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加賀美社長と夜見れなの闇のゲーム~新春高額「遊☆戯☆王」福袋開封デュエル~

 1/5、まだ明るい昼の15時からの配信にもかかわらず、最大4.8万人もが見つめた闇のゲームについては皆さんもご覧になったでしょうか?

にじさんじ所属、加賀美ハヤト夜見れな

この2人の熱いバトルが繰り広げられた配信「【福袋開封配信】50万円の遊戯王福袋を買ったら同期が対抗してきました【にじさんじ/加賀美ハヤト/夜見れな】」は、実に興味深い配信だったと思います。

 配信内容としては、つい先日のクリスマスに10万円分の「遊戯王」カードのオリジナルパック開封の配信をして、結構アレな結果になった加賀美ハヤトが、今度は新春に販売される遊戯王福袋の50万円セットを購入して開封配信を行おうとしたところ、夜見れながこちらも遊戯王1万円福袋5千円福袋を合わせて45万円分購入して対抗。

結果、仲良く二人で交互に福袋の中身を開封し合って、袋の中身を市場売価に換算して対決、というものでした。

 福袋を開けるという企画コンセプトだけは、実に新春のおめでたい雰囲気を持った企画配信なのですが、1配信に2人合わせて95万円かかってる時点で、もう投資金額は全然一般人が笑えるレベルを超えているこの配信。

既に配信にかけた出費エピソードとしても、かつて3ケタ突っ込んだと話題になった加賀美ハヤト3Dお披露目での生バンド&ドラム搬入&PA機材手配に匹敵する金額のかかった企画になってしまっているのに、それをお昼にサラッと配信するところから、私にはもう意味不明でした。


 さらにこの配信は購入アイテムが、よりにもよって「遊戯王カード」の関連グッズの入った福袋、というのがまた怖いところで。

世間では「遊戯王カードは株」と言われるほどに転売屋も多く、またnoteでもタグで検索すると「#遊戯王投機」「#遊戯王投資」というタグが出てくるほど、市場価格の変動も大きいという大変闇の深いアイテムなのです。

ですから、内容次第では当然ながら、開封した商品の市場価値合計が購入額よりも低くなる可能性も十分あるわけで。

 特に、店の看板商品として売っている手前あまり下手なものを入れられないであろう「50万円福袋」を買った加賀美ハヤト側はまだしも、小分けになった福袋を数十個買った夜見れな側は、どんな微妙な商品をつかまされているかわかったものではなく、トータルの市場価値が笑えないレベルでの大暴落をする可能性も十二分にありました。


そんな舞台背景もあったせいか、実際この配信が始まってからの2人は開幕から、隙あらば相手の商品査定価格は高く見積もり逆に自分の商品査定価格は「そんなにしないよ」と謙虚に対応するといった、お互いがお互いに全く勝負とは名ばかりの、合計金額が配信として笑って見られるエンターテイメントのレベルになるように相手の金額を持ち上げようとするムーブをし続けることになるのですが。

その様子が開封を重ねていくにつれてだんだんと崩れ、高い商品が出れば2人で子供のようにはしゃぎ、安い商品が出れば出たで2人で懐かしトークに花を咲かせるなど、最終的には開封係のスタッフまで和気あいあいとした様子になっていく様は、見ていて非常に面白い光景でした。

そしてその結果、この配信は、配信者という豪快で子供っぽい生き物のはしゃぎっぷりと、「遊戯王カード」というコンテンツの闇の深さを同時に目撃できるという、実に不思議な配信になったように感じました。


で、最終的に2人の福袋の価値がそれぞれどうだったのか?についてはこの配信のメインディッシュにあたる部分だと思うので、この記事ではあえてネタバレは避けようと思います。

できれば是非ご自身の目で確かめていただきたいです。

一応私からは「とても盛り上がりの多い面白い配信だった」とだけ述べて、この記事を終わろうと思います。


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