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2025年 新年のご挨拶

謹賀新年

あけましておめでとうございます!
2025年が幕を開けました。
皆様はどのように新年を迎えられていますか?

劇団5454は目まぐるしい1年間を終え、各々ゆっくり新しい年の始まりを過ごしています。

昨年は春に、高品雄基・岸田百波を新劇団員に迎えました。
2人の入団に皆様からも多くの喜びのお声をいただき、より一層温かな力が劇団に漲る活動期間となりました。さらに活発になった5454の姿が、皆様に元気をお届けできる存在でありましたら幸いです。

6月にはMMJ様のプロデュースにより、5454の代表作『ト音』を、憧れの劇場 紀伊國屋ホールで上演することができました。
過去、劇団でも再演を重ねてきた作品ですが、実力と魅力を兼ね備えたキャスト陣によって、そして演劇へ大きな愛を持って一から積み上げてくれたプロデューサーによって、『ト音』がひとつの完成形を迎えることができました。
また、『ト音』で劇団5454を知ってくださった方も多くいらっしゃって、その出会いが本当に嬉しい公演でもありました。

夏には、企画公演『宿りして/古膜』を上演しました。
ワークショップ参加メンバーで創作した『古膜』、5454が“演劇”を楽しみ突き詰め創った『宿りして』。2本の中編は、下北沢の小さな規模の劇場で、濃密な時間をくれた作品になりました。ストイックな創作期間は、劇団の作品づくりに広がりを持たせてくれたことを感じています。

本公演では、『ねもはも』という新作を引っ提げ、札幌・東京のツアーに挑みました。
昨年からのご縁で叶った札幌公演では、今年も弦巻さん・弦巻楽団の皆様に大きな助けをお借りしてお客様に楽しんでいただくことができました。そして、演出を大きく変えて戻って来た東京公演。5454の真骨頂という反響もいただき、大きな力と励みになりました。
これまでの5454の要素をぎゅっと詰め込み、且つこれまでにないチャレンジを1歩踏み出した『ねもはも』は、間違いなくこれからの劇団5454の演劇に影響を与えてくれる作品です。
共に歩んでくれたキャスト・スタッフ、そして何より、足を運んでくださった皆様、応援してくださった皆様がいてこそ、進むことができた道だと感じております。

振り返ると、多くの劇場公演の機会に恵まれ、演劇の楽しさを再認識できた贅沢な1年間だったと、幸せな気持ちが溢れてきます。
これもひとえに、皆様の温かい応援とお力添えのおかげと、深く感謝申し上げます。

本年は、好評をいただいた企画公演の第2弾として、ワークショップメンバーとの公演を予定しております。
そして夏に3度目の札幌公演もございます。札幌演劇シーズンという催しの一環で、再び『宿りして』を持って札幌の皆様に会いに行く予定です!
ぜひ今後もご注目いただけますと幸いです。

最後に、恒例になりつつある劇団員のイラストで新年のご挨拶を締めくくらせていただきます。

2025年が良き1年となりますよう、皆様の発展をお祈り申し上げます。
本年もどうぞどうぞお願いいたします。

令和七年 劇団5454一同

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