見出し画像

生きてるふりをしているだけ。

なんとなく気づいている。


私は生きてるふりを、ずっとしている。





これまで失ったものが大きすぎて

まともに前に進めない。




前に進むとはなんだろう。


まるで一歩進んで三歩さがっている。



誰のせいなんだろう。

私のせいなんだろう。


私のせいだけじゃないのは

わかっているけれど


どうしても自分を責めることをやめられない。



素直に、おめでとう、がいえない。
素直に、良かったね、がいえない。
素直に、ご免なさい、がいえない。





愛されたい。
でも愛される資格がない。

愛されるには、たくさんの人を傷つけすぎた。



どうして素直になれないの。
どうして素直になれないの。
どうして素直になれないの。


素直になったら、迷惑をかけるから。


嫌われるから。




誰にも迷惑をかけたくない。

ひっそりと命を散らしたい。




いつもギリギリだ。

今日もギリギリだ。

明日もギリギリだ。



感情をいったん切り離してみる。

事実を切り離してみる。

物事を、自分事と他人事に分ける。




そんなの、できる。

やってる。

し続けている。



それでも感情が荒れ狂ってしかたない。

いうことを聞いてくれない。




穏やかでありたい。

穏やかでありたい。

穏やかでありたい。



何度祈ったって、届くことのない祈りに。

今日も私はうなだれる。




「あなたの、その感性を大切にしてね」

「つらいときは、こまめに出しなよ?」

「よけいなことを考えすぎだよ」



わかった。わかった。

もうそれ以上は、つらいから。

聞きたくない。


そういって、あなたたちの教えを守った結果

いまのわたしがある。

あってしまっている。



感性をだしたら

何もいわずにみんな離れていった。


こまめに吐きだしたら

「お前のことを絶対に許さない」

っていわれた。


よけいなことを考えなくなったら

周りに誰もいなくなっていた。




どれもちゃんとやってきた。

言いつけを守って、やってきたよ?


自分なりにできる限りのことは、やり尽くしてきたよ。





それでも、どうしてこんなにもつらくなるの。


孤独になっていくの。



私は、誰に助けを求めればいいの。

どうすれば良かったのだろう。



「自分の機嫌が取れるのは、自分しかいないよ。」




わかりました。

メンタルが辛いから離れます。

一人になります。

あなたの言いつけに従います。




「えらいよ。自分から言えて」

「まわりを傷つけない選択をとったね」

「本当に、えらいよ」




でも、私は一人で苦しみ続けなきゃいけない。



え、人って元気じゃないと、助けてもらう資格すらないの?




それとも、私は、もう人を傷つけすぎたから、

もう、誰からも助けられる資格がないの?


なにがえらいの。


誰もいなくなった世界で

「えらく」なってどうするの。





誰もいない。

誰もいない。

誰もいない。





我慢。


我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。
我慢。




いつか、晴れる。

きっと晴れる。

晴れる。

晴れると、いって。

晴れるからって、いって。

嘘でもいいから。





また私から大事な物が抜け落ちる。


欠けていく。



自分が大嫌いだ。

大嫌いで大嫌いだ。



そんな感情の底の沼みたいな場所で、私は生きる。


生きているフリをしている。










愛されたい。


愛されたいよ。



助けて。


助けてよ。




誰か、私の52ヘルツを聞いて。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?