少し暖かくなってきたあたりに読んだVtuber関連の気になったWeb記事と雑感あれこれ(2023年2月中旬~2024年3月後半頃)
主にnoteのフォロワー様向けの、私が気になった読み物っぽいVtuber関連のWebメディア記事等をまとめて紹介する企画。
今回はだいたい2月の中頃から3月後半頃(主に2/16~3/26あたり)の期間で、私が読んだWeb記事の中で興味深かったものを中心にご紹介していこうと思います。
例によって宣伝・物販販促系記事やイベント告知のようなWeb記事等は極力スルーし、ニュース記事は内容が重複しているものは省いていますので紹介記事数には偏りがあります。ご了承ください。
ちなみに前回の記事はコチラ。
前回は、大手事務所に立て続けに起こった突発的なタレントの契約解除話とその後の対応が大きく話題となった時期でした。
なお今回は、期間中に開催された『hololive SUPER EXPO 2024』『hololive 5th fes. Capture the Moment』の影響で、ホロライブ関連の記事がとにかく多いです。
ただ、ライブ『hololive 5th fes. Capture the Moment』の記事については、SPWNによるライブの配信アーカイブ公開がかなり遅めだったからか、現時点でのWeb記事数は昨年より減っています。なので、今後記事が出た場合は次回noteでそちらはご紹介する事になるのかもしれません。
ホロライブ関連
hololive SUPER EXPO 2024
まずは幕張メッセで3/16、3/17の両日に開催された『hololive SUPER EXPO 2024』の展示物等に関するWeb記事から。
こちらがカバー社が出した初日の速報レポート。
非常に簡潔な記事ですが、レポート内の写真にはどれも大量の人が写っていて、イベントの人気が伺える内容になっています。
こちら5つは、各Webメディアが出したEXPO関連記事。
展示物の多いイベントであった為か、どの記事も非常に写真多めでまとめられています。分量が多かったのか各社ともに微妙に撮れている箇所に差異があるので、気になる方は複数の記事を読んでみてはいかがでしょうか。
EXPOに関してはこんな記事も。
開催期間中のSNS等でも話題になっていましたが、フードの提供速度やその内容、コスプレエリアでの着替え、各コーナーでの整理券配布などについてはファンからも色々な意見・感想が出ていたようです。
とはいえ、開催規模を考えればもうこれはある程度はやむを得ない状況なのではないか?と個人的には思ったりもします。
ライブもそうですが、これ以上タレントとファンが増えたら全体イベントはいったいどこでなにをどうやるの?という問題は、大手V事務所にとっては今後の大きな課題になりそうな気がします。
hololive 5th fes. Capture the Moment
続いては、2日間開催のEXPO期間内に昼夜各1回、合計4回開催された全体ライブ『hololive 5th fes. Capture the Moment』の各ライブレポート記事をお届けします。
こちら2つは、カバー社が出したオフィシャルレポート記事。
Day1開催の2公演、Day2開催の2公演ごとに、ライブで披露された楽曲のなかから何曲かを添付画像でピックアップして紹介する形式の記事になっています。
セットリストの曲数が膨大なので、曲の解説は今回かなりシンプルです。
こちらはそれぞれPANORA、4gamerに掲載されていた記事。
どちらも掲載時期が早かった記事(ライブアーカイブ公開前)なので映像が少なめだったりダイジェストだったりする記事なのですが、どちらも会場のファンの盛り上がりを上手く文章で伝えています。
こちら4つはファミ通.comの記事。
同じくアーカイブ公開前の記事なのですが、いずれの記事も添付画像数の多さが特徴的な上に、全4公演をそれぞれ分けて記事にしているなど、こちらは非常にライブごとの特徴が分かりやすい、力の入った内容になっていました。ファンの方には個人的におススメの記事です。
Midnight Mission
続いて星街すいせいと、TAKU INOUEによる音楽プロジェクト「Midnight Grand Orchestra」が2/20に開催した有観客ライブ「Midnight Mission」についてのレポート記事を。
こちらのライブは、日頃Vtuberを取り上げているWebメディアというよりは音楽系Webメディアに記事の掲載が多かったのがちょっと特徴的でした。
なのでレポート記事としてはどれもそんなに文章量が多くないです。
このあたりは取り扱うWebメディアの個性が出るところだと思います。
インタビュー・コラム系記事
続いて、インタビューやコラム系の記事をまとめて。
今回はこちらも、とにかく種類が豊富です。
上記の4つは、いずれもホロライブメンバーのアルバムリリースに関連したインタビュー記事になります。
ハコス・ベールズ、天音かなた、ときのそらとインタビューされる側に音楽に対して真面目なメンバーが揃っていることもあってか、どのインタビューものすごい文章量の記事で、語られている内容にも非常に読みごたえが感じられます。ファンの方は是非ご一読を。
こちらは楽曲系以外のインタビューやクロストークの記事。
このうち獅白ぼたんの記事は自身がアンバサダーを務めるRedbull.comの掲載記事、尾丸ポルカと雪花ラミィはスマホアプリRPG関連のインタビュー、鷹嶺ルイは自身の活動に関する日経クロストレンドのインタビューと、SQUARE-ENIX関連のゲームプレイについてのインタビュー、と非常にバラエティに富んだ内容になっています。
前回もホラー映画の宣伝インタビュー記事とかありましたが、本当に最近はこの手の仕事の幅が広いですね。
こちらはホロライブ関連のコラム系記事を。
上の『ほろはにヶ丘高校』全曲レビュー記事は、収録楽曲全20曲を1曲ずつ解説しています。
下の音楽ゲームアプリ『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』と星街すいせいとのコラボに関する記事は、ゲームの内容を知らない人への説明から始まり、「アイドルマスター」シリーズというコンテンツとVtuberとのこれまでの様々な関わりまでをキッチリ押さえている、非常に丁寧な作りの記事になっていました。
その他、配信・案件の話題等
ここでは配信内の話題や案件関連のレビュー、記録的な話題などを。
今回は話題があまりにも多岐にわたりすぎてるので、どうジャンル分けするかを困った結果、結局全部ざっくりまとめて貼っています。
とりあえず配信内容が関連する話題はこのぐらいだったでしょうか。
いろいろな話題がありましたが、天開司企画「春のVtuber甲子園」に参加していたことなどもあって今回の期間は博衣こよりの活躍が取り上げられているWeb記事をとにかくよく見かけたような気がします。
こちらは主にSNS関連を中心に話題になった記事をいくつか。
「大神ミオのパーカーを着た人が格闘ゲームの世界大会で優勝」みたいな、狙って起こせるたぐいのものではないミラクルな話題も相変わらずありますが、同様に相変わらずタレントの体調不良の話題も多く、このあたりはなかなか複雑な思いがします。
こちらはいずれも鳴門鯛焼本舗コラボに関連する鯛焼きの食レポ記事。
最近ホロライブって、弁当がどうだとか、限界飯がどうとか、カメムシを食べたとか、なんでか毎月食べ物が話題になることが多いような気がします。
こちらはいずれも数字的な話題。
IRySの話題については過去noteでも触れましたが「日付が変わって誕生日を迎えたタイミングで歌った、デビュー曲のちょうどサビの入りで100万人登録突破」は、なかなかドラマティックな記録達成の仕方でした。
下のホロライブ系のファンメイドゲームが既に500本もある、という話題には流石に驚きました。私も結構プレイしている方だと思うのですが、それでもプレイ数は10種行くか行かないかぐらいなので、いったいどこにそんな数が眠っているのかとちょっと調べたら、「Hololive Fan Game Datebase」というサイトに、もの凄い数がまとめられていました。
ただ、流石にどんなゲームが眠ってるか?や、その安全性については、一つ一つ確かめてご紹介が出来る量ではなかったので、今回あえてリンクは貼りませんでした。気になる方、プレイしたい方は自己責任でお願いします。
こちらはいずれもアニメに関する記事。
上はED曲を歌うことになった森カリオペ、下はアニメ原作の漫画を手掛けるおしおしお先生デザインのVtuberとして天音かなたと、にじさんじの空星きらめがそれぞれコメントを寄せていましたのでここでご紹介しておきます。
カバー社関連
続いてホロライブ運営のカバー社関連の記事。
最近YAGOOこと谷郷社長のWebメディアへの登場回数、ホント多いです。
こちらは日興フロッギー掲載の谷郷社長へのインタビュー記事、前後編。
主に起業についてご自身の経験を元に語っていらっしゃる記事です。
ご自身については以前別のメディアでのインタビュー配信で語られていたりもするので、この記事については知っている人内容が多いなと思う人もいるかもしれません。「人に歴史あり」を感じる記事です。
こちらは昨年末からAgenda noteという所に掲載されている谷郷社長による連載コラム、#3と#4になります。
相変わらず自社の過去の色々な事例について、実際の具体的な数字を交えて解説していらっしゃるところが特に興味深い内容でした。
こちらはいずれも7月に営業を開始する「COVER USA」についての記事。
割と投資家さん向けの記事な感じではありましたが、面白い内容でした。
この海外拠点の展開によって具体的に海外タレントの活動内容にどのような変化が起きるのか、という点については今後注目したいところです。
にじさんじ関連
次はにじさんじ関連のWeb記事を。
前回・前々回が昨年末開催の「にじさんじフェス」関連記事であふれていた反動なのか、今回は割と物販以外の記事は少な目だったような気がします。
コラム記事
今回の期間で見つけたにじさんじ関連のコラム記事は、RealSoundに掲載のこの記事のみ。
こちらはアンジュ・カトリーナ、戌亥とこ、リゼ・ヘルエスタの2019年2月デビューの同期3人組ユニット、さんばかのこれまでの関係性を振り返った面白い内容の記事になっています。
こうやって振り返ってみると、全員が日頃は完全に別方向に進んでいるにもかかわらず、同時に3人の足並みが綺麗揃う瞬間を定期的にファンに見せることも出来ている、本当に稀有な存在の3人組なんだなと改めて感じます。
配信関連の話題
こちらには配信関係の記事を色々。
レオス・ヴィンセントの「50km禁煙マラソン」企画、月ノ美兎の「ボボボーボ・ボーボボASMR」などなど、相変わらずバラエティに富んでいて、かつ唯一無二感のある内容がいかにもにじさんじ、といった感じがします。
個人的には一番最後の壱百満天原サロメの記事の内容が好きです。相変わらず物事についてものすごく的確な表現をする方だなと感心させられます。
SNS等、配信外の話題
続いてこちらは配信以外の話題をいくつか。
今回は、先日のにじさんじフェスで展示されたダイカガミフォトスポットの制作に関する話などの面白い話題から、国内外で起こっているトラブル関連の話題など、様々な記事がありました。
その中には昨年末に発生した「ローレン・イロアスを騙る人物の詐欺行為の解決」のようなトラブル対応の動きもみられており、このあたりは引き続き今後の動向も注目したいところではあります。
デビュー・休止・卒業等
また今回の期間でにじさんじには、新たに3SKMの3名(北見遊征、魁星、榊ネス)のデビューという明るい話題がありました。
デビュー時の「ビル広告先行」の独特なプロモーションもSNSで話題になりましたし、数字的な話をすれば3名ともチャンネル登録者数の伸びは、仮に過去1年間の新人と比較してみたとしても、今のところ勢いとしてはかなり上位の良い結果を残しています。
一方で国内ではモイラの活動休止発表や、VirtuaRealからは卒業者も新たに出ているなど、このあたりの動向も相変わらず続いているのは、引き続き気になるところです。
ミラシル インタビュー記事
あとは一風変わった記事として、昨年11月末から第一生命の「ミラシル」というサイトのにじさんじのコラボ企画でライバー8人が出演する、お金の知識を学べるマネーバラエティ『もっと!マネバラっ!』という企画配信(全4回)があったのですが、その企画関連のインタビューが先日ついに8名分出揃ったので、その配信アーカイブ紹介記事とインタビューのリンクを過去分ごとまとめて貼っておきます。
(リンクの直貼りをするとなぜかnoteの記事レイアウトが狂うのでここだけ文字リンクにしてあります、ご了承下さい)
内容としてはだいぶ余所行きな雰囲気の各ライバー達の語り口を見ることができるので、ファンの方なら見てみるのも良いかと思います。
ANYCOLOR社関連
にじさんじ運営のANYCOLOR社の今回の話題としては、やはり先日発表された2024年4月期 第3四半期決算(2023年11月~2024年1月)の内容と、その後の株式市場動向について多くの注目が集まりました。
その内容については別のnoteのコメント欄でも少し触れましたが、決算発表の翌日に株価が一時ストップ安水準に至るなど、株式市場の見方としてはイベント開催と関連した利益率の悪化や、NIJISANJI ENの減収などの内容を不安視する流れがあったように思います。
個人的には、以前ANYCOLOR社がIR資料上で「当社業績に与える影響は極めて軽微(negligible)であります」と発表した「2月のセレン龍月契約解除に関連したEN騒動」が、次回の業績にどの程度の影響を及ぼすのか?が、今のところ最も気になっています。
いろんなVtuberの話題
ここからはいろんなVtuberの関連記事を大雑把に載せます。
ライブ・イベントレポート色々
こちらには色々なライブ・イベントのレポート記事を。
今回はVEE「VEE CONCEPT LIVE『Merge』」、七海うらら「Parallel Show "Prism"」、おめがシスターズ「モンスターカミング」、歌衣メイカ主催の「雷漢戦2024冬の陣」といったオフラインのイベントから、サンリオ「SANRIO Virtual Festival 2024 in Sanrio Puroland」のようなVRChatでのイベントまで、いろいろなイベントのWeb記事がありました。
あくまで私個人の肌感ベースでの話ではあるのですが、以前(特に某感染症の時期)はライブやイベントレポート記事と言えば、あってにじホロかKAMITSUBAKI STUDIOあたりがほとんどで、それ以外のライブレポートはあっても月1~2種ぐらいの感じだったので、そこから考えるとここ最近は本当にいろいろなVtuberが精力的に活躍して話題を作っているなぁ、という感じがします。
インタビュー色々
続いて色々なインタビュー記事を。
こちらも今回は色々な面々が取り上げられています。
この中では七海うらら、名取さな、キヌあたりのインタビュー記事の内容が「ここだけの話」感があって個人的には好きでした。
週刊VTuberファイル
こちらはインタビューとして紹介するかどうかを毎回迷う、4gamer.net掲載の連載企画「週刊VTuberファイル」の記事になります。
相変わらず人選といい掲載順といい絶妙に不思議な企画なのですが、同企画内でそれぞれのVTuberが答えている問いの答えに、たまに意外な回答が混じっているのを見つけるのが個人的には好きだったりします。
コラム色々
こちらにはVtuber関連の色々なコラムをまとめて。
どれもしっかりした内容の記事ですが、特に最後の「タイのVTuber事情」を紹介している記事にはなかなか日本の私たちからは見る事のない世界が広がっている感があったので、個人的にもお勧めしたい記事でした。
Vtuberによるレポート・コラム
今回ちょっと変わったところで、Vtuberがレポートしている記事というのが複数あったのでこちらでご紹介を。
上は富士葵によるアフタヌーンティーレポート第3回、下はアズマリムによるモーターサイクリング誌関連Webサイト掲載のコラム第2回、になります。どっちもだいぶニッチな内容です。
ゲーム配信関連の話題
Vtuberのゲーム配信に関連したような話題をこちらではまとめてみましたが、今回の期間では「Supermarket Simulator」「新幹線 0号」などの目新しいゲーム配信もあるにはありましたが、主に話題が集まったゲームは相変わらず「パワプロ」「スト6」「Apex」「麻雀」のような、Vtuberや配信者達による企画に関連した旧来のゲームタイトルだった印象でした。
そんな中、ちょっと気になったのは最後に紹介しているガッチマンの行った注意喚起についての記事。
「インディーズゲームを配信する際のガイドラインを守れていない人が多い」というこの彼の指摘は、インディーズゲームの配信が増えた最近の界隈をある種、象徴するような話題のような気がします。
数字的な話
続いては記録、数字にまつわる記事をまとめて。
いろいろと記事の見出しに驚異的な数字が並んでいます。
このあたりの記事を見てると、48時間の配信をずっと見てた人っているのかな?とか、6時間の配信で3790万円集まるってことは1時間あたり630万円かぁ……みたいな、数字がピンとこなさすぎて、つい本当にどうでもいいことばかり考えてしまいます。
とはいえその中でも兎鞠まり50万人突破の話題は、かねてからの彼の幅広い活動をよく見かけていることもあり、2018年のデビューから6年目のバ美肉おじさんの今回の快挙には個人的に感慨深いものがありました。
最近はいわゆる古参Vの進退話もまあまあの頻度で聞こえてくるようになってしまいましたが、彼のような平成デビューVTuber達の活躍には、いち厄介古参Vファンの私としては今後も期待したいところです。
デビュー・卒業・休止・活動継続等
続いてにじホロ以外のデビューや卒業話のうち、気になったものを。
最近のVTuberの動向に関する話題では、のりプロの3月新人デビュー組4名の中に2018年デビューの字ぴろぱるが居たり、一方であおぎり高校には2017年デビューの萌実と2020年デビューのエトナが加入という話題があったりと、キャリアの長いVTuberが活動拠点を移す動きがこのところ頻繁に見られるようになっているのが、私としては妙に印象的です。
またVTuberの動向として、年度末のこの時期は県などから公認を受けているタイプのVTuberの「次年度活動が継続するかどうか」が毎年話題になっていましたが、埼玉県の春日部つくし、茨城県の茨ひよりなどは今のところ次年度の活動の継続は決定している模様で、それも良かったなと思っています。
また全くの新人Vの話題というところでは、前述のにじさんじの3名も凄い勢いでチャンネル登録者数を伸ばしているのですが、ぶいすぽっ!の新人として先日デビューした紡木こかげの勢いはそれすらも上回っており、個人的にも注目しています。
初配信から約1週間でチャンネル登録者数15万人突破はかなり驚異的です。
また変わったところでは、4月中旬のデビューが発表されたBrave group初の男性VTuberグループ「YUMENOS」がちょっと気になっています。
デビュー前に公式X(旧twitter)で彼らをモチーフにした漫画を先に公開、という珍しい宣伝形式も気になりますし、その漫画の中で新人4名のうちの1名がいきなり死んでいる展開から話が始まってるのは、単純に意味不明で今後が興味深いです。
卒業関連では、ななしいんくから獅子王クリスが5月末に卒業する話題と、同じくななしいんくで以前より運営にまわっていた大浦るかこが3月末に運営からの離脱を発表した話題が特に衝撃的でした。
既存タレントのビジュアルチェンジや案件、グッズ販売先変更など、2024年のななしいんくの話題には公式Xを見てる分にはかなり新しい動きが色々あり、私としてはちょっと先行き明るいイメージを持っていたので、ここでの卒業話はかなり不意を衝かれた感がありました。
後は、気になったところでは、Brave groupの英語圏 VTuberプロジェクト「V4Mirai」から昨年11月デビューで2月には3D化したばかりのタレントが活動わずか4ヶ月で早くも1名卒業した話、南米等のスペイン語圏で活躍が見られた株式会社WACTORに所属中のタレント複数名が内部告発ともとれる投稿をSNSにしたところ、突然SNS閉鎖、活動終了扱いになった話、シンガポールのVTuber事務所VReverieで大量の卒業が発生した結果、運営側が異例の声明を出した話、などなど。
とにかく海外のVTuber事業に関連した話題で色々と気になる話題が続いていることがちょっと引っ掛かっています。
2月のNIJISANI ENにおけるセレン龍月の契約解除騒動以降、海外におけるVTuber運営の難しさみたいなものが、少しずつ私たちの目に触れる場所で報じられるようになっていることは、ある意味では良いことなのか?とは思いますが、果たしてこれが界隈の拡大にどういう動きをもたらす事象なのか?という点には少々不安を覚える部分があります。
界隈の環境や企業動向等
ここではVTuber業界に関連しそうな話題の記事をまとめて。
誹謗中傷対策、ストーカー対策等については、引き続き様々な企業が対応を余儀なくされているようです。
被害が全く無くなる、という事は当然ながら考えにくい事象ではあるのですが、各社の対応にもまだまだ課題は山積しているような気もします。
Vtuberの関連企業の動向としては、すとぷり運営の業界参入、エイレーンとH.LIVEの騒動、アリルズプロジェクトの活動休止、PRISM Projectの解散など、目を引く話題はそれなりに多かったように思います。
業界の勢力図としては大手企業の寡占状態が数年続いているVtuber界隈において、これらの話題は中小規模の事務所の運営ハードルの高さを感じさせる出来事なのかもしれません。
こちらではVtuberの活動や配信内容に関係深そうな話題をいくつか。
この中だとVARKのサービス終了はホロライブタレント2人ずつの組み合わせで展開する3DLive「Cinderella switch」などでよく見ていたこともあって、なかなかビックリしました。
あとは2月のTwitchの韓国撤退以降、一部ストリーマーやVTuberの動向に色々な影響が出ている点は少々気になっています。
その他、いろんな話題
こちらはその他、どこに分類するか迷う話題をまとめて。
この中だと、VTuberファンが「推しのモチーフの動物が怪我してるらしいぞ!みんなで募金しよう!」ってなった結果、募金が爆速で集まった話なんかはほっこりしていい話題でしたね。
毎回こういう話題が1個ぐらい欲しいところです。
あとHIMEHINA運営の公式Webサイトのメンテ失敗話は、笑っていい話なのかは正直わからないんですが「こんなことあるんや」って感じで面白かったです。
ラストはこちらの株式会社uyetの記事を。
「2016年から2023年までのVTuber業界の歴史まとめ」だそうです。
割とありそうなんだけど、探すと意外とこの手のザックリまとめの記事って無いので貼っておきます。気になる方はどうぞ。
さて、だいぶ長いnoteになりましたので、今回もこのあたりで。
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