想像していたよりもはるかに内容が深刻だったあにまーれ緊急コラボ
5/10、因幡はねるのチャンネルで配信された「【終了のお知らせ】まじでやばい(釣りじゃない)あにまーれ緊急コラボ【因幡はねる / あにまーれ】」。
面白くはありましたが、冗談抜きでちょっと引いた、そんな配信でした。
その配信内容については……。
私は日頃このnoteでは極力ネタバレを避けて、紹介する動画は実際に見てもらおうと思って毎回書いているのですが、今回ばかりはもうネタバレとか言ってられないレベルでファンへの周知が必要な話だと思うので、ある程度はここでも書くことにします。
6/18に開催予定の有閑喫茶あにまーれの4周年イベント
『Animare 4th Anniversary -あにまーれ学園祭!-』
そのチケットが「信じられないぐらい売れていない」という話でした。
<5/1の告知ツイートがコチラ>
https://twitter.com/AniMare_cafe/status/1520689490683117571?s=20&t=zzL2iEJvS1jpvgP-SexZTA
その衝撃的なチケットの売れて無さ加減は、具体的な販売枚数まで配信内では発表されています。
その数字が詳しく気になる方は、動画の「11~12分ぐらい」まで配信を見ていただければと思いますが、私の稚拙な文章ではそこまで見るつもりが湧かない方の為に、あえてほんの一部分だけ、例えでご紹介すると。
5/9、単日のチケット販売枚数が、一人の手足で数えられるレベル、
5/1の発売開始から5/9迄の累計販売枚数が、小学校の全校生徒人数以下レベル、
でした。
774inc.全体のYouTubeチャンネル登録者数が270万超。
あにまーれの「4周年イベント」出演確定メンバー7人だけでも、70万人以上のチャンネル登録者がいて、それでこの数字。
当然誰が見たって赤字ですし、下手すると一般的なライブビューイングの会場ですら、会場によっては空席が出る数字です(今回はオンラインのみですが)。
仮に個人Vtuber一人のイベントでこの数字が出たとしたら、次回もイベントを開催しようなんて会社はたぶん出てこないでしょう。
その数字が事務所の箱イベで出ているというのは、明らかに異常事態です。
なので当然といえば当然なのですが、トータル2時間あったこの配信でも、状況発表以降のおよそ1時間40分ぐらいは、あにまーれメンバーによる対策会議と原因究明が行われていきます。
その様子については、流石に皆さんの目でアーカイブを見て確かめていただきたいと思いますので、ここでは割愛します。
配信としてはGWの全体企画「ななしくいず王」の倍以上にあたる、同時接続者数1万6千人を集めた配信となった本配信。
ある意味、面白い配信ではありましたが、ちょっと笑った後で「これ笑っていいのか?」ってなる場面が何回も出てくるという、ちょっとこれまでに味わった事のない視聴感のある配信だったような気がします。
あとは余談ですが、流石に状況が状況なので一応私見を述べさせていただくと。
もちろん、告知前日にメンバーから「宗谷いちか」がグループから脱退とか、他にもGW企画の宣伝や、LINEスタンプの販売告知なんかも同時期に重なって、今一つ4周年イベントの告知が目立ってなかった、というのはあると思います。
そして、記事前半に貼った運営からの告知ツイートから、内容が一切わからないのも今回は良くなかったと思います。
公式HPでも「あにまーれ学園祭」って、内容はライブなの?トークイベントなの?という基本的な情報が一切わからなかった上に、「休止中メンバーの出演については追ってアナウンスさせていただきます。」などという不確定要素も大きく、ただ明確なのは、単純に通常のオンラインライブイベントより1.5倍近い割高なチケット価格だけ、という状況では流石にファンも様子見せざるを得なかった、というのは実に当たり前の反応かなと思います。
事実、今回の配信では「内容が4~5時間の長時間にわたるイベントで、楽曲だけで12曲予定」という新情報が出ていましたので、それでようやく高めの価格には納得がいきましたし、配信終了時点である程度のチケット販売数があがっていたのも、おそらくはそのあたりの開示情報の影響がかなり大きかったのではないでしょうか。
とにかく今回は、告知の重要性について考えさせられる部分が大きいと感じました。
今回の配信以降、現状から色々と改善されるように、メンバーが運営にいくつか提案を投げるようですが、はたして今後どうなっていくのか?続報はあるのか?等々も今後はチェックしていければなと思います。
最後にもう一度あらためて書きますが、本当に色々深刻な配信でした。
内情があけすけなのはあにまーれっぽくて面白い配信でしたし、配信内容が毎回プロレスっぽいのもあにまーれという箱の魅力だとは思いますが、メンバー対物言わぬ運営との悲壮感漂うプロレスは、例え内容が面白くても正直そう何回も見たくないな、というのが視聴後の私の、いちファンとしての正直な気持ちだったりします。
いいイベントになってくれるとよいのですが。