好きなら上手にできるはず

　昨日の食べる事に関しての話に続き、また食べる関係のこと。
　暑い季節の食べ物といったら、わたしは冷やし中華に一票いれる。酸っぱいのが好きなので、醤油ダレがいい。それも、昔からあるインスタントの袋麺のやつ、水色の袋の。
　でも好きな癖にどこのメーカーか知らないなと思い調べてみたら、マルちゃんのものでした。
　パッケージに書いてあるのは、「冷やしラーメン」。ずっと冷やし中華だと思っていたものは、そうじゃなかったようです。人の記憶や好物なんてそんなもんです。

　それはそうと、冷やし中華って食べにくいっていうか、正しい食べ方が分からないと思いませんか？　パッケージを見ると、麺の上に綺麗に具を並べてある。
　わたしはいつも、最初に混ぜてから食べているんです。麺を皿の底から持ち上げるようにして、上にのった具材と中華麺とタレがしっかり混ざる様にしてから食べ始めたいんです。でもそうすると、箸で麺を持ち上げるときにピチャっと汁が周りに飛んじゃうんです。これがなんとももどかしくて、昔から気になるんですよね。端のほうから食べるところだけ少しずつほぐしながら食べる”ほぐして混ぜてを繰り返す時代”もあったんですが、イマイチなんだすよね。全部の具と麺が混ざった物を食べたいんです。キュウリと麺とか、ハムと卵と麺とかじゃ駄目だと思うんです。ちゃんと、オールスター状態の一口を食べるのが美味しいんだから。
　外食の時に冷やし中華を注文すると具を別皿で持ってくる来る店もある。でもそれは私にとって、一番がっかりです。それじゃあ、冷たい野菜乗せ麺みたいで、全然冷やし中華じゃない。見た目も大事なんです。
　どうやったら、上手く、美味く食べれられるんだろうか。
　今年の夏も頑張ります。