将来の息子に伝えたい漫画100 1冊目 「アオアシ」 小林有吾
記念すべき一冊目として取り上げるのはこの漫画。サッカー少年ならば知らない人はいない(?)、僕がここ数年で一番興奮し、連載の日々を待ちわびている漫画。
これから漫画リストを書くに当たって以下のことをまとめたい。
①あらすじと特徴
②個人的な名シーン(ネタバレ有り)
③将来の息子に一言
早速アオアシのあらすじを書いていこう。
①愛媛の田舎で育った主人公青井葦人が東京ユースチーム東京エスペリオンの監督に出会ったことから始まる成り上がりサッカー漫画。卓越した技術がない葦人が困難の中で、視野の広さという唯一の武器でのし上がっていく姿には心震える。この漫画は非常にサッカーの勉強になる一面が多い。視野やポジショニングなどの経験者が「わかるわー」と多々言ってしまうこと間違いない。(心から小中学生の時に見たかった本である。)だがサッカー経験者じゃなくても興奮すること間違いなし。
②おすすめはこのワンシーン。
サッカー漫画のセオリーはFWの主人公が点を取って勝利するもの。しかし、アオアシではまさかのFWからDFへのコンバート、、、しかもサイドバック。なんという衝撃。
サッカー経験者ならお分かりかと思うが子供の頃上手い子はFWやトップ下、下手な子はサイドバックという暗黙の了解があったものである。だが、世界で活躍する長友や内田などサイドバックへの注目は集まってきている中でこの漫画の登場は世の子供達にサイドバックへの憧れを抱かせるだろう。
③将来の息子へ
「サッカーではどのポジションでも主役だ。」by 作者