歌と呼吸

2020年4月21日 22:53

歌に必要な呼吸といえばほとんどの人が、腹式呼吸！！って答えると思います😤
私もそのように最近まではレッスンしてました！
私は最近は呼吸のコントロールという言い方に変えました🤗

それはなぜか？

腹式呼吸という言葉に問題があるからです。この字のイメージでお腹にばかり意識がいき、腹筋などに力みが入り喉にも力が入るので、呼吸も浅くなるからです。

※腹式呼吸が悪いわけではありませんが、うまく生徒さんたちに伝わってないケースが多いように見受けられるからです。(時と場合によっては使ってることもあります)

それにしてもどうして...
呼吸の名称が日本にはいっぱいあるのでしょうか？　

例えば
腹式呼吸、胸式呼吸、肩呼吸、丹田呼吸、深呼吸など色々な呼吸の名前がありますね😅

どうやらこんなに呼吸の名前がついてるのは日本だけのようなのです🤔🤔

他のボイストレーナーの先生からも聞いたこともあります。

実は昔、中国の人やシンガポールの人に少しだけ教えていたことがあったのですが、その生徒さん達は、腹式呼吸とか胸式呼吸とか聞いたことがない感じでした🤔
「ブレスまたは呼吸という言葉しかないよ」って答えたのです。

なぜ日本に呼吸法が沢山あるか？は調べればわかると思いますが...。

ただ私が思うに歌うためには、最低でも英語やイタリア語のような言語の発声がいるのだと思います。
これらの言語は腹式呼吸が自然にできているのです。
なのでそこに注目しないのではないかな？と思います。

それに比べて、日本語はもともと胸式呼吸の言語ですので、歌うための発声、呼吸をある程度取得しないといけないのではないかと思います。なので、腹式呼吸で歌いなさい！ということになるのだと思います🤔🤔
(上手く説明できないのは語彙力のなさですね)

実は深呼吸する時に、
日本人の多くは息を鼻から(もしくは口)吸ってから息を吐きます。

ところが外人の大半が息を吐いてから吸うんです。

歌もできれば
歌ってから吸うの方が良いと思います。
力まなくていいので...。

本当に呼吸っていつも奥が深いなーって思います🤔🤔
生きてたら呼吸してますもんね。それを意識してコントロールしようとしてるんだから簡単のようにみえて、難しいのかもしれません🧐🧐

現在、呼吸のコントロールのしたかを分かりやすく伝えられるためのお勉強しています！
また色々お勉強したこととか書いていけたらなーと思います😍