
バーフバリを初めて観た時の話7
バーフバリを観る前の自分にはもう帰りたくないと思った。
…いや、正確には帰れなくなってしまった。
日常で落ち込む事、辛い事、腹が立つ事、が起きてもバーフバリを思うと本当にどうでも良くなる。
そんな事はスパイスと筋肉でどーとでもなるんじゃ!!!
バリバリラーバリ!サホレ!バフバリ!なんじゃ!!!
別荘でのインド会の翌日、仙台市内は羽生結弦パレードで大いに盛り上がっていた。(突然だが我宮城県民)
バーフバリを慕うマヒシュマティの国民たちのようだね…
ウッ…王様…
(思い出し泣き)
母とくだらない事で揉めた時も、いつもなら口をきかずに去るところを、
バーフバリのシヴァガミ様を想う心が頭をよぎり…なんて自分は愚かでちっぽけな奴なんだとおらは虚しくなったね。情けなさすぎて泣けたよ。
泣きながら謝ったさ。自分は全く悪くないのにね!(そこは譲らない。)
しかし、誤解が解けて仲直りが早かった。
そして、その数時間後にバーフバリを映画館で観た。応援上映だった。クラッカーの数を間違えて、足りなくなった。
大の苦手な夏だって、バーフバリで元気に乗り越えた。家から2時間以上かかる映画館で爆音応援上映祭を開催していたので、1人で赴いた。
映画観るのにもはや旅行である。
ぼっちの人限定ステッカーを貰った。
映画館で、伝説誕生と王の凱旋を両方とも上映していた時はぶっ通しで約6時間拘束されてみたり、レイトショーで伝説誕生を鑑賞し、翌日にレイトショーで王の凱旋を鑑賞するという事もした。妹に布教する為、2日に渡って映画館へと通った。
インド人は続編を観るのに確か2年?の歳月を要したというのに、君は24時間で観れちゃうだなんて!とんだハッピーガールじゃないかい?ひゅー!!!
妹「ブー!」(鳴き声)
景色が色が空気が気持ちが変わってしまったのだ。
この映画をより多くの人に観て欲しいが為に熱く語るが、その熱量に語彙力が溶けてしまうのが悩みである。
とにかくやばい!!!
とか、
バーフバリ!
とか、
バーフバリジャイホー!
とかになってしまうのだ。
バーフバリ好きにこの悩みを打ち明けると、凄まじく共感される。
(だって本当にやばいもんね!!!)
バーフバリのプレゼンにおいて、
盛りすぎた。言いすぎた。はまず無い。
かくして、1人のマヒシュマティの国民が爆誕したーーーーーーーー。
己も既にマヒシュマティの国民という者は我と共に王を讃えよう。
サホーレ!バーフバリ!ジャイホー!
まだ、王の謁見をしたことが無い方は是非一度手に取ってみてほしい。
バーフバリ!
バーフバリ!
ジャイホー!
観ると健康になるんだからさ。
終わり。
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