企画「今さら聞けない?!Hololive」が面白かったので、今さら内容を掘り下げたものをまとめてみた
10月4日の配信、【今聞けホロライブ】今さら聞けない?!ホロライブ!!!みこミオスバ編【ホロライブ】がやたら良い企画でした。
内容的にはお手軽なマシュマロコラボ雑談なのですが、「ホロライブの5年間の歴史を振り返り、リスナーの今更聞けない話題を解説していく」というお題を、大空スバル、大神ミオ、さくらみこのホロライブでもコラボ巧者の3人が面白おかしく料理していく様子は、安定感や懐かしさ、面白さや意外性という意味でも、実に楽しい配信でした。
出来る事なら、メンバーを増やすか少し変えるかして話題を入れ替えて、本企画の第2回が開催されるのを期待したいところです。なんなら他の箱でもこういう振り返り雑談ってもっとあってもいいのにな、と思うぐらいには好きでした。
さて、そんな「今さら聞けないホロライブ」。
この配信では様々な「今さら聞けない質問」が飛び出していましたが、配信終了後には、いろんな切り抜き師さん達をはじめとする様々なファンによる面白い補足説明がSNSや掲示板等で飛び出していて、その中には、SNS等のログの中に埋もれるには勿体ない話もちらほらありました。
なので今回はそれらをある程度、ここで纏めておこうと思います。
もちろんファン由来の情報がほとんどなので、真偽の程はときどき定かではないものが混じっていますが、その点についてはご容赦ください。
あと添付が多いので、記事重めです。
(10/13にちょっと追記しました)
質問
3人の仲良し度
一緒に温泉旅行に行く程度には仲が良いらしいです。
以下は該当配信。こちらは2021年11月頃の話です。
こちらは2019年3月の、さくらみこ、大空スバルの悩みに大神ミオが答える最初期の占いコラボ配信枠。今見ると相談とアドバイスがホントに真剣で、配信内では初期スバルのヤバさと、ヘラり気味のさくらみこを泣かす大空スバルの姿が見れます。
みこちのコメント欄でよく見るFAQって何ですか!?
以下を参照。
さくらみこの過去配信アーカイブは現在(2022/10/12時点)で全体の約4割強が非公開となっている為、いつ頃から使われ始めたかは不明なのですが、twitterで見た感じだと2019年には既に使用されていた模様です。切り抜きは2020年頃から激増してます。
ミオったってなに?
吐くことの隠語。大神ミオのワサビ耐性の無さ等により、ワサビ系罰ゲームなどの理由で、何だかんだ毎年彼女は配信でミオっています。詳しい説明を知りたい人はホロライブ非公式wikiの「大神ミオエピソード集」を読むと履歴までわかりますので気になる方は。
ちなみにミオった最古の例は、該当アーカイブが現在非公開中の2018年年末の配信「クリスマス女子会の中心にいるのはそこのキミ!【ロボ子生放送スペシャル】」 。
翌日にはマイクラ内で反省会をしていますが、こちらも現在非公開です。
(一応切り抜きを貼っておきます)
スバルの部屋で串刺しにされてるうさぎって何ですか?
野うさぎ?
以下をご参照ください。
初登場は2019年の配信「ホロライブ幼稚園 ~No,1園児を探せ!~」のコーナー「お絵描き対決」の(20:57~)から。
配信内では、確かに大空スバル作画のわたあめうさぎを紫咲シオンがいじり倒してます。
みこちのPON、正直やってる?
「やってない」そうです。
但し過去の配信「ギリギリ!!!PONトーク!!!!!!/PON TALK」(33:00~)では、
という発言をさくらみこ自身がしていたりします。
ミオしゃの「しゃ」ってどこからきたんですか?
戌神ころね発祥の呼び名を、大空スバルがこすり続けて定着した大神ミオの愛称。類似例としては兎田ぺこらの「ぺこらっちょ」なども戌神ころね発祥(?)かも。
ちなみに人名の一部に「~しゃ」を付けて呼ぶ由来は、野球を中心とした雑談系掲示板「なんJ」で、「大事な場面で炎上する西武投手陣」こと「俺達」を認定した際の呼び名「熱烈歓迎〇〇者」から来ているのではないか説がありました。野球好きの戌神ころねらしい由来かもしれません。
(参考 ぶいちゅーばーにゅーす様)
ちなみに大神ミオは、過去の大空スバルや博衣こよりのパワプロ配信でいずれもピッチャーポジションをやっているので、意外とこの呼び名はしっくりハマっていたり。
ちなみに10月10日の戌神ころね本人の配信「ちょこっとだけ寝起き雑雑談(寝すぎた)」でも「大神ミオが『みおしゃ』の由来」については少しだけふんわりしたかんじで語られているので、気になる方はそちらもご確認ください。(以下は該当箇所の切り抜きです。)
ころさんがゆびを取る理由
配信時にリスナーの指を取り、配信終了時に返す、という人質のような理由で指を取る文化が出来た、という説明が配信内でなされていましたが、元々の「指」の由来は以下を参照。
以下はそのアーカイブ。(「ゆびゆび」誕生は51:25頃)
不穏なBGMをかけ、ゲストを呼び、ガチの咳を繰り返し、ディスコードの通知を鳴らしまくって先輩に怒られ、最後はみんなでスプラを始めるという、ある意味空前絶後、初心者全開だった伝説の初配信は未視聴の方必見です。
なお、この「指を取る文化」に関してはコチラの切り抜きが秀逸だったのでご紹介しておきます。
すいちゃんはいつからスイコパスだったんでしょうか?
2019~2020年頃に頻繁にコラボ配信されたゲーム、PROJECT WINTER(雪山人狼)の頃から。
配信中にさくらみこが語っている箇所は以下アーカイブの(38:00~)ぐらいからです。
ちなみにこの頃以降の余談になりますが、星街すいせいのPROJECT WINTER配信における彼女のゲーム内課金(?)装備「Golden Axe」は、すいコパスの象徴みたいな扱いを受けて、一時期は星街すいせいのイラストと言えば一緒に書かれるのは「金の斧」みたいな印象がありました。
最近出たホロライブ非公式ファンメイドゲームHoloCure(ホロキュア)の装備アイテム「サイコアックス」と、操作キャラ「星街すいせい」の持っている武器が金色なのは、このPROJECT WINTERのゲーム内装備から来ています。
フブキングはいつから呼ばれ、なぜそう呼ばれるようになったのですか?
2018年6月の夏色まつりの初配信から、既に夏色まつりが白上フブキを「フブキング」呼びしていたりします。該当箇所は以下の動画の(20:00~)頃です。
ちなみに添付動画が夏色まつりの顔画像になっている理由は、この初配信にはサムネイルがおそらく設定されてない(?)から……かと思ってます。こういう所にも時代を感じます。
なんでおにぎりゃーって牢屋にぶちこまれてるんですか?
元々の発端は2019年12月頭のFAMS&ゲーマーズによる温泉旅行に向かう道中で行われた以下の出来事。
という通称「サンドイッチ事件」がきっかけ。
これを元に、マイクラの不法侵入と改造、名誉棄損と情報操作、様々な盗み食い、複数人との浮気などの余罪が発覚し、その年のクリスマスイブの一大企画配信「おかゆ裁判」が開廷。(アーカイブ現在非公開)
そして見事に有罪になります。
そしてそれから半年後、今度は猫又おかゆが逆に裁判長になり、ファンを裁く大神ミオの企画配信「猫又おかゆ裁判・・長?!投稿された事案を裁いていくっ」が開廷されることになるのですが。
その前日の雑談配信(50:00~)で、猫又おかゆは翌日の話のついでに「おかゆの背負った罪はお前の罪である」という冗談を言い出しはじめ、その後、おかゆのファン「おにぎりゃー」は連帯責任で牢屋に投獄されたり囚人服を着たおにぎりゃーのファンアート等を量産。
そんな感じで、おにぎりゃー達はおかゆの有罪から半年後、後追いで入牢することになるのです。そして、今に至ります。
なんで谷郷元昭ってYAGOOと呼ばれているんですか?????
谷郷元昭(たにごうもとあき)氏がYAGOOと呼ばれるようになったのは、以下の配信で大空スバルに渡された谷郷氏の手紙の署名を、大空スバルがYAGOOと読み間違えたことがきっかけ。(該当箇所は10:30~)
ちなみにこの配信では初めて3Dのスバルドダックが登場したりもしています。ある意味記念すべきアーカイブです。
みこちは何がきっかけで、エリートって呼ばれるようになったの?
デビュー日の初配信から自称しています。
当時はホロライブ合流前で、カバー株式会社運営のさくらみこプロジェクト「3.5channel(みこちゃんねる)」からの初配信でした。
ホロの能力自称ワードとしては「エリート」や「holoXの頭脳」「高性能」「魔界の天才ヴァンパイア」など、色々ありますがどのフレーズも後ろに草が生え散らかす感じなのは、ある意味社風、みたいな感じでしょうか?
ちなみに配信内で出てきた電流使いの設定については、おそらく初期さくらみこのキャラクターデザインが、主人公が電撃使いのアニメ「とある科学の超電磁砲」等のアニメーションキャラクターデザインをしていた田中雄一氏だったことに由来するものと思われます。
他にも挨拶「にゃっはろ~」が同じく田中雄一氏が関わっているアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」シリーズの由比ヶ浜結衣の「やっはろー」から来ていたりと、さくらみこ初期の設定には田中雄一氏の影響が色濃く出ています。
このあたりがいかにも担当イラストレーターを全面にアピールしていた初期のVtuber業界の宣伝戦略っぽいです。
初期ミオシャはなんでローラを目指してたんだろ?
なんで?という問いには配信中も必ずしも答えていませんでしたが、2021年1月の配信「【ミオスバ】初心忘れるべからず【今日地獄です】」では過去を振り返ってこんな感じの発言をしています。(該当箇所は9:00ぐらい)
大空スバルって打つとなんで大空スバル おならって出るの?
「大空スバル おなら」というサジェスト汚染冤罪(?)の原因となった動画は、湊あくあの枠で配信された【 ムングラ 】帰ってきた幻の四人組!今度はオフコラボで暴れまくる!【マリオパーティー】。
(該当箇所は1:14:10頃)
おなら疑惑をかけられたと弁解するも、周囲にいじられていつもと違った叫び方をしてる大空スバルの姿を見ることが出来ます。
もっともこの出来事がいつまでたっても消えなくなったのは、翌日の桐生ココの配信「あさココLIVEニュース!1/8」で拡散されてしまった事の方が、影響としては大きいような気がします。(該当箇所は17:19~)
ちなみにこのあさココニュースでは、この話題をリークしたのは「有識者Mさん」こと、今回のコラボでも一緒の某狼Vtuberの方となっていました。
はたしてこの風説の流布、(?)いったい誰が一番悪かったのでしょうか?
ホロライブっていつからアイドルなの?
配信内では、豊洲pitで2020年1月の1st全体ライブ「ノンストップ・ストーリー」や、2019年8月の夏コミ「C96」で公開された「Shiny Smily Story」近辺から、といった話が出ていました。
また2期生とゲーマーズ以降でアイドルかどうかの認識が違っているといった話題も、配信内では出ていたように思います。
それよりも前の例で言うと、YAGOOこと谷郷さんは2019年6月16日開催のセミナー内で「我々はグループでAKBさんのようなライバーを運営しています」と発言しています。(該当箇所は7:37~)
0期生ってどういう集まりなの?
こちらのツイートがとても分かりやすいかと思います。
ユニット化したのは配信でも言われていた通り、2020年1月の1st全体ライブ「ノンストップ・ストーリー」で、他のメンバーが同期同士でユニットとして歌を歌うセットリストの中、0期生の5人が一つのユニットとしてまとまり、ときのそらのオリジナル楽曲『Dream☆Story』を歌ったところから、になります。
ただ、ホロライブ非公式wikiを見ると以下のような文言もあるので、「0期生」という呼称がいつから定着したの?定義されたのはいつ?等はまたいろいろある様子です。
配信で「きちゃあああああ」って書かれていることが多いですが、元ネタ?とかってあるんですか?
配信中はハッキリしなかったこちらの疑問ですが、配信後にはにじさんじ所属ライバー、鷹宮リオンとさくらみこの間に、こんなツイートのやり取りがありました。
ちなみに、「きtらああ・きちゃああ」のフレーズの発祥自体は以下の記事によれば2009年頃から自然発生的に見られた用語のようです。
エーちゃんって何者ですか?
ときのそらの親友にしてホロライブの裏方担当。
配信への初登場は2017年11月のときのそら配信の待機画面に後姿が描かれているところからです。
そして、動画内への初登場は2018年4月。この頃はときのそら作のイラスト「えー豆」での出演でした。
ホロライブの正式入社は2019年4月から(時期としてはときのそらのデビューアルバム発売&ゲーマーズ猫又おかゆ&戌神ころねデビュー前後)で、ここからホロライブ全体の裏方になります。
ちなみに初のソロ配信(?)は2020年1月の豊洲1st全体ライブの前日特番にあたる凸待ち配信から。
その他、詳しく知りたい方はホロライブ非公式wiki「友人A」をご参照ください。
ずっと気になってるのですが、ミオしゃの配信画面にたまにいる悪魔の鳥みたいなバケモノはなんなんですか?怖いです。
大神ミオの配信に居るバケモノ、その名はハトタウロス。
生まれは大空スバルのわたあめウサギ同様「ホロライブ幼稚園」からです。当時の製作者は白上フブキ。
その後、大神ミオのデザイン担当イラストレーターの泉彩氏のブラッシュアップを経て、最終的にホロライブ運営の悪ふざけによりGIFアニメ化し現在に至ります。
最近は非公式ファンメイドゲームHoloCure(ホロキュア)の大神ミオのスペシャル技としても登場するハトタウロスは、過去にも頻繁にゲームに登場していたりします。意外と活躍の歴史は古い怪物です。
(なんならさくらみこや大空スバルよりゲーム出演は早い?かも。大空スバルに至っては本人よりスバルドダックの方が初ゲームコラボ「暁のブレイカーズ」出演は早かったりします。)
ちなみに、GIFアニメが運営から送られてきた際の配信「【重大発表???】ホロライブ運営からの手紙(ZIP)が来た!!!!!【開封の儀】」は現在非公開です。
「みこだにぇー」って一体なんなんですか?いつのまにか存在していてたびたびイベント等で登場してきて皆んな当たり前のように存在を許していて、頭に謎の穴があるし怖いです。あいつは何者なんですか?
非公式wikiでは以下の通り。
この文章で書かれているコラボカフェは、2021年7~8月に開催されたさくらみこの「えりぃとかふぇ」のこと。
なお初登場時の動画は「【 3DLIVE 】3rd Anniversary LIVE Shine more!!! 【さくらみこ3周年LIVE】」にビデオメッセージとして登場したコチラ。
ホロライブ設立当初からの代表的マスコット、ときのそらの「あんきも」よりもいち早く着ぐるみ化していたり、初登場からいきなり頭の謎の穴を見せつけていく独特のスタイルの持ち主だったりと、このあたりのカバー社のセンスはちょっと独特です。
以降、アトレ秋葉原前で愛嬌を振りまいたり、ホラー風の動画をUPしたり、クリスマスにうろついてみたり、ホロEXPOにオープニングから出演してきたり、エイプリルフールにさくらみこのチャンネルとtwitterを乗っ取ったり、「【さくらみこ4周年 】ゲストあり!Baby Dance Live 🎉4th Anniversary 3D LIVE【ホロライブ/さくらみこ】」で3Dになったり、半分真顔のYAGOOと一緒にホロメン音頭を踊ってみたりと、公式枠とさくらみこ枠をいったり来たりしながら大活躍をする、もはやホロライブを代表する着ぐるみマスコットキャラクターになりました。
非公式でもファンメイドゲームHoloCure(ホロキュア)の2面「オフィス」で、中ボスとしてマグマを撒いたり火を吐いたりしています。
さて、こんな感じで今回は配信「今さら聞けないホロライブ」内の疑問をネットの海からちょっと拾ってきてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
このさくらみこ・大神ミオ・大空スバル3人の組み合わせで生まれる企画は個人的に毎回ツボなので、今後も是非楽しんでいきたいなと思っています。
この3人の次回企画はおそらく11/6開催の「ホロライブ大運動会2022」。
独特なチーム分けなどが各所で話題になっていますが、はたしてどんなお祭り企画になって、今年はどんなドラマが生まれるのか?
今からそれがとても楽しみです。