なぜ、「ドイツ人のすごい働き方」で老後の孤独が解消できるのか?
こんにちは、ドイツ在住17年、「人生を100倍楽しむ!」
ドイツ式ライフコーチの西村 栄基(しげき)です
ニックネームは、「しげちゃん」です
リタイア後の「孤独」は、今や日本でも深刻な社会問題です。
定年退職後、長年の職場の仲間や同僚と自然に疎遠になり、急に人間関係が希薄になってしまうことが多いのです。
この問題を、ドイツ流の働き方から解決策を学ぶことができます。
ドイツ流ワークスタイルの強み
ドイツでは、働き方の根本に「仕事とプライベートの両立」があります。仕事が効率重視である分、プライベートの時間も尊重されており、休暇取得も推奨されています。
この仕組みにより、ドイツ人は職場以外の活動にも自然に時間を割くようになります。実際に多くの人が有給休暇を利用して、趣味の活動やボランティア、地域活動に積極的に参加しているのです。
例えば、あるドイツ人の同僚が
「毎週水曜日は必ず地域のランニングサークルに参加しているんだ。仕事の後に汗をかいてリフレッシュして、仲間ともいい時間が過ごせるよ」
と言っていたことがあります。
彼にとっては、職場の同僚とはまた違う人間関係が、人生を豊かにしてくれる重要な要素なのです。
こうした関係は、引退後も継続していくため、孤立するリスクが少なくなります。
リタイア後も「孤独」にならない理由
ドイツでは、「人生100年時代」に向けたライフデザインが働き方に組み込まれており、引退後の孤独対策もキャリアの一部とされています。
早いうちから職場以外での人間関係を広げておくことが推奨されており、これによりリタイア後もスムーズに新しい活動や人間関係を持つことができるのです。
例えば、定年退職したあるドイツ人のエンジニアが、長年のキャリアの中で得た技術を活かして地元の子供向けのワークショップを開催しています。
「この活動のおかげで、子供たちの好奇心に触れることができ、今でも新しい気持ちで人生を楽しめているんだ」
と彼は話してくれました。
職場を離れても、新たな繋がりが生まれる仕組みが根付いているため、孤独を感じる暇もないようです。
その他、人生を豊かに過ごすためのヒントは拙著、
「ドイツ人のすごい働き方
日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密」
西村 栄基(著) 【すばる舎】
をご覧ください
では、また!
しげちゃん