「どんなチャレンジも"なんとか"する3つの秘訣」
皆さんこんばんは。
今日は私の41歳の誕生日ということで、バースデー配信を行なっています。
私自身は山口にいる母に、弊社プロデュースの「花キューピット for SDGs」を通じてお花を贈ったり、さまざまな方々からプレゼントをいただいたり、カフェで自分が直感的に良いなと思えるものに触れる時間をとったりと、とても充実した1日を過ごしていました。
「40代は面白いよ」と言われてきたのでとても楽しみにしていたのですが、噂通り、めちゃくちゃ面白いです。今までの伏線回収や、自分自身のことがよくわかってきたからこそ、自分が大切にしていることを大切にしている方々と出会えることなど、いろいろな意味で集大成として、味わせていただく年になったなと感じています。
そんな今日は、事前に公式LINEで実施したアンケートで僅差ながら1位になったテーマ、「どんなチャレンジもなんとかする3つの秘訣」についてお話ししていこうと思います。
最近ではカナダ移住が決まったこともお知らせしましたが、実は私個人だけでなく、ファミリーテーマも「チャレンジ」。何をするにしても、自分達がこれまでの延長線上にないチャレンジをしているかどうか、チャレンジするための土台の日々がしっかりしているかなどに対して、よく考えながら過ごしています。
今日はそんな中でも3つに絞り、皆さんにも役立つアイデアをお届けできたらと思っています。
秘訣①どんなチャレンジ?本当に飛び込むべき?を見極める
チャレンジには、自ら挑むチャレンジと、外から予期しないタイミングでやってくるチャレンジの2種類があるということは、皆さんもイメージしやすいのではないかと思います。
でも、実はもう一つ重要な軸があるんです。それは、「"ねばねばべきべき星人(笑)"に左右されていないかどうか」。
挑戦に対して、外からの物差しをもとに、「やらねばいけない」「これは挑戦すべきことだ」と打算的に考えているでしょうか。それとも、自分自身がワクワクしたり、ざわざわとコンフォートゾーンから抜け出せるような直感が生まれているでしょうか。
「べきべきねばねば」のチャレンジだと感じたら、「やらない」という決断もとても大事になります。チャレンジといえば挑まなくてはいけないというステレオタイプを持ったり、チャレンジできない自分を必要以上に貶めたりする必要はないんです。
なので、まずは「チャレンジ」という言葉に対して、自分がどんなイメージや定義づけをしているかを紐解く。その上で、このチャレンジに本当に挑むべきかを「見極める」。これが、チャレンジと向き合う一つ目の秘訣になります。
ちなみに、この「見極め」をするためには、心身の健やかさがとても大切です。見極めるためには、狭い視野に入ってくるものだけではなくて、広く物事を捉えたり、まっすぐ見ることが必要になってくるので、心身の余裕が土台になるということも、頭に留めておいていただきたいなと思います。
秘訣②非常事態たる「チャレンジ」に向き合うために、いつも心にお守りを。
チャレンジというのは言い換えれば、これまで日常とは違うこと、「非常事態」ということでもあります。聞き慣れないこと、やり慣れていないこと、これまでの習慣からは外れるもの、そういった変化のことを、人はチャレンジという言葉で呼びますよね。
この「今まで通りではないこと」に対して、どういうスタンスをとるかというのが、見極めの次に大切なことです。
チャレンジに直面した時、「なんでこんな目に遭うんだろう!?」とパニックになってしまったり、驚きすぎたり、身構えすぎたりしてしまうと、まっすぐ物事を捉えることができなくなってしまいます。
私は、雇われてお給料をもらう生活をしたことがなく、いわば「ストリート系」の人間としてこの何十年かを生き抜いてきました。その中で得た一つの知恵として、いつも通りを超えたことが起きたとき、または自分の中から湧き出たときは、それは全て「チャンス」だと捉えるようにしています。
そして、「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」というフレーズを、いつも心の中に携えています。この言葉のお守りは、ピンチに直面してパニックになりそうなところで背中を支え、今まで通りではないことに対する体のこわばり、思考停止を和らげてくれる存在です。
チャレンジに対して「よしよし、来たきた」と受け止められるようなフレーズや、またはそういった行動・発信をしている人との繋がりを、手が届く範囲の身近なところに置くことが大切だと思っています。これが、第2の秘訣です。
非常事態がもたらす独特の緊張感をトリガーに思い出せるような「お守り」は、心身を守り、ニュートラルにチャレンジを捉えるための大きな支えになります。
物語や音楽の力も侮るなかれ、です。想定外を受け入れる思考回路をオンにするスイッチとして、大きな力を発揮してくれます。
秘訣③日常生活でこそ、直感を磨く筋トレを続ける
第3の秘訣としては、日常の中で実践できることをお伝えしようと思います。避難訓練と同じで、チャレンジがやってきた時だけ頑張っていても意味はありませんよね。
今日のテーマである「なんとかする力」の大元というのは実は、通常モード、日頃の過ごし方なんです。
チャレンジに対する解決策や乗り越える方法をクリエイションする材料を集めたり、本当にワクワクするチャレンジを見出すためには、日々直感を磨くことがとても大事になります。
毎日のルーティンを送っている中だと、起きてから寝るまでの間がどんどん自動化されていって、自分の中のセンサーの力が弱まっていってしまうんですね。
なので、「行きたいところに行く」「読みたいなと思った本を手に取ってみる」「ふと頭に浮かんだ人にメールをする」など、本当に小さなことでもいいので、いつも通りではないことにトライすることを、大切にしてほしいです。
心を動かす、さらに心に伴って体を動かすということを筋トレ的に磨き、自分のセンサーが感知したものを叶えてあげる。これを続けていくとすごく大きな違いが生まれるなというのを、私自身も日々実感しています。
日常で行う直感トレーニングは、いざチャレンジに向き合った時の「見極め」の支えにもなりますし、秘訣②のお守りを携えることと併せて、日々の実践が大切です。
直感やセンスをひらくトレーニングについては、子育てをしている中で子どもたちと向き合っていても、よく考えるテーマです。親からの声がけや環境も含めて、子どもたちが生きていく24時間の中で見つけた発見と、それに対するフィードバック。
その小さな積み重ねが、人格を作っていく大切な材料になっていくのですが、だからと言って大人がずっと守って介入するわけにもいきませんよね。
子ども自身がこれから生きていく中で健やかな選択ができるためには親として何ができるだろうと、日々問われていると感じます。
また、私自身に直感を開く、センスを大事にするという意識があるときは、家族の一言一言の背景や思いも受け止めることができるという実感があり、これが今回の海外移住にもつながっています。
こういった子育て文脈での話は、また近いうちに、皆さんにも改めてお話しできればと思います。
41歳を迎えて。改めて固めた決意
私自身、正解がある前提で、いかに間違いを減らして正しいことをするかという物差しで頑張っていた時期がありました。良き出会いと引き換えに、絶望や失望を味わったこともあります。
そんな日々をくぐり抜けて今思うのは、やはり「正解はない」ということなんですよね。正解があるという前提をもとに力を合わせやすい環境を作る、というのは人類の大事な発明でもあると思いますが、それは世界そのものの成り立ちではない、と考えています。
確率論では決して行きつかないような、さまざまな世界の人との奇跡的な出会いを経験したこともあって、この世界は「複雑系」、「カオス」だと改めて感じます。
そして、この予測がつかない、複雑で先の見えない、正解のないこの世界の中で、一人ひとりの命が持つ力をどう掛け算して活かしあっていくかというのが、私のライフテーマです。
これまでも個人、企業、NPOなどさまざまな方々にお伝えしてきましたが、これからも、この世界の伝道師の一人として、こう言った循環を作るきっかけを生み出していきたいと思います。
今後も、インスタライブや公式LINEを通して、私が学んだことを解像度高くお伝えしていきますね。
6月に入るということで、2022年の折り返しも間近ですね。
皆さん一人一人が、トライすべきチャレンジと向き合えることをお祈りしています。ありがとうございました。
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