シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の個人的に好きなシーン。だいたいアスカの事(ネタバレ)

映画館で3回視聴して、個人的に好きだなーとか、これは??と思ったシーンを呟いて行きます。
2回目、3回目見直す時に参照にしていただけると嬉しいです。
共感してくれる人もいるのだろうか?

1.冒頭のパリでピンクの髪のミドリがプラグスーツは恥ずいんですけど。と愚痴るシーン。

タラップからミドリが愚痴りながら降りてくるシーン、よく見るとノートパソコンを打つ男達が思わず手を止めてミドリを見るカットがあってちょっと面白いです。これだから若い男は!

2.そっくりさんがケンケンハウスにアスカを訪ねてくるシーン。

あのシーンは考察脳の回転数がUPします。
ドアがノックされた瞬間アスカが銃を手に身構えますよね?あれは何を警戒したのでしょうか?私はヴィレのミリタリーポリス(MP)の様なものを警戒したのかなー?と考えました。
何故ならアスカの敵と呼べる様な存在はネルフですが、ネルフの人材は今やゲンドウと冬月だけです。その二人が訪ねてくる事はあり得ないでしょうし、そっくりさん以外の綾波タイプを警戒していたのなら、そっくりさんが「私」と言っただけで「なんだ初期ロットか」と安堵するのは警戒心薄すぎますよね?
ここで思い出して欲しいのはアスカの任務が脱走者の監視と拘束だという事です。これはヴンダーに戻った際に鈴原サクラとの会話で確認できます。(ちなみにその時の引き継ぎ書へのアスカの承認サインは中の人、宮村優子さんの筆跡との事がエンドロールとラジオでのコメントで分かります)

脱走者はシンジです。それの監視と拘束です。私はアスカがシンジの監視を積極的に行っていたとはあまり思えません。シンジが家出した時もすぐには追いかけませんでした。シンジがネルフ施設跡地で座り込んでいる時も監視というよりは心配して見守りにきたという感じです。そもそも、監視するならシンジが寝込んでいる状況の方が都合がいいし、なんならさっさとテイザーガンで拘束した方が早いです。それなのに発破と叱咤激励ともとれる様な言葉を掛けます。口が悪いのでただの罵倒にしか聞こえないという人もいるでしょうがw。逆にアスカとしてはそれでシンジが逃げ出す様に逃げ道を作ってあげている節も感じられます。それ故、シンジが家出から戻ってきた時はそっけない言い方ながらも決して否定したりバカにはしませんでした。

話を戻します。アスカは監視と拘束を積極的は行ってなかった。その為、職務放棄としてアスカを罰するためにMPがケンケンハウスに来た。とアスカは思って銃を構えて警戒したのでは?因みにヴンダーに搭乗するその時までアスカはシンジを拘束しませんでしたし、シンジがきた時も「で?何しに来たの?」とアスカ自身は強制的に連れて行く気がなかった様です。

しかし、この考えは腑に落ちない所もあります。
来たのがヴィレのMPだった場合アスカは銃で対抗するつもりだったのでしょうか?それこそ規律違反で大問題でしょう。
そしてアスカは鈴原サクラとの会話でミサト艦長が(シンジへ)搭乗許可を出したのが意外だとも言っていました。これはどういう事なんでしょう?シンジをヴンダーに乗せずに地上のヴィレ施設に入れとく方が人類への危険性が少ないのでしょうか?謎です。勘違いしている所も有るかもしれません。もう一回見に行って確かめたくなって来ました。

3. そっくりさんがケンケンハウスにアスカを訪ねてくるシーン。その2

また同じシーンです。本当このシーンは脳の回転数上がります。
アスカとそっくりさんの会話で、アスカは「私たちエヴァパイロットは人の域を出ない様に作られている」と言っていました。その次に「綾波タイプは第3の少年に好意を持つ様にプログラムされている」との発言。
これは一度映画を最後まで見た人は、ここで式波アスカもクローンとして作られた存在だと暗に行っていたんだなと分かりますが、実はもう一つ「私たち〜」と「綾波タイプは〜」で言い方を区別しています。という事は、ちまたで言われている様に式波タイプもシンジ行為持つ様にプログラムされている説というのは違うのではないか?!という疑問が出てきます。(考察が膨らんで)楽しくなってきます。

4.アスカとケンスケ

今作の一番の衝撃といっても過言ではないですね。私はアスカ派だったので初回の視聴後は結構ショックでした。3日間は引きづりました。
そんなアスカとケンスケの間柄は父と娘の様な関係では?と言われています。私もそう思います。ちなみに母親的存在はマリです。ケンケンとアスカの関係ばかりが取りざたされますが、マリとアスカの関係もとても興味深いですね。ケンスケ、マリと付き合っていく中でアスカは大人になって行ったんだなと思うと胸がポカポカしますね!

そう、決してアスカの「私だけ大人になっちゃた」というのは性的な意味ではないんですよ!ケンスケは旧劇の加地さんくらい出来た大人なので14歳に手出したりしませんよ。(ケンスケが10代の頃にアスカと再開していたら若気の至りで致している可能性は否定できないし、エヴァの呪縛から解かれたアスカとは恋人関係になるのは時間の問題でしょうが。)

ケンスケがアスカの裸に動じないのは肉体関係があって見慣れているからとも取れますが、アスカ自身がもう自分が人間ではないと思っており羞恥心がないのか家では基本半裸です。その為見慣れたとも取れます。精神が回復したシンジの前でもパンツにジャケットの半裸スタイルでしたし、それに対して破の時の様にシンジも照れたりはしていませんでした。あそこまで堂々とされると色気なんて感じねーてのも有るかも。

たまにプラグスーツを家でも着ていましたが、掃除をする時の作業着として着ているのでしょうか?それと本部から指令が送られたり、送ったりする為着ていたのでしょうか?

余談。アスカとケンスケ

アスカのケンケン呼びで「え!?」と思った人は多いでしょう。私も(なんか臭う。匂わせてきた!)と身構えました。あれに更に補足をすると、
他のエヴァパイロットをナナヒカリ、エコヒイキ、コネメガネと蔑称の様な、あだ名で呼ぶ中でケンスケだけ、ケンケンだなんて愛称で呼ぶんですよ。あらあらですよ。

一緒に映画を見に行った友人(複数回視聴者)はアスカのパペットの中から出てきたのがケンスケだけだと思い込んでいました。マリもパペットの着ぐるみ着てましたよ。レイの回想中に。友人と同じ勘違いしていた人他にもいます?

と、まぁ今回は長くなったのでここまで。次回も気が向いたら回殴りたいとおもいます。

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