にじホロVtuberが最近してたコンテンツ「おうたのれんしゅう」が割と面白い
年末に向けて、いろんな大手Vtuber事務所ではライブの為のボイストレーニングやダンスレッスン等の話題が雑談枠などで語られる機会も増えてきました。
そんな中、ちょっと最近見かけるようになったのが「歌練習枠」。
それも、「１曲だけを繰り返し何回も練習する配信」という種類の歌練習枠が、このところ、ちょこちょこ目につくようになりました。
以前は１時間超ぐらいの歌枠を取って、いろんな曲を歌いつつ、そのうちの何曲かに「練習だから下手でも許して」的なトークを歌の前後に入れてお茶を濁す、みたいな傾向がVtuberの歌の練習と言えば多かったような気がするのですが、最近見る枠は、各パートごとに何度も繰り返して歌ってみたりする、本当に最初から最後まで徹頭徹尾１曲の練習しかしない配信、という形式が増えたように思います。
そしてこの１曲しか練習しない歌練習枠が結構面白いんですよね、不思議と。
なので、今日はその中で私が目についたものをいくつかご紹介してみようと思います。
【#夢追ボーカルへの道】第1回 課題曲：OxT「UNION」【にじさんじ/夢追翔】
なんだかとにかくストイックな歌練習枠。なのですが、にじ３Dの動きがあることもあって、割とじっくりと見ていられる配信になっています。けっこう歌い方の修正も繊細にやっていて、技術的にも色々と興味深い部分もあります。
最初と最後の聞き比べ用にタイムスタンプを作ってる方がコメント欄にいらっしゃったんですがかなり違いが分かったのも良かったです。第２回以降も好評なら続けるとのことなので、はたしてどうなるか？と楽しみにしている歌枠です。
【歌枠】12月のライブに向けて歌強化月間～秒針を噛む編～【常闇トワ/ホロライブ】
見終わったころには視聴者も難曲「秒針を噛む」をマスターできそうなぐらい転調箇所あたりをリピートする配信。こちらも結構ストイック。曲が音の高低差が激しいこともあって、常闇トワのいろんな高さの声が聞けるのも面白いです。
間違ったらうわーっ！みたいな本人のわかりやすいリアクションもありますし、配信時間も今回紹介する中では最も短いので、この記事の中では一番見やすい配信かもしれません。
【歌特訓】課題曲：炎を一緒に覚えよう！【ホロライブ/アキロゼ】
多分、日頃の本人とのギャップが一番すごいと感じる人も多いんじゃないかと思った歌の練習枠。
スマホのピアノアプリ？らしきもので一音一音の音階を確かめ、歌詞にブレス位置やアクセントを書き込みながらの作業で、少しずつ歌が組みあがっていく様子は、とても精密かつ効率的で、日頃のアキロゼの雑談などのほんわかした雰囲気とも、ARK等で見られるノリと勢いで進む様子とも違った、別の一面を垣間見れる配信でした。
真剣な雰囲気が良かったです。
【耐久？】VtL完全暗記するまで終われない【にじさんじ/葉加瀬冬雪】
うってかわって、こちらは完全にいつもの葉加瀬。
厳密にはこの配信は、歌の練習ではなくその前段階「歌詞を覚える」配信なのですが、「歌詞があってるかどうか確認の為にgoogle先生の音声認識機能使おう！」って試みをやってみれば、認識された音声は歌詞の冒頭から「信用もなく今を生きてる」などというダメ人間まっしぐらみたいな歌詞になったりして、夜中に配信見ながら苦笑いみたいなことをする場面がちらほらとあったりして面白いです。
ちなみにこの配信、本人は概要欄で「目標は３０分！！！！！！」と書いていますが、アーカイブを見れば結果はお察しだったりします。実際この記事内でもアーカイブ再生時間は最長です。気になる方は最初と最後だけ聞くのもいいかもしれません。
あと、こちらもにじ３D使用されている枠です。さらにこの枠はオチも完璧だったりします。予想できる方もいらっしゃるとは思いますが、まあ色々とお察しください。
という感じで、今回はにじさんじとホロライブから２枠ずつ、私が見た歌練習枠を紹介させていただきました。
従来の「おうたのはっぴょうかい」的な歌枠とはちょっと違って、日頃Vtuber側が視聴者にはあまり見せない一生懸命努力している風景をちょっとだけ視聴者にも見せてくれたような、そんな１曲のみの「おうたのれんしゅう」歌枠。
特に根拠はないですが、その準備の容易さと、各歌練習枠の再生回数から見る反応の良さから、何となく今後増えそうなジャンルの配信のような気がしますし、個人的にも増えたら嬉しいなと、ちょっと思います。
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