「大切だからこそ理解したい」これからのパートナーシップ、どう伝えどう寄り添う?
「この人とずっと一緒にいたい」そう思ったとき、パートナーと良好な関係・理解し合える関係を築くために何ができるでしょうか?
日々共に過ごしている中での些細なケンカから、結婚・出産・子育て・姓といった大きなものまで、パートナー間には二人で話し合うことがたくさんあると思います。
また、女性には、生理やPMSによって心と身体に数々の不調も起こります。パートナーが理解して寄り添ってくれれば…と、思ってしまう女性もいるのではないでしょうか。
こんなとき、みなさんはどうパートナーに伝えているんだろう。また、パートナーはどんな気持ちで寄り添っているんだろう。
そこで、ランドリーボックスでは、様々なカップルの体験談や普段大切にしている過ごし方などを取材し、パートナーシップ特集「これからのパートナーシップ | どう伝える?どう寄り添う?」を1カ月にわたってお届けしてきました。今回は、特集で取り上げた4組の夫婦のエピソードをご紹介したいと思います。
孤独感を感じながら、生理や妊娠・出産の負担に耐える女性が一人でも減ってほしい。そして、小さなストレスが積み重なり、二人が離れ離れになってしまわないために。お互いを理解し、寄り添う選択肢のひとつになれば幸いです。
夫が秘密で『ルナルナ』を使っていた。ある日、判明した夫の生理への理解
ライターのライターの阿部花恵さんは、ある日、妊活中でもないのに夫がこっそり生理周期を記録していたことを発見。一体なぜ…?戸惑っていたとき、夫から言われた「女の人ってほんとに大変だな、って思ったよ」という言葉。心温まるエッセイです。
「察して」はNG。お互いの得意・不得意を補い、何かあればしっかり言語化する
普段は医師として働きながら、性教育のコンテンツを作成し学校の授業やワークショップなども開催しているアクロストン夫婦。お二人が大切にしているのは、「「生理」「PMS」などの体調不良と、食あたりや風邪、単なる疲労といった体調不良は全く同じもの。辛いときは休めばいい」ということ。なぜ、お二人はこう考えるようになったのでしょうか?
要求や体調不良は口に出す、お互いの得意・不得意なことを理解し補い合うなど、快適に過ごすためのコミュニケーションについてお聞きしました。
身内下げは絶対にしない。積極的に愛情を口に出していく
ミレーナ挿入により、生理がラクになったという犬山紙子(いぬやま・かみこ)さん。元々、体調不良になりやすいタイプだという犬山さんは、パートナーに心身の不調をどう伝え、夫の劔樹人(つるぎ・みきと)さんはどのようにサポートしているのでしょうか?
「好きになった当時のこと、そして結婚してからも変わらない気持ちを積極的に伝える」と語る犬山さんと、劔さんにインタビューをしました。
世間ではなく、“二人にとって”大切なことを大切にする
「結婚=子どもを持つこと?」母体と赤ちゃんへのリスクが高まる「高齢出産」となる35歳をあと少しで迎える、ライターの村尾唯さん。しかし、村尾さん夫婦は、「私たちはそもそも子どもがほしいんだろうか」と悩む気持ちがありました。世間の「普通」ではなく、夫婦で話し合って見つけた「二人にとって大切なもの・幸せ」とは?
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いかがだったでしょうか?ランドリーボックスでは、今回ご紹介した以外にも様々なカップルの体験談やエピソードを紹介しています。
カップルの数だけ、選択肢や大切にしたいことはそれぞれだと思います。ランドリーボックスがその選択肢を提供できるきっかけになれば嬉しいです。それでは、次回もお楽しみに。
・写真:Laundry Box | Emi Kawasaki / Laundry Box | acrosstone | Kamiko Inuyama / Mikito Tsurugi | Yui Murao
・文:Nana/Laundry Box