「Vtuberなんだが配信切り忘れてたら伝説になってた。」物話が本になってた

とある清楚系Vtuberが配信終了時に配信を切り忘れた為に、オフの「オッサン臭く酒を飲み、同僚の配信をセクハラ発言しながら視聴する音声」を誤って配信してしまった……。

そんな出来事から巻き起こるドタバタコメディ調の物語がいつの間にか文庫化されていて。

そしてその文庫化の宣伝企画で有名声優が声を当てた「物語内のVtuber」がYouTubeに登場する。




という事態が今回あっています。

そして私はそんな、ちょっと「食物連鎖」的というか「風が吹けば桶屋が儲かる」的というか、そんな感じのよくわからない状況に個人的に面白さを感じています。

YouTubeが人気になる → アニメーション等がYouTubeで流れる → Vtuberが生まれる → Vtuberが人気になる → Vtuberを題材にした小説が生まれる → 小説が人気になる → 小説が文庫化する → 文庫の宣伝アニメがYouTubeで流れる

これでアニメ化したり、アニメから番組宣伝用Vtuberが生まれたりしたら、なおのこと面白い事態の誕生なのですが、はたしてどうでしょうか?




VtuberがWeb連載系の小説の題材になっている現象は昨年ぐらいから割と頻繁に検索に引っ掛かって来ていて、私もいくつかの作品を読んだことがあるのですが、今日この話題に触れるにあたって改めて検索してみたらタイトルに「Vtuber」というワードが入った小説がものすごい数HITしたので、今後こういう商業化する作品も次々生まれるのかもしれませんね。

あと、世間の「Vtuberという存在」に対する認知度は、ライトノベルのタイトルにしても説明が不要な域にまで来たというのも、ちょっと興味深いです。



ちなみに本作「VTuberなんだが配信切り忘れてたら伝説になってた。」は、ファンタジア文庫から発売。物語に登場する「清楚の皮を被った酒カスVTuber」こと「心音淡雪」さんはtwitterも開設してらっしゃいまして、そのtwitterには何故か、もう既にホロライブSTAFF友人Aのリツイート等が付いてたりします。

https://twitter.com/kokoroneawayuki
https://twitter.com/achan_UGA/status/1395005936452857863?s=20

 とりあえず興味が湧いて、話をサラッと読んでみたい方は、WEB小説投稿サイトハーメルンでの連載(https://syosetu.org/novel/228300/)または、ファンタジア文庫の試し読み(https://fantasiabunko.jp/special/202105vtuber/)を覗いてみてはいかがでしょう?

ところどころにVtuber視聴者サイドから見て「あー」「あるある」みたいな共感を感じる作品だなぁと思いますので、お時間があればぜひどうぞ。

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