想う 〔詩〕
となりに並んで座るのが好き
自分が鳥だって気がついていれば
少し苦しいときも
切り抜いた空を
憧れることも無かったのかも
翼を腕と呼んでいた昨日は
汚れを洗い流して
猿のつもりになっていた
猿が嫌いな訳じゃなくて
一緒にいた猿たちは大好き
誰よりも大切な気持ちに嘘はない
でも
上手くハグできないのは
自分の心が
未熟だと思っていたけど
翼でするコミュニケーションとしては
やり難かっただけみたい
だから今日も並んで座る
切り取った空を見ながら
それだけで
嬉しい
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