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ここ最近のホロライブ関連あれこれ感想(~2021/09/25頃まで)

いろんな話題についての感想を雑多に書きたくなったので、例によって詰め合わせ形式でnote記事にしました。今回はホロライブまわりのあれやこれやを。


挑戦を語る湊あくあのメッセージ動画

F1で日本人最年少ドライバーとなった、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ所属の角田裕毅選手を応援しているHondaが行う、夢に挑み続けるクリエイターを応援する企画「走れ、誰も追いつけない速度で」の第3弾に、2期生湊あくあの応援メッセージ動画が。

恐らく彼女が企画に選ばれた理由の一つとしては、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのチーム母体が、つい先日5期生の獅白ぼたんと共に「レッドブル・バーチャル・アンバサダー」を務めたRed Bull(レッドブル)であるところ、なんかが関係しているのでしょうけれど。

そういった背景を抜きにしても「挑戦する人」という企画の人選に湊あくあというチョイスは、非常に面白い&絶妙な人選だなぁと思いました。

特に2019~2020年前半頃ぐらいの、まだ案件等が今ほど頻発していなかった時期に様々な試みでホロライブを牽引していた彼女の活動を知っている方の中には、私が彼女に持つ『「挑戦」や「努力」の人、湊あくあ』という印象に共感していただける方もいるのではないでしょうか。

インタビューの内容については、しっかり喋る彼女が妙に珍しかったのと、「否定的意見に晒された経験を持つ努力の人」という彼女の一面を押し出している点にもまた珍しさを感じました。ある種、貴重な動画かもです。

天音かなたの挑戦も結構楽しみ

一方こちらは新しい試み。

今週頭にアカペラの重奏でゲーム「UNDERTALE」の楽曲「Once Upon A Time」を歌った動画を4期生天音かなたが投稿していましたが、予想以上にカッコよい出来栄えでした。

概要欄を見ると今後も継続する企画で、全部で11曲ほどUPする予定がありそうにみえますが、さてどうなるでしょうか。なかなか楽しみです。

ちなみに動画コメントで気が付きましたが、彼女がゲーム「UNDERTALE」をクリアしたのはもう半年以上前になるんですね。

最近はさくらみこがGルートで激闘を繰り広げていたり、続編ゲームの「DELTARUNE」にチャプター2が追加された話題をいろんなVtuberが広げていたりと、話題として再燃傾向にある「UNDERTALE」界隈ですが、今後はプレイ実況動画も増えていくのでしょうか。

あとは、アカペラ企画として「UNDERTALE」以外の楽曲に広がっていったりしても面白いかもしれませんね。

ちなみにこの「天音かなたのUNDERTALE楽曲アカペラ企画」にはめっちゃ有名な元ネタ、というか出典元がありまして(彼女が明言しているかどうかまでは確認していませんが)。

それがこちらで紹介する、Youtubeチャンネル登録269万人の「Smooth McGroove」さんです。画面構成といい、アカペラ多重奏といい、選曲といい、恐らく出典元なのは間違いないかと思います。

Smooth McGroove」さんは「UNDERTALE」以外にも、「ゼルダ」「マリオ」「ポケモン」各シリーズなどの様々なゲーム音楽をアカペラで歌った動画を公開していますが、同サイトで一番再生されている5年前に公開の動画「UNDERTALE」の楽曲「Megalovania」はなんと、現在4151万回再生以上というとんでもない数字が出ていたりします。

かなりカッコいいので、興味がある方はこちらもぜひどうぞ。


ちょっと気になったツイートあれこれ

つい先日、突如twitterで告知された「重大なお知らせツイート」が気になる白上フブキ

重大と銘打つ話題の予告としては、今回は結構告知時期が早めのような気もしますが、ファンの杞憂を許さない明るい雰囲気のツイートの仕方には、流石の上手さを改めて感じます。

ツイートについたファンの反応は、彼女の誕生日の近さもあっていろいろな期待の声がありますが、果たして何がはじまるのでしょうか。

続いては宝鐘マリンの休養予告ツイート。

配信休止は視聴者として「残念に感じる部分は全く無い」といえばウソになるのですが、ホロライブメンバーから「体調管理の為に休む」と言われると思わずホッとしてしまうのが、今のファン心理のほとんど総意のような気がします。

雑談等で体調不安を語るメンバーも珍しくない中、ちゃんと休んだり通院したりという報告はありがたい限りです。

それと個人的には、こういった形で事前に休む理由を説明してくれるVtuberって貴重だなとも感じます。

「突然休止&復帰時に本人から事情詳細説明」というケースがネットの配信業、特にVtuber業界にはまだまだ多いですし、そのことに伴うファンの杞憂民化とそこに乗っかって不安を煽るのが趣味のいわゆる荒らしの増加にこのところは煩わしさを感じる機会も多いので。

「お休み期間の事前告知」という文化はもっと短期間の休止から気軽な感じで定着してくれたらと、私としては思うところです。

パ・リーグコラボのグッズの話

8月に話題に上がっていたホロライブ×パ・リーグコラボのグッズ販売がつい先日始まり、9/23には同グッズが楽天のリアルタイムランキング・ホビー部門でなんと1位を記録。

けっこうな滑り出しだなぁとちょっと驚きました。

こういう事務所比較になる話はあんまりよくないなと思ったりもするのですが、昨年noteでも紹介した「にじさんじ×パ・リーグ」コラボグッズの際には「等身大アクリルスタンド: 330,000円」というひときわ話題性のあるグッズが登場したこともあったので、「今年のホロライブコラボもその位インパクトのあるグッズをパ・リーグさんは出すのかな?」と開催前はちょっと期待していたのですが、特にそんなこともなく。

その代わりと言っては何ですが、昨年のにじさんじコラボの際には、「1回660円のくじを10連すると1/100の確率で当たる賞品」で、のちに一部ライバーの物がめっちゃ高値で転売されていたと噂だった賞品『ライバー直筆サインボール』が、今年のホロライブコラボでは「10300円のコンプリ―トセットを買った方の中から抽選で1名に当たる賞品」へと、さらなる幻の激レアグッズ化していたところにはちょっと驚きを感じました。

ちなみに前者は個数限定キャンペーンだったのですが、後者は購入制限なしの一般商品のコンプリートセットなので、きっとメンバー直筆サインボール狙いで同じセットを何個も買う人とかいて、その結果が前述の楽天ランキング1位とかにも反映しているんでしょうが、なんとも景気のいい話です。


ライブと最近の楽曲展開や公式配信についての感想

先日の公式枠配信「重大告知をするのは私です!!【 ホロライブ3期生 】」で、3期生5人による新たな3Dライブ、「HOLOLIVE FANTASY 1st LIVE
FAN FUN ISLAND
」の開催が発表されました。

2月に開催された「hololive IDOL PROJECT 1st Live.『Bloom,』」時に量産された数々のユニットオリジナル曲に加え、今年春から夏にかけて、各メンバーが示し合わせたかのように次々とリリースし始めたソロオリジナル曲の連発される様子から「ライブ開催時の楽曲使用およびライブ後の円盤化などに関する権利問題を容易にしよう」という動きが十分に見て取れた、今年のホロライブ。

その経緯から、今回のライブ開催についてはそれほど大きな驚きはありませんでした。ここに関しては、なんならもう数度年末年始にライブ開催が発表されたとしても、そんなに意外ではないなと感じています。

また、チャンネル登録者数的にも配信の同時接続者数で言っても、ホロライブ各デビュー期の中で今、最も勢いのある3期生「HOLOLIVE FANTASY」の3Dライブを、毎年競合他社の全体ライブが開催されがちな年末時期に持ってくるというチョイスも、実に妥当な展開だと思います。

特に3期生は過去の全体ライブや、前述の『Bloom,』、VARKの『ふたりでつくるホロライブ』シリーズにもほぼ全員参加していること、などから3Dライブに関しての経験も豊富で、また白銀ノエル以外は現在全員ソロオリジナル曲持ちと、非常に前提条件が整った状況になっています。

ライブ自体も非常に安定感のあるものになることが期待できそうです。

ただ、このホロライブの今年の「自社製楽曲メインのライブ戦略」については思うところも全くないわけではなく、特に10月のソロライブ開催組2人(角巻わため星街すいせい)については、ソロオリジナル曲の連続リリースのスケジュールに色々と厳しい部分もあったように思います。

特に、9/29に1stアルバム『Still Still Stellar』をリリースする星街すいせいの方はまだしも、角巻わために関しては、現在11曲ある彼女のオリジナルソングのうち実に9曲が、10月のライブ開催に向けて「6/30~9/25」の約3カ月間連続のMV公開という超過密スケジュールの中で公開された結果、再生回数の初速はともかく、どの楽曲も等しく「継続しての再生回数に伸びが見られない」状態になっています。

オリ曲公開時期             再生回数 
2020/07/12「愛昧ショコラーテ」       1,761,328 回
2020/12/29「曇天羊」(feat.Calliope Mori)2,344,754 回

2021/06/30「キミだけのメロディ」              494,697 回
2021/07/09「sweet night, sweet time…」         311,755 回
2021/07/26「御伽の詩と永久なるミライ」      656,786 回
2021/08/11「おはようのうた」           417,526 回
2021/08/19「mayday,mayday」        469,844 回
2021/09/02「ゼロの足跡」           333,222 回
2021/09/09「Everlasting Soul」       297,949 回
2021/09/16「Holidays!」          159,083 回
2021/09/25「RAINBOW」           ―  回
               (9/25 19:00時点集計)

この件については個人的な感想になりますが、楽曲や本人の歌唱については他メンバーのオリソンに何一つ劣る点が見当たらないだけに、再生回数で他ライバーのオリソンと差がついている現状には色々と考えさせられるものがあります。

もちろん元々ライブでの使用が前提の各楽曲ですし、今後サブスクやCD等の展開もあると予想されるので、現在の再生回数による収益云々は彼女や運営にとっても、もしかするとそれほど重要ではないのかもしれませんが。

製作に著名な作詞・作曲者が名を連ねる楽曲の数々が決して安い製作費であろうはずもないので、今回の連続リリース展開については非常にもったいないな、という印象を持ちました。

また、もったいないというか、よく意図がわからない印象については、最近の公式配信全般にも同様に感じる部分があります。

例えば、今夏のアニメのED曲になった、湊あくあ大空スバル桃鈴ねねのユニット「NEGI☆U」の楽曲「つまりはいつもくじけない! 」が、サブスク販売はあるのに公式で特になんら宣伝配信もなく、未だに公式からMVが出るでもない不思議な扱われ方をしていたり。

そんな中、公式はなにを配信しているかといえば、8月中旬から下旬にかけて360度動画を3本公開して以降、全く音沙汰が無くなってしまい、なんならキービジュアルに独り映っていたときのそらに至ってはまだ360度動画にはワンカットぐらいしか登場していないという謎の夏のホラー企画?「hololive ERROR」や、

タイトルに「ライブ」とあるにもかかわらずトータルで1曲しか歌わず、あとは3Dで脱出ゲームを行った天音かなた常闇トワの謎の『ディープインサニティ アサイラム』案件放送「マドロミライブ」など、とにかく作りこみが足りているのかどうかもよくわからない謎な企画配信を量産する一方で。

さらには特に案件でもスポンサード、事前告知企画なんかがあったわけでもない宝鐘マリンがうる・ぐら湊あくあ一伊那尓栖のユニット「UMISEA」が、海水浴のシーズンも終わった9月の中旬に突然誕生して、こちらは妙に力の入ったオリジナルアニメ4本と電波楽曲1曲を連続公開してみたり、と。

そんな不思議な公式配信の展開には、唐突で面白いと感じる部分もありますが、首をひねりたくなる部分も同程度以上にあって、それこそホロぐら並みの無軌道でカオスな印象があります。

ちなみに、しばらく動きが無かった「HOLOLIVE ALTERNATIVE」については9月以降公式twitterが地味に再始動したりと、ちょっと何かありそうな気がしていますが……、さて、どうなのでしょうか。

こちらも森カリオペが歌っていたテーマ曲「Dawn Blue」なんかは楽曲MVなんか出しても良さそうな気もしますが。

まあ、なにはさておき。
今のところ秋以降のホロライブも、何か色々とやらかしてくれそうな。
そんな予感だけはします。


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