ラストティーンの記憶9

歌詞が書けない


こんなんで終わりたくない

ゆるく握る左の手の指が
小さく 震えてる


この肉体が二十年の時を刻むまで
もう時間がない


何も、残せなかった



もう終わってしまう
本当に

時と体に心が追いついていない

おめでとう って言われたら、もう超えてしまう気がして


無力な私
二十になっても忘れないで
ありがとう




またね。


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