【歌ってみた】Mela! に東堂コハクのヒロインへの可能性を見る 12 阿斗乃真釣 2020年10月3日 20:18 何気なく開いた東堂コハクの歌ってみた動画が、かなりよかったのでご紹介。世怜音女学院高等部3年生というポジションでデビューした彼女の配信については、デビュー初期から何度か見に行った際の私の感想は「活動の方向性に迷ってるんじゃないのかな?」という印象でした。デビュー時に周囲がにじさんじ甲子園などのイベント真っ盛りで新人にちっとも優しくなく、しかも彼女がやりたかったスプラトゥーン配信がちょうど箱内での流行がひと段落したタイミングだったこともあり、彼女の序盤の配信は正直数字が良くなかったことなんかも、今にして思えばあまりイメージがよくなかった理由だったかもしれません。その後少しして周りの同期が少しずつ個性を出し始める頃も、彼女はいろいろと引き続き悩んでいたんじゃないかなと思います。その例として、彼女はデビューしてまだそんなに経っていない時期にもかかわらず、ツイッターのアンケート機能で、「次の配信は何したらいいかな?」などと聞き始めだしたことがありました。その結果を知りたい方は、以下のツイートを見てほしいのですが。https://twitter.com/kohaku_todo/status/1297891123491291136?s=20https://twitter.com/kohaku_todo/status/1297892952274944000?s=20https://twitter.com/kohaku_todo/status/1297894621796691974?s=20https://twitter.com/kohaku_todo/status/1297895362351337472?s=20https://twitter.com/kohaku_todo/status/1304724952789086209?s=20https://twitter.com/kohaku_todo/status/1304784345257844736?s=20今思えば当然の結果なのですが、「デビューして間もない彼女に何ができるのか」「何をしてもらえば視聴者側として一番楽しめるのか」をまだ知らない視聴者は、こんなことを急に聞かれてもなんて答えたらいいかわからずに、興味本位で彼女がネタで入れた「彼女に対して興味ないですよ」的な選択肢をアンケートで当然選ぶわけで。そして結果は見事な悪循環となりました。そこに残ったのはリアクションに困る視聴者達と、同じくリアクションが微妙な彼女のツイートだけ。このころの私は「彼女、配信業続かないんじゃないか」とまで本気で思っていました。しかしそんな彼女も、最近ちょっと空気が変わってきたような気がします。慣れたといえばそれまでなのですが、例えば、同タイトルの配信でもサムネイルの使いまわしをやめて、きちんと配信のアーカイブを見やすくしたり、遅刻をしたことをきちんと自虐ネタに昇華したりと、エンターテイメント的な見せ方を工夫している姿が少しずつ見えるようになってきましたし。また、苦手なホラーゲームに挑戦したり、よくわかってないマインクラフトにわかってないなりに挑戦したことで生まれた、悲鳴の多いリアクションと黙らなくなった雑談は、彼女の武器の一つになりつつあるようにも思います。まだまだ発展途上だとは思うのですが、試行錯誤が実を結んでいる感がして、最近の私はちょっとそれを見るのが楽しみになってきていたりもします。そんな彼女は先日、誕生日を迎えました。ちなみに今回紹介する歌ってみた動画はその誕生日に公開しようとして、UPに失敗した動画だったりします。なんというかどこまでも微妙に運がない話なのですが、ここまでくるとなんとなくそれが彼女らしい気もしてくるから不思議なものです。彼女が歌った緑黄色社会の「Mela! 」という曲では、「迷っている主人公が『自分の中には正義の心が眠っているはずなんだ!』と自己暗示のように問いかけて、衝動的に飛び出していく姿」を歌っています。なんとなく私はそれを聞いて、「迷っている彼女が『私は出来る』と自分にいい聞かせながら、不安なライバー活動という世界になんとか飛び出している姿」を思い浮かべたのですが、皆さんにはどんな風に聞こえたでしょうか?この曲のサビには「こんな僕も君のヒーローになりたいのさ」というフレーズがありますが、私も彼女の努力がいつか報われて、「彼女がたくさんの視聴者のヒロインになれたらいいな」と、この曲を聞きながら今は何となくそんなことを思っています。 #Vtuber #にじさんじ #Vtuber考察 #緑黄色社会 #歌ってみた動画 #Mela #東堂コハク #世怜音女学院 12 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート