2022年6月中頃に興味が湧いたVtuberのWebメディア記事あれこれ
ご紹介時にちょっとだけ感想書きたくなるような、そんなWeb記事関連の話題がだいぶ溜まってきたので、いつものようにまとめてお届け。
ちょっと前ににじさんじ関連の話題だけをまとめて記事にしてしまったので、今回はそれ以外のところの話題が多めになるかもです。
Red Bullの企画ブログでVtuberを最近よく見る話
以前のnoteで、レッドブル・バーチャル・アンバサダーに就任しているホロライブの湊あくあ、獅白ぼたんの話題を何回かご紹介したと思うんですが、今回は同じRed Bullのブログ企画で、個人勢Vtuberのピーナッツくんを見かけたのでそちらをご紹介。
「マイクリレー《RASEN》」という、Red Bullがラッパーをキュレート(収集・特集)する企画に、他のラッパーに交じってフツーにアーティストとしてマイクリレー動画のセッションに参加し、インタビューも受けているという記事です。
この記事で驚いたのは、企画内ではちゃんとラッパーとして特集されていて、なんなら「Vtuber」という単語が文中には全く登場しなかった所。
ピーナッツくんに関しては音楽面に関するメディア露出の回数の多いVtuberという印象を私としても以前から持ってはいたのですが、彼の「Vtuber」活動という部分に全く触れない記事というのは流石に珍しいなと思いましたし、逆に彼自身がの「Vtuber」という側面を無視しても、「ラッパー」という側面だけでこの記事が成り立ってしまっているところに、改めて彼の多彩さを感じたような気もしました。
面白い動画、記事だったと思います。
あと、Red Bullのブログ企画で言えば、冒頭でちょっと触れましたレッドブル・バーチャル・アンバサダー就任中のホロライブ、獅白ぼたんの連載コラム2回目も割と面白かったです。
ちなみに今回の内容は、ゲーム『バイオハザード ヴィレッジ』をプレイした際動画を、同じくホロライブの大空スバルのプレイ動画と対比された際の感想についてでした。
「ホロスターズ」3周年記念 1期生インタビュー【前編】、【後編】 | アニメイトタイムズ (animatetimes.com)
お次は久しぶりにホロスターズ関連の記事。
アニメイトタイムズ掲載のインタビュー記事で、ホロスターズ1期生4名(花咲みやび・奏手イヅル・アルランディス・律可)がいろんなことを答えている、なかなかのボリュームの記事です。
おそらく6/26の3周年イベントに向けて製作された記事だと思うのですが、その割にはイベントについて記事中であまり触れず、個々のこれまでを振り返る形の話題が多かったのが印象的でした。
内容としては完全にファン向けですが、お好きな方は是非。
しぐれうい イラストレーターの傍ら5月にCDデビューも実現:日経クロストレンド (nikkei.com)
続いて、こちらもわりとファン向けの記事。
日経クロストレンドの「VOV -voice of virtual entertainer-」という、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記氏と一心同体のVtuber、一翔剣がバーチャルタレントの魅力を解き明かすという企画の第3回。
今回のゲストはしぐれういです。
日経エンタテインメント!誌に掲載された記事の再構成記事なので、割と記事の入り方は毎回万人向けなのですが、端的に各Vtuberの個性がまとまって取り上げられているので、結果としては一般層よりファンの方が喜びそうな内容になってるところに面白みを感じています。
ただ、雑誌の再構成という都合上、Webメディアの特集記事として見た場合ちょっと文章が少な目なので、そこは毎回残念な所です。
<6/27追記>
こちらのメディア企画については、6/25に前述の「ホロスターズ」3周年関連で2期生、夕刻ロベルのインタビュー記事がUPされていたので、併せてご紹介しておきます。結構シンプルな内容の記事でした。
にじさんじ新ユニット「Nornis」インタビュー 町田ちま&戌亥とこ&朝日南アカネに聞く、それぞれの“歌”と関係性|Real Sound
続いてはコチラ。
RealSound掲載の、にじさんじの3人組新ユニット「Nornis(ノルニス)」に関しての、町田ちま・戌亥とこ・朝日南アカネへのインタビュー記事。
私が読んだ中では多分、今回の「Nornis」デビューを取り上げた各Webメディアの記事の中で、一番記事のボリュームが多かったような気がします。
ユニット結成のきっかけ、それぞれの印象と歌の印象、「Abyssal Zone」というリリース曲のイメージや収録時エピソード、今後の目標などなど、アーティストのインタビューとして聞くべきところをきっちり抑えてある、読みごたえのある記事だなと思います。
「Nornis」がにじさんじのユニットとしては珍しく、楽曲展開以外の活動(コラボ配信・チャンネル開設等)が今のところ見られないユニットだったので、けっこう貴重なインタビュー記事、かもしれません。
グウェル・オス・ガール、にじさんじ100人以上の似顔絵を描き切る 童田明治まで完走 - KAI-YOU.net
続いてはKAI-YOU.net掲載のコチラ。
にじさんじ所属、グウェル・オス・ガールの企画「五十音順に描いたら童田明治の時には画力上がってる説検証」シリーズが、6/20に最終回を迎えたことを特集した記事です。
この記事によれば、このライバー100名以上を描ききる企画はなんと、全39回、合計時間は165時間超えという大長編配信だったそうですが、記事中ではその画力の進化する過程を丁寧に取り上げているところが分かりやすくまとめられていて、配信を見た人にもそうでない人にも優しい記事になっています。
ちなみにこの企画については、後日まとめ動画も本人からUPされるそうなので、個人的にもそれを今から楽しみにしているところです。
<追記>
6/25に本人のまとめ動画がUPされたので貼っておきます。
予想以上に面白い動画でした。
ホロライブの切り抜き“公認”に切り抜き師は? 人気切り抜き師「なめたけニキ」に心境やこだわりを聞いてみた- ねとらぼ
続いてはコチラ、今週個人的に一番びっくりしました。
ねとらぼ掲載の記事で、内容はなんとホロライブの人気切り抜き師「なめたけニキ」へのインタビュー、というもの。
先日「切り抜き」に関するガイドラインをホロライブプロダクションが策定したことや、「切り抜き」を始めた切っ掛け、製作時のこだわり、所要時間や今後の活動についてなど、おそらくここでしか聞けない色々な話題に触れていますので、興味がある方はぜひどうぞ。
ホロライブが夢見る,メタバースとの幸せな関係とは――不定期連載「原田が斬る」,第9回はカバーCEO・谷郷元昭氏がVTuberの未来を語る (4gamer.net)
最後にご紹介したいのは4Gamer.netに掲載されたコチラの記事。
対戦格闘ゲーム「鉄拳」シリーズのプロデューサー原田勝弘氏の対談企画「原田が斬る」に、ホロライブプロダクション運営元のカバー社代表取締役のYAGOOこと谷郷元昭氏が出演した記事です。
対談相手の原田氏がゴリゴリのゲーム畑の方なので、てっきり話題はカバー社のメタバースプロジェクト方向にばかり行くのかと思いきや、ふたを開けてみれば結構これまでのホロライブ史の振り返りに文字数が割かれていて、かなり読みごたえのある記事でした。
ちなみに、この記事で個人的に特に気になったのは以下の部分。
なんと2020年~2021年頃に大きくVtuber界隈で話題になった、Vtuberの配信するゲームの使用許諾権利問題について語っているんですね。
記事内ではこの上記の抜粋部分の後で、メーカー側からの見方や著作権法、視聴者同士が外野で揉めていることなどについても触れています。
現在は以前ほど揉めることの少なくなった使用許諾権利問題ですが、その話題がまさか、かつてその問題の渦中の企業の一つであったカバー社、谷郷元昭氏の参加する対談で出るとは思わず、ちょっとびっくりしました。
他にも「Vtuberはキャラクターではなくタレント」「ホロライブ誕生のきっかけ」「海外展開と未来」「メタバースとは何か」など、興味深い話題がとにかく多い対談なので、特にホロライブがお好きな方には面白い記事だと思います。
(ちなみにゲームの使用許諾権利問題ってなんのこっちゃ?って方は、こちらの過去noteあたりが参考になるかもしれませんので貼っておきます)
今回はこの辺で。