ラストティーンの記憶6
わからない
わからない
みんなどこで知ってゆくのだろう
知らないことが多すぎる
素直 真面目 ではなく
知らないだけ
やり方が わからない
見えにくい目も
見る気のない眼も
以前、
目が悪いのは神様の優しさだと思っていた
本気でそう思えた
見なくていいものが多すぎて
ぼやけてるくらいで丁度よかった
脳がポジティブに都合良すぎて
もうほとんど忘れてしまっている
過去、
見たくないものもあったのかもしれない
あまり思い出せない 思い出したくない?
けれど、
見えなくていいものがあったのだと。
それもこれも、
私だけなの?
って
悲観に喜びと特別も優越も重ねて
気持ち悪い
あまり求めることはしなかったな
たぶん
目が悪いのは
目が悪いだけなのだろうか
きっと何かが欠けてる
致命傷ではないかもしれないけれど
欠片として自身に形を埋めつけていると
信じてる
大人になりかけの
ギリギリライン手前の今
視力検査でもしとこうか
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