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なぜ「ドイツ人のすごい働き方」で、「ゆるっと」成果がでるのか?

こんにちは、ドイツ在住17年、
「人生を100倍楽しむ!」ドイツ式ライフコーチの西村 栄基(しげき)です
ニックネームは、「しげちゃん」です

ゆるっと」とは、頑張りすぎずに成功することです。 
リラックスして自分にプレッシャーをかけすぎないことで、目標を楽々達成できます。
一方、日本人はついつい「がんばる」姿勢で成果を出そうとしてしまいます。

では、ドイツ人の「ゆるっと」感と日本人の「がんばる」感にどのような具体的な違いがあるのでしょうか?

  • 労働時間休息の取り方

    • (日本)長時間労働が一般的となっていて、「がんばる」は遅くまで残業することや休日出勤の姿勢を示すこと

    • (ドイツ)「ゆるっと」仕事しながらも、効率的に働き、成果を出し、定時退社する

  • 休暇の取り方

    • (日本)上司や周囲からどう思われているのかが気になり、「がんばる」感を出すため、休暇の取得率が低い

    • (ドイツ)年間の休暇を積極的に消化して、リフレッシュする「ゆるっと」姿勢が奨励されている。

  • タスクへのアプローチ

    • (日本)細部へのこだわりや完璧主義で、タスクを徹底的にこなす「がんばる」マインドが染み付いている

    • (ドイツ)仕事の目的を常に意識し、効率よく進めること目指して、完璧を求めるよりは合理的な結果を重視する「ゆるっと」スタイル

  • コミュニケーションのスタイル

    • (日本)上司や先輩の意見を尊重して、直接的な意見を述べるのを避ける自分が「がんばる」スタイル

    • (ドイツ)直接的でオープンなコミュニケーションにより風通しのいい「ゆるっと」スタイル

  • 成果の評価方法

    • (日本)労働時間や努力の量が成果の評価に大きく影響するため、常に「がんばる」ファイティングポーズが崩せない

    • (ドイツ)成果の質と効率性が評価の中心で、どれだけ時間をかけたのではなく、どれだけ「ゆるっと」効率的に仕事を終えたのかが重視される

これらは、ドイツと日本の文化的背景や労働観の違いによって発生しているものです
よって、どちらがいいとか、悪い、と言うものではありません
ただ、どうせ同じ成果を出すのであれば、「がんばる」より、

ゆるっと

の方がいいと思いませんか?

そのポイントについては、次回の投稿で解説しますね!

その他、人生を豊かに過ごすためのヒントは、
9月24日発売予定の拙著

「ドイツ人のすごい働き方
  日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密」
  西村 栄基(著) 【すばる舎】

をご覧ください

では、また! 
しげちゃん


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