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野球!競馬!ゲーム!カラオケ!渋谷!キズナアイの活発な活動と長期政権

 つい先日、プロ野球の読売巨人軍×キズナアイのコラボレーションで、ジャイアンツオンライングッズショップでコラボグッズを販売するという偉業を成し遂げたキズナアイ

プロ野球の次に進出したのは、なんと競馬でした。

 なんとJRAの公式バーチャルナビゲーターに就任した彼女。隣の馬にまで頭のぴょこぴょこがついてるのがちょっと面白いです。こちらのキャンペーン詳細についてはV-tuberZEROさんの記事が見やすかったので、こちらに貼っておきます。

そして、その次にキズナアイが現れたのは、なんとゲーム

10/13に発売されたばかりのVRヘッドセット「Oculus Quest 2」でもプレイ可能なゲームとして『Kizuna AI - Touch the Beat!』がリリース。

こちらはキズナアイの楽曲に合わせて飛んでくる「ビート」を両手のペンライトで打ち返す、というBeat Saber風のゲームコンテンツのようで、楽曲追加予定ありで3ヶ月無料だそうです。詳しくは4gamer.netさんの記事を貼っておきます。

またキズナアイ本人のプレイ動画もYouTubeにありましたので、こちらもご参照ください。

まだまだあります、次はカラオケ

花譜とのコラボレーションで作詞・作曲・編曲:川谷絵音の「ラブしい」が楽曲追加です。こちらも配信1か月で100万再生突破と数字的にはなかなかの記録が出ています。

 さらには渋谷にも出没。こちらはYuNiとショップ同時開催という形式で、11/6から渋谷マルイのAMNIBUS STOREでのオープンとのこと。

こちらはMoguLiveさんの記事がわかりやすかったので乗っけておきます。


 こんな感じで、10月に入りキズナアイの活動が非常に活発になってきました。Vtuberが脚光を浴びる動きとして、やはり代表的なVtuberである彼女の活動が活発であることは、とても喜ばしいことです。

特にプロ野球といい、競馬といい、カラオケといい、某感染症で大きく打撃を受けたエンターテイメント業界が、立て続けにキズナアイを案件起用する狙いには、企業側が彼女の持つ影響力をいかに高く評価しているか、ということがハッキリと見えるように思います。

特にJRAは、これまでのインターネットキャンペーンの起用実績が、機動戦士ガンダム、シン・ゴジラ、おそ松さん、けものフレンズ、進撃の巨人、ポプテピピック、新日本プロレス、Fateシリーズ等々と、その時々の流行に乗ったキャスティングが非常に多く見られます。

このことから、少なくとも企業からの一般目線ではキズナアイがこれらのヒットコンテンツに並んだ影響力のあるコンテンツと見られているのではないでしょうか?

日頃Vtuberを追いかけていると、ついホロライブにじさんじなどの配信勢に目が行きがちな昨今ではありますが、チャンネル登録者数、累計動画再生数共に1位というキズナアイの看板は、まだまだ世間的に見ても圧倒的なのでしょう。

今後もVtuber業界を牽引する彼女の活躍には期待したいところです。


 以下は完全に余談、と言うより個人的興味の結果まとめなのですが。

現在でもチャンネル登録者数285万人、1日あたりの動画再生回数18万回、累計で3億3千万再生というキズナアイの持つ数字に並ぶVtuberはいません。案件受注の看板としてはまさに最強、Vtuber界の親分として長期政権の様相を呈しています。

しかしながら、現在は生配信勢が勢いに乗っているのがVtuber業界です。

なので、このキズナアイ政権を打倒できる生配信勢は果たしているのかどうか?を今回ちょっと見てみたのですが。(雑な計算なので間違ってるかもしれません。参考程度にご覧ください)

 累計動画再生数についてはにじさんじ所属のが、いわゆる大手の箱と呼ばれる企業配信勢のトップ動画再生者ではないかと思われたのですが、彼ですら累計動画再生数は1億1千万と、いまだキズナアイの三分の一程度にとどまっていました。

なお1日あたりの再生数は本日の数字では彼が40万再生と上回っています。5ヶ月強、同ペースが維持できれば、キズナアイの累計動画再生回数を抜ける可能性がある計算です。

 そしてチャンネル登録者数285万人というの数字の方に至っては、今日現在の動画勢でトップ登録者数Vtuber、ホロライブ所属の白上フブキ93万人と比較すると、こちらも同じく約3倍の開きがありましたが……。

こちらはキズナアイ白上フブキの登録者数の伸び率に大きい差が無かったため、仮に今日からずっと2人の伸び幅が一定だとした場合、追いつくまでに3000日ぐらいはかかる計算になりました。

 ちなみに、今一番勢いがあり、1日あたり1.5万人以上の登録者が増え続けているという驚異のVtuber、ホロライブEN所属のGawr Gura (がうる・ぐら)と、キズナアイがお互いチャンネル登録者数の勢いを維持したら何日でキズナアイの登録者数を抜けるのかを比較計算してみたところ、それでも117日かかるという結果が出ました。

当面、キズナアイの持つ数字の牙城は崩れそうにありません。


<10/17追記>

今度は年末にライブ開催という情報も追加です。どこまで行くのかキズナアイ、すごい勢いですね。



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