最近見たVtuber関連の面白かった記事と雑感あれこれ(2022年10月~11月前半頃)
日頃フォローして下さってる方向けの、Vtuber関連のWebメディア記事なんかをまとめて紹介するnote。今月も雑にお届けしたいと思います。
2022年10月は、Vtuber関連のWebメディア記事がやたら豊作の月でしたので、今回はその中でも画像量や文章量等の見どころが多いものを中心にチョイスし、内容が短いものやグッズ販促が中心の記事等は省いています。
あと、そのせいか同じライターさんの記事が割と多いですし、私の解説は逆に書ききれないので少なめになってますが、とりあえずWebメディアの読み物探しにでも活用していただければ幸いです。
<11/13 紹介忘れの記事がいくつか残っていたので追記しました>
にじさんじ関連
とりあえず10月のにじさんじ関連記事は、何と言っても『にじさんじフェス2022』と『FANTASIA』絡みが非常に豊富でしたが、あまりの量なので差し当たって文章量が少なかった物販・グッズ・楽曲セールス系の記事はほぼ全部オミットしました。
……が、それでもこの量です。
全部見るのは流石に大変なので、気になった奴だけ読むのをお勧めします。
上3つはRealSound掲載の記事、綺麗な写真と文章で3Dの美しさをまとめています。特に一番下の総括レポートは大容量です。
こちら3つはINSIDE掲載の記事。ライブレポ記事ではライバーの個性を楽曲と合わせて簡潔に紹介していて、特に空気感の伝わる記事です。
こちら2つはMoguLiveの記事。「FANTASIA」で卯月コウの歌う脱法ロックに注目した人は掲示板やまとめサイト、noteにもいっぱい居ましたが、Webメディアでも取り上げられているところに、そのインパクトの凄さが感じられます。
こちらはHOMINISの記事。こちらのように「FANTASIA」の2日目だけを紹介するメディアが複数出てくるところに、昨今のにじさんじにおける男性Vtuber人気が垣間見えるような気がします。
そんな中、KAI-YOU.netでは逆に「FANTASIA」1日目だけがレポートされていてちょっと驚いてみたり。1曲ずつ掘り下げられた丁寧な記事でした。
そんな中『にじさんじフェス2022』関連で記事数・画像量を最も多く紹介していたのがUp-Stationの記事たち。ここでは文字数が多かった2記事しか紹介してませんが、フェス関連では他にも「ライバー特別授業」「教室レク」などの細かい記事が別に6記事も掲載されてたりします。
他にも最近のUp-Stationさんは「AGFのVtuber関連の各社出展ブース紹介記事」「ららぽーと沼津のろふまお1周年ミニイベント紹介記事」など、マニアックなレポートを掲載しているので、気になる方は是非。
さて続いては、イベント以外の記事を。
まずはいつものRealSoundのにじさんじライバーコラムから直近の物をご紹介。現在は9月から元にじさんじSEEDs2期生をピックアップ中です。
お次にanimateTimesのライバーコラムから分量が長めなものを2つご紹介。オススメ配信アーカイブの紹介がいっぱいある構成の記事です。
こちらはUp-Station掲載のアーカイブ紹介多めのコラム。
個人的には内容はさておき、”木10!ろふまお塾”神回厳選10本ノックという企画名称が好きでしたw
続いて、こちらは週プレNEWS掲載のちょっと珍しい記事。
「壱百満天原サロメ×織田信成の異色対談」という企画が独特です。
そしてこちらは、INSIDEとカルチャにそれぞれ掲載された、にじさんじ関連の「ハロウィンソング特集」と「オリジナルソング解説」記事。
こういった歌ってみた系の動画まとめが箱単体で十分出来るあたりが流石のにじさんじだなぁとつい思ってしまいます。
にじさんじ系のWeb記事、最後はKAI-YOU.netからこちらのニュースを。
「切り抜き」や「まとめサイト」に対して、10月は企業側の動きが非常に活発な印象がありましたが、今後どういった方向に進んでいくのかは非常に気になるところです。
<11/13 追記>
いくつか紹介忘れの記事があり、勿体なかったのでちょっと追加を。
こちらはROUND UP GAMERS掲載の記事。配信中に月ノ美兎が投げかけた疑問「鬼ヶ島に昔あった小学校の校歌に『鬼』というワードは入っているかどうか」が視聴者によって配信後数時間で解決した話を紹介しています。
こちらは女性向けニュースサイトにじめん掲載の記事。壱百満天原サロメの公開した「ローゼンメイデン」のオープニング曲「聖少女領域」の歌ってみた動画に対して、作品公式twitterや原作者のPEACH-PIT先生の反応などがまとめられた記事です。
こちらはWEBザ・テレビジョン掲載の『にじさんじフェス2022』関連記事3種になります。他のWebメディアがあまり報じていない「にじさんじのB級バラエティ(仮)」「出張!ろふまお塾」「月ノ美兎&星川サラ&不破湊&ChroNoiRステージ」についてのボリュームのあるレポートになっています。
ホロライブプロダクション関連
続いてホロライブ関連のWebメディア記事をご紹介。
こちらもグッズ関連はかなりオミットしましたが、音楽系のPR記事や特集系のコラムが相変わらずすごい量です。
こちらは10月以降のファミ通.com掲載のホロライブメンバーによるゲームコラム。アキロゼ、常闇トワ、獅白ぼたん、鷹嶺ルイのレギュラー連載陣に混じって、何故かこっそり星街すいせいが混じってテトリスコラムを載せてます。今後も唐突にシークレットメンバー参加がある企画なのでしょうか?
続いてこちらは、湊あくあ&獅白ぼたんのレッドブル.com掲載の連載コラムまとめ。長らく連載されていましたが、おそらく11月中旬頃掲載の獅白ぼたんコラムで連載終了ではないかと思われます。
続いてアーカイブ紹介系のコラム記事をいくつか。
こちらはkai-you.net掲載の星街すいせいについてのコラム記事。オリジナル曲5曲を中心にこれまでの軌跡を振り返る形式です。
こちらはカルチャの記事。何故か10月はイヌ科のメンバーがチョイスされています。個人的には戌神ころねの記事構成が特に整っていて好きでした。
こちらはINSIDEから5記事。恒例の「バーチャルタレント名鑑」では珍しく前後編に分けられた常闇トワの記事や、兎田ぺこらの個人配信関連記事、話題になった宝鐘マリンの3Dライブ「昭和歌謡祭」記事とバリエーションが豊富です。
続いてこちらはRealSound掲載の記事から7種類をご紹介。
猫又おかゆソロライブレポート、桃鈴ねね、夜空メルの各インタビュー記事、星街すいせい×郡陽介対談、Mori Calliopeのラップ考察コラム、宝鐘マリンの楽曲「Unison」の製作意図に触れたYunomiインタビュー、兎田ぺこら「いいわけバニー」&夜空メル「キャラメル・デビル」&猫又おかゆ「毒杯スワロウ」の制作秘話に触れたナナホシ管弦楽団へのインタビューと、とにかくどれも他では読めなさそうな記事が豊富だったのが面白かったです。
続いてホロスターズ関連。
こちらはライブ「HOLOSTARS 2nd ACT「GREAT VOYAGE to UNIVERSE!!」に関するPRTIMES掲載のオフィシャルレポートと、リスアニ掲載の記事。画像は共通ですが、会場の様子が伝わるレポートです。
こちらは8月に掲載された夏色まつりポケカコラムに続く、電撃ホビーweb掲載の「ホロプロメンバーが好きなものについて熱く語るコラム」第2弾で、荒咬オウガが「令和のガンプラ」を題材にレイダーガンダムとかを語ってます。めっちゃマニアックで個人的に好きな記事です。
こちらはホロスターズのマネージャー、大道シノヴの退職に関して報じたkai-you.netとanimateTimesの記事。いずれも初期から様々な場面でホロスターズを支えた有能マネージャーを惜しむ声が綺麗にまとまっています。
<11/13 追記>
こちらもホロライブ関連でいくつか紹介忘れの記事をちょっと追加。
PANORA掲載の記事で、10月初旬に2日間開催されたイベント「宝鐘マリンVRグリーティング」についてのレポート。本人へのインタビューなども記載されています。
こちらはINSIDEの「ホロライブ大運動会2022」についての記事。どちらかと言えば記録的な意味合いの強いまとめ記事かもしれません。各競技結果や感想ツイートなどが丁寧にまとめられています。
その他いろいろ
ここからは、上記2社以外の記事をまとめてご紹介。
こちらは774inc.の有閑喫茶あにまーれ所属、因幡はねるのセカンドシングル「独占予報」に関連したMoguLiveのインタビュー記事なのですが、楽曲以外にこれまでの配信内容なども振り返っていて読みごたえがある記事です。
こちらはanimateTimes掲載のぶいすぽっ!関連記事。内容は総勢18名をザッと紹介している簡単な内容なので、どちらかと言えば知らない人向け。
日経クロストレンドからはおめがシスターズのインタビュー記事を。Vtuberを始めたきっかけや企画などについて語っています。
こちらは音楽ナタリー掲載の「音楽的同位体・可不」についてのコラム。KAMITSUBAKI STUDIOの統括プロデューサーPIEDPIPER氏など複数人が可不について語っている貴重な記事です。
こちらはINSIDEの企画「バーチャルタレント名鑑」で紹介された、ピーナッツくん、甲賀流忍者!ぽんぽこ、BOOGEY VOXXについてのコラム。
音楽活動からトーク、企画、麻雀に至るまで、彼らの魅力が色々と詰まった良コラムです。
こちらは@DIME掲載の、「バーチャルセックスインフルエンサー」由宇霧についてのインタビュー記事、前後編。執筆は「V Criminologist」犯罪学教室のかなえ先生というところも面白いです。
こちらは厳密に言えば内容はVtuberにほぼ関係してないのですが、Vtuber輝夜月、ハコス・ベールズなどのデザインを手掛けた、kai-you.net掲載のMika Pikazo先生へのインタビュー記事。この手の記事が無料掲載なのって割と珍しい印象でした。
こちらはUp-Station掲載のミリタリーVTuber彩まよいが主催したリアルサバゲ―イベントに関する記事。一見Vtuberの記事っぽくない写真が並ぶ記事ですが、こういうVtuberも居るんだ!と感じさせる面白い記事です。
こちらは先月もご紹介したanimateTimesで特集されている特定の楽曲の「歌ってみた動画」に関するまとめ記事。記事を読んだ後に比較して聞いてみるのも意外と面白いなと思いました。どっちかと言えば「シル・ヴ・プレジデント」比較の方が面白かったです。
こちらはMoguLive掲載のVtuber運営企業一覧というちょっと珍しいまとめ記事。記録的な意味でも貴重な気がしているので載せておきます。
あとは10月頃のVtuber関連のめぼしいニュース系記事をいくつか。
元々アイドルオーディション系番組の多い韓国でVtuber界隈にも同様の流れが来ていたり、ANYCOLOR社の上場以降Vtuber業界を投機的な視点で見る記事が相変わらず増えていたりというビジネス的な記事が目立つ一方で、注目を集めるためにとはいえ「AVスプラ」で超えてはいけない一線を超えてしまったVtuber達の話題がFRIDAYのような一般紙に取り上げられるような事態が起きていたり、権利的な問題ばかりが目に付く「AIファンアート」の動きや、7月の法改正以降大きく動きが見られる「Vtuberへの誹謗中傷対応」等、今月はVtuber業界としても、非常に全体を巻き込んだ大きな転機が多かったように感じます。
最近はその他にも一部「まとめサイト」等に規制の影響らしきものが見えていたりと、各所に色々な変化が見えている点がけっこう気になっています。
誹謗中傷についてはもちろん無くなるに越したことは無いのですが、とはいえVtuber個々人が常に視聴者層の誹謗中傷に対してピリピリした反応を返す様子をいつまでも見ていたいとは思わないので、可能であれば企業であったり法務担当先に適切な対応を取ってもらい、Vtuber自身は配信に集中できる環境づくりというものが早く一般化して欲しいなと個人的には思うところです。
<11/13 追記>
こちらもちょっと追加を。
WEBザ・テレビジョン掲載の「謎解き戦士!ガリベンガーV」に関連した、バイきんぐ・小峠&電脳少女シロへの番宣インタビュー記事。内容的にどうということはないのですが、地上波TV番組の中にVtuberの姿を見ることも最近は珍しくなくなったな、とあらためて感じた記事でした。
月ノ美兎、BOOGEY VOXX、宝鐘マリン、しぐれうい等いろんなVtuberに楽曲を提供しているIOSYSが、「VTuber×音楽の可能性とは?」について答えたSOUNDMAIN掲載のインタビュー記事。面白かったです。
最近読んだVtuber関連の個人的おススメnote
最後はまた最近読んで興味深かったnoteをいくつかご紹介してみようと思います。掲載順は例によってテキトー、おひとり様一記事で乗っけてます。
(紹介してほしくなかった方がいらっしゃいましたら、削除しますのでご一報ください)
今回もだいぶ長くなりました。
しかし、この手のまとめを作ってると毎回思いますが、Vtuberの話題を取り扱っている記事やWebメディアがこんなに増えたのは本当に嬉しいですね。
毎年の流れを考えると、これからまたデビューなり、新規3Dなりといった動きが各社で色々と起こりそうな予感もしますが、さて、今年の年末年始はいったいどんな出来事が待っているのでしょうか。