ボイストレーナーへの道 PART3

そして高校卒業後
特に喉もこわさず、普通の大学生活を送り
手に職をつけよう音楽の専門学校へ行きました。
色々考えてレコーディングエンジニアコースに入学しました。
音響のことなど色々勉強し、学校の体験のお手伝いや、PAのお手伝いなど、忙しくしていました。ただ授業を受けていく中で
私にはこの仕事は違うなーと思ってました。

二年生に上がると同時にボーカルコースに転科しました。
そしてここでボイストレーナーを目指したいと思った先生に出会いました。

しかし
当時どうしたらなれるのもわからず...。

月日が過ぎ専門学校を卒業。

専門学校卒業後、

特に何かするわけでもなくバイトしながらクワイヤー(ゴスペル)素人ですが、歌っていていました。
この時に歌っていた歌い方は地声や裏声、クラシックの発声など入り乱れて歌っていました。
だから喉をよく壊していました。
ただ歌の先生などに発声を見てもらえば、
すぐに声の調子が戻り喉の炎症なども治っていたました。
だから何でこんなによく喉を壊すんやろ?
ぐらいにしか思っていませんでした。

そして、一年ほど経った頃
そろそろ年齢的にも働かないと...。
ということで音楽の専門学校のスタッフとしてバイトそして社員として働き始めていました。
そしてボーカル、ミュージシャンコース担当していたこともあり、いろんな生徒さんの歌を聞いたり、授業を見る機会が多くありました。

それで感化されたのか...。

専門学校時代のことを思い出し、
やっぱりボイストレーナーみたいな仕事がしたいと強く思い、仕事を辞めました。

その当時、
ボイストレーナーの仕事をするにはとりあえず、「歌手やMCなどになってなるもの!」みたいに思っていました。
とりあえず右も左もわからないので歌を習おうと思って、働いていた専門学校の先生に話をして教室を紹介してもらいました。

そして習い始めた歌の教室は
きちんと発声しましょう!というのがコンセプトの教室でした。

レッスンでは
呼吸や姿勢、歌い方などを教えて頂いていました。

そして、
レッスン始めて半年が経った頃、
担当の先生から電話があり、教室のレッスンの先生の空きができて募集するのでよかったら、面接受けてみない?と言われました。

実はこの教室に通う前に「将来ボイストレーナー」になりたいと話していましたので声をかけてくださったそうです。

そして、この教室のレッスンを受けてる生徒、そして音大卒ということもあり、先生になって教えてみたら?っていう事になりました。

そして短い研修を経てそこの教室にあるカリキュラムに沿って教えはじめました。

(実はこの教室に通うのと並行に専門学校で働いていたところは母校でもありましたので、教えてみたら?という事で2、3コマ持たせてもらって教え始めてました。)

歌の教室のカリキュラムのおかげで私は
ボイストレーナーの道を歩み始めました。

長文読んでくださりありがとうございます。

ここからは、ボイストレーナーになってから、苦労したことや心がけていたこと、目指していることなどを少しずつ書いていけたらと思います。