうか。オンゲはもう向いてない。
ちなみに、新生エオルゼア(ロンチ時点)+拡張パッケージ2本分までを無料で体験できるフリートライアルは誰でも新規ですぐに遊ぶことができます。月額課金はちょっと、という方でも興味があればPS4/5、Windowsのいずれかで始めることができるので、この冬休みにいかがでしょうか。マイペースに遊ぶだけなら人間と関わらずにソロで十分遊べますよ。みんなもララフェル(プレイヤーキャラ)を作って思う存分愛でよう。

Hazelnut Hex / 2D STG / Steam / 1時間 / 一応クリア
海外製の横スクロールSTG。全5ステージ+5面ボスのあとにラスボスが出てきて倒せばクリア。どちらかというと弾幕寄りだが、チャージ式ショットで弾消し有り。ボムに相当する極太レーザーでも弾消しが出来て、消した弾の数に倍率がかかってボーナススコアが入ります。稼ぐのならこの辺をうまくやる感じでしょうか。
リリース初日にPCで2回コンティニューして一応クリアまでやってみましたが、後半面が結構難しいです。ゲーム全体を通して弾数がそこそこ多めなのはもちろん、小玉と大玉の時間差攻撃だったり氷の障害物も有り(壊せるけど)、となかなかギミックに凝っています。なおかつボスは人型がメインで小さいので、チャージ攻撃が当てづらいという難しさも。
全体的にカラフルな色使いの画面で、東方シリーズのようなボス前の掛け合いが入ってストーリーはコミカル風味。プレイしてて「ネコネイビー」を思い出しましたが、製作側が影響を受けているのかどうかは分かりません。値段もお安いしSwitch版もあるので、雰囲気が気になったらどうぞ。

怒首領蜂大往生 臨廻転生 / 2D STG / Switch / 4時間 / 1CCはムリ
STG界隈では高難易度で知られる超有名タイトルで、弾幕STGというジャンル及びケイブという会社の知名度を一気に押し上げた作品でもあります。本作は、これまでスマホ版やXbox360移植版はありましたが現行機の移植が熱望されていたところに、今年M2(開発会社)から直々に移植発表があり、界隈ではちょっとしたお祭り騒ぎになったりもしていました。
ゲーム進行はオーソドックスなショット・レーザー+ボムに加えて、「ハイパーゲージ」を貯めて撃てるハイパーショット・レーザーを使って弾幕を掻い潜り、全5ステージを踏破するというもの。しかしながら自機選択が意外と複雑で、2機体×兵装3種の計6パターンが存在します。ボタン単発のショットか長押しのレーザーか、という攻撃方法の選択もあるうえに、ステージ中に隠された「蜂アイテム」の存在。敵を撃つ・倒すことで繋がるコンボゲージ・・・というふうに、弾幕系の走りとも言われる本作は、実際のところゲームシステムの理解がまず難しいという面があるのではないでしょうか。
さて、冒頭に「高難易度」と書いたとおりゲーム自体がとても難しく、1面ボスからして高速でばらまかれる放射弾に自機狙いにと初見殺しが満載です。普段自分がアーケード作品をあまり遊ばないのは、それらが高難易度だからというのも理由の一つなのですが、本作はしっかり限定版を予約して入手しました。そして案の定難しくてちょっと挫け気味なのですが、これはもちろん想定通りです。それでも、長年STGジャンルを嗜好してきて、この大往生に触れないまま生きていくのはもったいなかろう・・・というよく分からない理由を付けて実際やってみて「やっぱ難しいわ!ガハハ!」と笑っているので、まあ満足はしました。
なお、本作には「スーパーイージーモード」も搭載されています。その名のとおり誰でも1周クリアを体験できるように新設されたモードで、いわゆる真ラスボスである「緋蜂」とも戦うことができます。緋蜂は、本来は2周目黄流(5面ボス)の後の後に控えている最終鬼畜兵器なのですが、イージーモードでは1周目で体験できちゃいます。イージーとはいえ流石に真ラスボスの名に相応しく弾幕は激しく、ボムバリアはもちろん健在。特にノーミスクリアを目指す場合はかなり難しいと思います。
イージーモードの他にも多様なアレンジモードやステージを細かく区切って練習できるモードがあるので、自分に合った遊び方を選択できるのも現代に蘇った移植作品ならでは。普段STGには慣れてないよという方がいきなり触るのはちょっと難しいかもしれませんが、やはりある時代を象徴する作品であることは間違いないので、この機会にご興味を持ってみてはいかがでしょうか。STGは楽しいよ、おいで!

Neon Abyss:デラックス版 / ローグライク横ACT / Switch / 0.5時間 / 未クリア
『Risk of Rain R』が思いのほか楽しめたので、似たようなローグライクなこちらも面白いかなと思って購入しました。DLC入りのがセールで割引率高かったのも決め手になりました。
チュートリアル+1、2ステージくらいをやってみて、やはりノーマル難度が難しく感じたので次からは簡単なのに落とそうかなと思いました。なお、こちらのゲームはスキル制ではなく取得した武器によって弾が変わるのですが、序盤なのもあってか攻撃力が低く体力も少ないため、どちらかというとアクションゲームとしての回避テクが求められる気がしました。先の部屋に進むためには敵を全滅させる必要があるっぽいので(ドアがロックされる)、やはりアイテム運と中の人性能が重要かもしれません・・・つまり下手くそな自分にはあまり楽しめない可能性がありそう。

One Step From Eden / ローグライクカードデッキ構築ACT / Switch / 0時間 / 未クリア 
PC(Steam)版を何年か前に買って遊んでいるものの、難しすぎてあまり楽しめなかったゲームです。ただ、このゲームのBGMはとても気に入っていて、当時作曲者がSoundCloudで公開していたサウンドトラックを良く聞いていました。しばらくはプレイ意欲が途絶えていたのですが、最近youtubeを眺めていたら偶然RiJの本作RTA動画を見つけて視聴し、また少し興味が湧いてなんとなくPC版を再プレイしたりしていたのが11月頃の話です。まあ、腕前は購入当時とほぼ変わりなくクリアは出来ませんでしたが・・・。
そんな中、決心してiTunesで本作のサントラを(本当に今更ながら)購入して聞きまくっていたり、タイミング良くSwitch版がセールになっていたのでダブスタと知りつつ再購入したのがついこの間。なんだかDiabloIIIといいRoRRといい、同じものを何度も買うのに慣れちゃってきましたね。まだ本体にインストールしただけですが、そのうちプレイ感を確かめたいと思います。
軽くゲームのシステムを紹介しますと、いわゆるスレスパタイプのカードデッキ構築型ローグライクです。ただ、戦闘時は敵味方が4×4マスの自陣内でキャラを操作しながら引いたカードで攻撃を行ったり避けたりする、アクション性が強いゲームとなっております。僕は未プレイですが、ロックマンエグゼというゲームがインスパイア元?らしいです。道中の敵を倒したりイベントをこなしてお金を稼いだりカードを手に入れたりしながら、最後に待ち構えるボスを倒せばステージクリア。これを7ステージ繰り返して最後に待ち構えるラスボスを倒せばゲームクリアになるのですが、ボスに対する行動によってEDが分岐するようです。具体的に言うと、ボス打倒後にそのままとどめをさすか見逃すかが条件になっています。まあ、ボスを見逃すとHPを回復してくれるので、通常は後者を選ぶと思います。回復手段に乏しい本作では、敵の攻撃は原則当たってはいけないのでとにかく難しいです。でもまたやりたくなっちゃう。曲が良いから。おすすめです。
ちなみに以前自分が紹介したゲーム・Maiden&Spellと同じ方が作曲しています。リリース自体はOSFMのほうが先。

ロマンシング サガ2 / RPG / Switch / 4時間 / 未クリア
スクウェアが1993年にリリースしたSFCの名作RPG。ちょうどFF5とFF6の間くらいでしょうか。あの頃は毎年のようにこんなゲームが発売されてたってことですね。それはともかく、プレイヤーはバレンヌ帝国代々の皇帝として仲間を率い、七英雄を倒したり倒さなかったりして領土を広げ、全土統一の旅に出る・・・という壮大な歴史を体感できる本作は、当時にはまだ珍しかった「フリーシナリオ」を謳ったRPGでもあります。実際、序盤のジェラール皇帝の次の世代くらいから行ける場所が急に広がって面食らうことになるのですが、それこそプレイヤーの数だけ異なるパーティと攻略順が存在すると言っても過言ではないでしょう。
しかしながら、既存のレベル制ではなく各技能ごとにある熟練度と、戦闘回数によって変化する敵の強さ、対策しないと初見殺し満載の七英雄戦、意図せず起きてしまう年代ジャンプ(「⚫︎⚫︎年後」の字幕)、ぱっと見では分からない武器防具の隠しステータスなどなど、数々の特殊なゲームシステムによって当時のキッズたちのやる気を破壊した激ムズRPGでもありました。なんだか似たような話を上にも書いたような・・・。
あの頃、確か自分は小学校高学年か中学生くらいだったと思います。クラス内で話題になるくらい流行したゲームではありましたが、クリアしたという話は聞こえてきませんでした。本作のROMカセットは所有しているものの、自力でクリアした経験はまだありません。
個人的におやつ氏のゆっくり実況動画を見るのが好きで、本作についても氏の動画から得た知識だけで少々頭でっかちになっている、という自覚がありました。ということで、画面がきれいになり強くてニューゲームなどの機能も追加されて遊びやすくなった?本作、リマスター版をこの度購入いたしました。例によってほしいものリストには入っていたのですが、優先度の問題で後回しになっていたのを、今回のセールで気が向いたのでやってみることにしました。
いまの進行度は、運河要塞をクリアしてジェラール世代を漸く終えたあたりです。稼ぎなど特に意識せずに普通にプレイを進めているのですが、そろそろ雑魚敵の被ダメがしんどくなってきました。このままとりあえずやってみて、厳しそうならつよニューしようかなあ、くらいの気軽さで遊んでいこうと思います。ゲームは好きに遊べば良かろうなのだ。

最後に

さて、触れたいゲームだけを書いてきたつもりなのですが、それでも30000字くらいになってしまいました。果てしない自己満足であることは分かっていながら途中で止まることもできず、どうせ書くならと宣伝も兼ねた感想文だったのですが、何か響いたゲームはありますでしょうか。一つでも興味を持たれたタイトルがあるのなら、ひと月近くかけて書いた甲斐もあったというものです。
ゼルダやエルデンリングやポケモンにマリオのような、いわゆる「大作」は全くプレイしないしあまり興味もないのですが、その辺はまぁ他の人が死ぬほど語ってるだろうし、これぐらいニッチなゲーム感想文があってもいいのではないでしょうか。
久しぶりにX以外で文章を書く行為をしましたが、やはり「自分はこう思ってる、自分はこうだった」と好き勝手に語れるのは良いですね。隙あらば自分語りをしてもいいんだ。疲れたらインターネットを閉じましょう。
それではまた。

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