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no rain no rainbow...
「私の人生どうしたらいいの?」ここ1週間、毎日考えていた。
私の選択は間違っていたのだろうか。無難に、みんなと一緒に教員採用試験を受ければ良かったんじゃないだろうか。いつから人と同じレールに乗ることを辞めたんだろう…。
そんな考えがずっと頭の中をよぎっていた。「留学」に行くことを考えて、教育実習も1年間で2つ行かせてもらった。単位も取れるだけ取った。休学届も出した。奨学金もストップさせた。学生ビザも取った。航空券も取った。あとは飛び立つだけだったんだ。なのに…なのに…コロナウイルスのせいで留学を延期せざるを得なくなった。正直、カナダに行くことはできたかもしれない。出発ギリギリまで待てばよかったかもしれない…。
でも親を心配させてまで行くことは、私にはできなかった。ずっと留学を応援してくれていた両親。カナダに行って、慣れない土地で14日間隔離生活を送れる自信がなかった。語学学校がオンライン授業に切り替わっているタイミングで、目的を果たす自信がなかった。全世界の人々がウイルスを警戒している中で、心から仲間になれる自信がなかった。もしウイルスに感染したときに生き延びることができるか自信がなかった。
自信がなさすぎたから、私は留学に行くことを諦めた。でもこの選択が正しかったのか、今はわからない。
今年1年間大学に通えば、私は大学を卒業する。卒業した後に留学に行くという選択肢もある。でも「新卒」というブランドはなくなる。教員採用試験を受けたとしても、社会人1年目は25歳。新卒なんて、年齢なんて関係ないのかもしれない。でも私は「女」だ。子どもも欲しい。結婚もしたい。今は昔より、女性が活躍しやすい社会かもしれない。それでも、出産にリミットはある。そんなことを考えていたら、涙は自然と溢れてくるのだ。将来がどうなるかわからない私と、彼は一緒にいてくれるのだろうかという不安も頭をよぎる。
彼は「出産や結婚から、逆算して考えなくていいじゃん。」と言う。彼のように「2人が一緒にいる」という未来の先に、結婚があるという考え方も頭では十分わかっている。それでも男性と女性は考え方が違うんだなと痛感する。
私の夢は、大好きな人のお嫁さんになって、かわいい子どもたちに囲まれて暮らすこと。それが最大の夢。馬鹿げているという人もいるかもしれないが、私の1番の夢はお嫁さんになってママになることなんだ。
その夢を叶えるためには、留学を諦めた方がいいのだろうか。留学に行くって、完璧な目的がないといけないんだろうか。留学経験を就活に活かさないといけないんだろうか。もう本当にわからない。ゴールが見えない、真っ暗なトンネルに放り込まれたみたいだ。
いくら考えても、答えはすぐには出なそうだ。私には、自分が決めた選択を「正解」にするしかないみたいだ。
留学を諦めた日に、友人と行ったカフェにあった言葉。
「No rain No rainbow」 だいすきなハワイの言葉。雨が降らなければ、虹は出ない。私の人生にもいつか虹がかかると信じて、今はできることを1つずつがんばろうと思う。この言葉を贈ってくれるなんて、神様はまだ私を見捨ててはいないみたい。
1年後、笑って自分の道を歩けますように。絶対 歩いてみせる✌
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