システム担当が会社のDX化を進める時に大事にしている事
私は今社内のシステム担当として働いている。
今回はその中でもDX化という業務内容にトピックを当てて話していこうと思う。
私の勤めている会社は公共交通機関で歴史ある会社だ。慣習を重んじている社風のためあまりDX化というのは進んでいない。
だが最近はDXという言葉にとても前のめりで、役員の人たちからも「DX化」の意思をよく伝えられる。
タイトルにも書いてある、
会社のDX化を進めるために私が大事にしているポイントはいくつかあるのだが、今回はその内2つを紹介させていただきたい。
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①深掘ってヒアリングする事
②自己満足にならない事
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①深掘ってヒアリングする事
同じような立場の人なら想像つくだろうが、会社で上の立場の人が希望する「DX化」には特に具体案があるわけではない。「なんとなくDX化してくれ」にほぼ等しい。
そこの「なんとなく」の部分を深掘り、会社に必要なDXを作っていけるかは私の腕の見せ所である。
「なんとなく」の中にはそう思うようになったきっかけのエピソードがあるのでそう言ったところを聞いていくと自分のやるべき事が見えてくる。
実務を担当している方からの希望の場合でも、話を聞いていると根本的な原因が違ったりするので、まずはしっかりコミュニケーションを取る事が大事である。
②自己満足にならない事
会社員である以上、そのDX化が会社に必要かどうかというのは考える必要がある。
自分がやりたい事、取り入れたい技術が必ず会社にとって必要なものと重なるとは限らない。
私の場合は会社がそんなに人数が多いわけでは無いので、上司だけでなく役員との距離が近い。
そのような人に直接聞きにいくと、会社として進めていくべきDX化の方向性も見えてくる。
ただし、役員の方によっても大事にしていることは違うので、可能であれば複数の人から聞いて共通点やそこから重要度の高い方ものを決めていくのもいいだろう。
最後に
会社にとって必要なDX化は日々変化していくし、上の立場の人でも気づかない事は沢山ある。
そう言った事にいち早く気づいて取り入れる事が私の役目だし、会社のいう事を全て鵜呑みにしてはいけない。
その為にも日々勉強しなければいけないと感じる毎日である。