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どこにでも舞元が出てきた2021年のにじさんじXmas関連配信で思った事

Vtuberの配信が最も活発になる時期と言っても、過言ではないクリスマス。

今年もたくさんの配信をリアルタイムやアーカイブで楽しませてもらう中、ことに今年はにじさんじ関連の配信で、予想もしない所で舞元啓介を見る機会が非常に多かったような気がします。


元々、昨年一昨年と続いている有馬記念の同時視聴配信と、犬山たまきの地獄のようなXmas企画「五等分の舞元」については、かねてからの告知や、昨年の犬山たまき企画「舞元裁判」から続く企画として話題が数か月前から挙がっていたこともあり、私もフツーに今週末の視聴予定に以前から入れていました。

また、有馬記念直前の配信として12/25に行われた、ルイス・キャミーの「麻雀で稼いだ点数分有馬記念馬券を購入する配信」という、勝てば勝つほど自分の首が絞まるタイプの企画に、この手の企画好きの舞元啓介が乗っかってくるぐらいのところまでは、日頃の活動をかんがみれば十分に予想の範囲内でした。


しかしながら、まさか12/23配信の「りりくらクリスマスライブ」の舞台で「Snow halation」と「クリスマスソングメドレー」を歌い踊る3D舞元啓介を見る羽目になろうとは予想もしていませんでしたし。

そして、その翌日の12/24のクリスマスイブに、西園チグサ3Dお披露目配信で、自身の巨大3D立像の下で「廃都アトリエスタにて」を女子高生と歌い踊り、あまつさえラストでメロディを見失って苦笑いする舞元啓介を見ることになる、なんてことは全く持って想定外の出来事でした。

続いて翌日、12/25のクリスマスには、本間ひまわりチャンネルで行われた「🎄\3D/ で #げまじょクリスマス 💛🎄開催」に、なぜか舞元啓介の3D立像のみが、まるでクリスマスツリーのような扱いで部屋の片隅に登場。

さらにさらに、12/26配信のマリカにじさんじ杯ではなんと、舞元啓介が別に特別詳しいというわけでもないゲーム「マリオカート8DX」の公式配信の大会実況解説を、試合に出場する剣持刀也の代理でこなすという事態が。

過去の司会経験者(笹木咲竜胆尊)が全員本戦出場していた為とはいえ、その意外なキャスティングにはかなり驚かされました。

まさかクリスマス週間にこれほどに舞元啓介ばかり見ることになろうとは。

思い返してみても、実に凄い状況でした。

そして「マリカにじさんじ杯」以外は、ほぼほぼ女性Vtuberとのコラボ、というのも実に特徴的なクリスマスだなと感じました。

さて、この大忙しの舞元啓介の状況についてですが。

まず、どの配信も楽しく視聴しましたし、いずれの配信でも「女性ライバーとコラボしても炎上しにくい男性ライバーの第一人者」としてのポジションを今年の舞元啓介がしっかり確立していた事には、いちファンとして嬉しいと感じはしたのですが。

その反面、100人を超えるほどにじさんじにライバーがいるのに、どの企画にも舞元啓介一人に頼る場面が出てきている現状って、いったいどういう状況なんだろう?という点は、ちょっと疑問に思ったりもしました。


2021年のにじさんじでは、特に葛葉を筆頭とした男性ライバーの躍進と、ROF-MAORainDrops、などに代表されるにじさんじライバーのユニットタレント化が特に目立った一年だったと私は思っているのですが。

ひょっとしたら今回の舞元啓介のクリスマス無双は、そのライバー達がタレント化・アイドル化していく流れの過程で男女間コラボの炎上リスクが非常に高まってしまい、特に女性ライバー側の男性コラボ相手の選択肢が狭まって、炎上を気にせずに気軽にネタとしてキャスティングできる男性Vtuberが舞元啓介ぐらいしかいない状況が生まれてしまったのかもしれないな、という印象を少し持ちました。

もしそうだとしたら、例えば主に2019年頃のVtuber界隈の男女間コラボあたりで頻繁に見られた、どちらかと言えば「炎上」というワードに男性ライバー側が過剰に反応をするムーブを必要とした過去の状況とはまったく真逆の「女性ライバー側が炎上に対してあからさまに配慮しなければならない」事態が既ににじさんじ内では起こり始めているのかもしれないわけで。

そうなるとやはり今回の舞元啓介や、にじさんじ女性ライバーとのコラボや企画内での掛け合いが比較的多く見られる社築花畑チャイカあたりに代表される、男性としてのカッコいい色気よりも独特なキャラクター性が持ち味の旧SEEDs勢は、女性ライバーのコラボ相手としての出番が、来年もいろんなところでますます増えていきそうな気もします。

2022年のにじさんじには、ハンサムな男性ライバー達が女性顧客層の獲得を狙って異性コラボを減らし同性同士のコラボ相手を取り合い、その一方で女性ライバー達は男性顧客層を掴むために同じくハンサム男性ライバーを避け同性同士のコラボ相手や、男性おじさんライバーをコラボ相手として取り合う、そんな二極化したカオスな未来が、ひょっとしたら今年以上に待っているのかもしれません。

そういう意味では、にじさんじの男女混成事務所という恩恵を来年最も受けるのは舞元啓介のような男性おもしろおじさんライバー達、という事になるのでしょうか。

さて、そんなあまり纏まらない感じの来年の謎予想の話はさておき。

とりあえず今回の話題の主である舞元啓介の次の活躍の舞台は、年明けに行われる「新春!にじさんじ麻雀杯2022!!」になることでしょう。

次はどんな掛け合いが見られるのか、来年を楽しみにしたいと思います。



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