人類が生き残るための人類同士の争い
ホモサピエンスが「虚構」を信じることで生存競争に勝ち、現在まで発展をしてきたと言われる。
宗教をはじめ、最近では感染症による自粛の是非やワクチンの
効果、副作用などにおいて、人類は様々な···、
時に、対立する考えや価値観の主張があり、人はそれぞれの
「虚構」を信じている。
とはいえ···
宗教、文化、価値観など、人類は何を信じ大切にするかで、
これまで、幾度も戦争などを起こしてきた。
ナチスの優勢思想でさえ何千万人が一時信じていた。
しかし、目の前で見たことしか信じられない
ネアンデルタール人は、小さなコミュニティしか維持できず、
変化にも適応できずに結果滅びらしい。
見たことの無いものでも信じることができた
ホモサピエンスは生き残ったという。
ただし、いつも複数の信じるべき価値観が発生し続ける訳で、
それに人類同士は何千年も争いを繰り返してきた。
70億人が複数の考え方に分かれず、簡単に一つの考え(虚構)を
信じ統一できるとすれば···もし仮に、コロナのワクチンは
一切効果なしと流布してしまった場合、誰一人それを疑わず、
争わず、ワクチンを打つのを止めてしまうとしたら、極端に
いえば人類は滅亡する可能性がある。
とすれば、人類以外の生命体から人類が滅亡してしまわない
ためには、様々な価値観や新しい発想が生まれ、それを
言い争い、時に人類同士が喧嘩し合うことで、他の生命体に
駆逐されることを防いでいると考えることもできる···
自粛すべきと言う人、信じる人
ワクチン打つべき、打たないべきと言う人、
それらを信じる人…
それら価値観分断が人類の生存確率を高めているのか?
戦争は絶対的に望ましくないが、人類同士が争うと
人類は生存し続ける···という見方もあるのではないか?
などと考える。