「レバガチャ 爆ヶ原の戦い！」でにじさんじらしい大会を満喫した件と、まだ始まってもいないにじPEXへの雑感
6/2配信、『レバガチャ 爆ヶ原の戦い！【スーパーボンバーマンRオンライン】』は、「にじさんじ」という事務所が持つ「男女混合で多人数、ゲームの上手い人から下手な人まで色んなキャラクターがいる箱」という唯一無二の持ち味が十分に発揮された、とても面白い企画だったと思います。
その配信の中身はそれこそ説明するより見たほうが断然早いドタバタした１時間番組だったので、今回はあえて数字的な部分だけをご紹介させていただきますと。
まず公式枠は43,000以上の同時視聴者数と、配信24時間以内に40万再生を突破というなかなか凄い数字が出ています。
そして同時に配信された多数の各個人の配信枠も、個人差が大きくついた同時視聴者数はともかく、１時間番組としての再生数については、比較的どの枠も個人の前後の配信よりも伸びているような状況になっています。
まずプロモーション番組としては、大成功の結果ではないでしょうか。
もちろん今回のこの結果は「ボンバーマン」というゲーム自体が持つ、実力差がそのまま結果に直結しないライト層向け、運要素高め、かつ大人数同時プレイ可能コンテンツのわちゃわちゃした面白さ、という舞台装置の持ち味が十分に発揮された成果だとは思いますが。
その舞台装置を上手く利用し、１時間に公式配信１、各個人配信枠３０、合計３１枠の同時プロモーション配信をやってみせた「にじさんじ」と言う箱の凄さは、やはり他社には真似のできないものだったように思います。
また、個人的には意外なライバーの活躍に注目が集まった点も、いかにも「にじさんじのライト層向け大規模イベント」っぽくて私は好きだったのですが……。
ここについては詳しく語るとネタバレになると思うので、ぜひ結果は皆さんの目で確かめていただければと思います。
一応、匂わせっぽくネタバレ交じりに個人枠のオススメをさせていただくと。
「不破湊（西軍１位）」「小野町春香（東軍１位）」「愛園愛美」「アルス・アルマル」「奈羅花」「天宮こころ」「渋谷ハジメ」「舞元啓介」「西園チグサ」「夜見れな」の１０人が司会以外で平均順位の高い順だと某掲示板での集計結果が出てましたので、公式枠以外を見たい方は参考にされてはいかがでしょうか？
さて、このところの「にじさんじ」の大会の話題については、にじさんじの名前を冠したAPEXの大会、通称「にじPEX」にばかり注目が集まっているような印象を受けますが、個人的にはやっぱり「にじさんじ」の名前がついてる大会は今回のような「大規模だけどライトなお祭り」だったりするほうが、見ていて一番気楽だなぁと感じます。
なので、「APEX」好きな方や、その配信数と配信時間の長さに閉口するアンチ「APEX」派の方や、単に話題作りの為に荒らして回りたい扇動者が混ざり合って、「にじPEX」が話題としてはなんだかよくわからない状態になっていることについては、ちょっと気になっています。
最近では「APEX」配信が最も「にじさんじ」で数字の取れているコンテンツとなっていることは間違いのない事実ではあるのですが、それにしてもここまで話題が過熱する必要性は果たしてあるのでしょうか？
私としては特定の誰かの大活躍を見たい訳ではないので、「にじPEX」についても、もっと気楽に視聴を楽しみたいのですが……、なんだか開催前から大騒ぎ&重い雰囲気になっているのは見ていて複雑な気持ちになりますね。
どうせ荒らしに来てる人たちはロクに大会を見ないで今だけ騒いでるのでしょうから、キチンと非難したいファンの人も、大会が終わってから結果について非難の声を上げたほうが議論を荒らしに混ぜっ返されないだけ精神衛生的には良いような気もしますが……、さて、どうなのでしょう。
まあ、Vtuberの話題は往々にしてイベントの過程が盛り上がって、結果が出たら話題が数字対比に終始する傾向がある印象なので、「にじPEX」も意外と開催されたら何事も無かったりするのかもしれないなぁと思ったりもします。
なんにしても今回のような、他社のマネできない気楽なお祭りみたいな大会の開催を、今後も「にじさんじ」には是非期待したいところです。
＜6/4追記＞
爆ヶ原個人枠の面白場面ツイートをみつけたのでご紹介。
不破湊が味方の花畑チャイカを誤爆した場面とその後の２人
https://twitter.com/bokunanashi0101/status/1400072400209813508?s=20