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畑を耕す意味って何だっけ?

おはようございます!

野菜大好きひろせです!

家の近くに50m3のシェア畑を借りて家庭菜園に没頭中!

このラジオではこれから家庭菜園を始めるという人に役立つ情報をお届けしています!

ふと思ったんですよね。

僕、なんで土を耕してるんだっけ?
土作りしてるんだっけ?

まぁ耕すのは硬い土に空気を送り込んでふかふかにして野菜の根っこが伸びやすくするんだろうなってことは想像付きます。

でもわざわざ堆肥と言われる家畜の糞や広葉樹の落ち葉を醗酵させたものや、苦土石灰でpH調整したり、肥料を混ぜ込んだりするのは何故なの?

野菜を植えるまでの「耕す〜土作りの意味はなんですか?なんでやるの?」って聞かれたらちゃんと答えられないな…

ということで、

今日のお話は耕す意味、土作りの意味

についてお話します。

家庭菜園を始めたばかりの人には割と役立つ話だと思います^ ^

結論、海外出身の野菜たちの潜在能力を引き出すため。

何じゃそれって感じですよね。

最初に行った耕す意味は「硬い土をふかふかにして野菜の根っこが伸びやすくする」ってのはあってると思うし理解もできる。

問題は土作り。

なぜ堆肥とか色々と野菜ごとに量を変えながら混ぜるんだろう。

それには野菜の出身地、日本の土や環境を考えると答えが見えてきます。

まず野菜の出身地について。

例えば夏野菜で見てみると

・トマト→南米アンデス山脈高原地帯

・ナス→インド東部熱帯地域

・とうもろこし、いんげん→メキシコからボリビアあたりの中南米

・ズッキーニ→北アメリカ南部つまりアメリカとメキシコの境目あたり

どれもこれも日本とは気候も広さも高さもぜんぜん違うところ出身の野菜です。

日本の土に合うわけがない。

日本の土や環境はどうなんだろうというと日本の土は酸性よりです。そして雨が多い。

もともと炭酸カルシウムとかアルカリ性よりの成分も少ない上に雨がめちゃくちゃ降るから貴重なアルカリ成分も流されちゃって酸性になります。

しかももともと栄養素の少ない痩せた土が雨に流されて更に痩せていく…

だから日本の土は美味しい出汁を絞りきった味噌汁のだしパックの残りカスみたいなもんなんです。

関東ロームなんてぱっと見は黒くて栄養がありそうに感じますが実は栄養がありません。

そこに海外出身の野菜たちを植え付け育てようとするから堆肥を入れて、

微生物やミミズなどの小動物を集めて土をフカフカにして、

苦土石灰でpH調整をして野菜の好きな中性寄りの土にして、

痩せた土に栄養素を与えるために肥料を入れる。

そうやって土を作るんです。

まとめ

要は土作りをしないと海外出身の野菜が元気に育たないということですね!

これが耕す意味、土作りの意味です。


今日の話はここまでです!

家庭菜園ってほんと楽しいですよね!

野菜に元気をもらえる家庭菜園インスタもやってますのでよければ覗いてみてください。

ラジオを聴いてくれたあなたの今日が素敵な1日になりますように。

ひろせでした!またね!

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