会社に行かなくなって1年経った
在宅勤務を開始して1年が経過した。
この1年、本当に1度も出社していない。
始めは外出自粛でも楽しくやろうと思いつきで行動していたけれど、最近は自分のやりたいことや目指すものの方へと日々積み上げるばかりだ。
もう「出社しない人生」の認識で先を見ているような気がしている。
コロナの収束がまだ見えない以上は長期的な判断はできないとして会社は期間限定での判断を繰り返しているけれど、これでまた週4で出社しろと言われても私には難しいような気がしている(実はこれまでも週1で在宅勤務が定常だった)。
求人を眺めていると在宅勤務可能な求人がどんどん増えているし、今後は在宅勤務がオプションでなければ人材が流出するのではないか…という気がする。
通勤さえなければ働けるという人は潜在的にたくさんいると思うので、これまで誰かに養われるしかなかった人たちが労働市場で戦えるようになるケースも増えていくのではないか?
通勤できないというだけで人生に絶望していた人は結構いると思うのだ。
世の中が不可逆に変わっているニュースを見かけるようになり、非日常が丸1年続いたことの大きさを思う。
1年前までとは違う日常を生きている。
一昨年「VLOOKUPが使えるか」というような記事を書いたことがあったけれど、ITリテラシーがある程度以上なければ在宅勤務はできない。
世の中チャットすら使えない環境で仕事をしている組織も多いと東京都副知事の宮坂さんのツイートで知った。
デジタルディバイドは拡大するだろう。
この1年プライベートでもZOOMやslackといったツールをフル活用してコミュニケーションを取ってきた。
おそらくこの流れで正しい戦略だったのではないかと思う。
花鳥風月を愛で、ジムに通い三食健康的な食事をし、ギターを弾いてうたを歌っている今の暮らしは、控え目に言っても最高だ。
この暮らしがいつまで続くのかは…わからない。
なので人生において今できることを全力でやっていくつもりだ。
できれば今後も「出社しない人生」で行きたい。
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