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カードライバー翔という作品

不遇だったとしか




 少し昔、かいけつゾロリやおしりたんていを出版しているポプラ社が出していたカードゲーム、ライブオン。マンガ・アニメとメディアミックスされた「カードライバー翔」では、登場人物がカード内のモンスターに変身して戦う、という他のカードゲームにない要素がありました。
・主人公が変身するタテガミウルフのビジュアルの完成度がかなり高い
・見た目がかっこいいのにまだ子供な主人公がはしゃいでいるそのギャップが最高
・やたら表情豊か(特にやられ顔)で元人間感が凄まじい
 とかなり良い作品だった覚えがあります。カードが上から被さってきて、それを突き破って変身、という変身の仕方もよかった。主人公の相棒のイヌのペダルも当時はファンアートが多かった。アニメも、監督から主題歌までスタッフにも力が入っていたみたいです。
 そんなタテガミウルフが最高だったライブオンですが、当時のカードゲーム市場は競争が激しかったようで志半ばで事業撤退してしまいます。今だったらスマホアプリなど別の舞台で勝負できていたかもしれないし、ファンアートも量産されていたかもしれない、と思うと、いろいろ不遇な作品だったなぁ、と感じます。

YouTubeでアニメ版の1話が見れるみたいですね。最後の方で変身してるので、そのご尊顔を是非ご覧ください。

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