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WEBデザイナーのモチベーション

やる気がないデザイナーとして定評がある。

WEBデザインはライスワークとしてやっている。
なんか昔に宣言した気がする。

会社にいると、早く家に帰りたい。


文章を書くこと以外にあまりやる気がない。

だいたいにおいて省エネルギーで生きている。

熱意あるWEBクリエイターからは「良いものを作れ! 稼げ! もっと高みを目指せ!」と言われそうだし、

その他大勢にも「こいつ、人間的にダメなんだろうな……」と思われていそうだ。

こんなところで素直にやる気がないことを述べて、損でしかない。
自己ブランディングに失敗した。

そこでWEBデザインやWEBプログラミングで、個人的に頑張っていることを考えた。

論的記事と見せかけて自分語りだ。
イメージアップ作戦を試みている。

はじめに、

文章を書くことが好きな人は、WEB系に適性があると思う。

PCを長時間見続けて平気、
孤独でも平気、
ロジックに興味がある、
熱中すると時間を忘れる、
資料や参考文献を調べるのが楽しい。

これらはデザインやプログラミングに必須の能力だ。


わたしはもくもくと何かを作ることが好きだ。

一人でどうでもいいことを延々と考えるのも好きだ。

仕事はあまりやる気がないが、知らない知識を仕入れて、延々と試行錯誤することが好きだ。


WEBサイトを作ろうと決めたら、プライベートでも延々と作り続ける。
エラーが起こるとムキになってトライし続ける。

解決できる謎があるのに、解決できない状況にムズムズする。
名探偵コナンくん的な血が騒ぐ。


プログラミングをしていると色々なエラーが起こる。

マークアップじゃない、演算系の言語を扱うと、だいたいエラーが起こる。

周りに詳しい人がおらず、JavaScriptもPHPも独学で覚えたため、たびたびエラーが発生する。

家に帰って、何時間もググりまくって、ようやく解決したときの喜びは大きい。

打ち間違いとか、記述の順番違いなどの凡ミスだったときは「三時間調べてこれかよ!」とセルフツッコミして、あはははは、と笑っている。

そのマイペースさと、趣味と実益がごっちゃになっている感じが強みなんだろうな、と勝手に思っている。


WEBエンジニアではないので、自分の作りたいものの範囲の言語しか知らない。
JavaScriptだとフロントエンドの動き、
PHPだとWordPressとかメールフォーム部分。

自分の作りたいものに必要な構文とか仕組みを覚えた。
実を言うと、JavaScriptとPHPの違いもあまり分かっていない(やばいかも)。


麦からできているのはビールで、米からできているのが日本酒、というくらいの違いだと思っている。

どっちも変数を宣言して、数学の公式みたいなものを書いたら動く。

ただ、

WEBサイトのフロントはJavaScriptで書く、

PHPはフロントとサーバーを繋ぐときに書く。

居酒屋でビールを頼み、割烹料理屋で日本酒を頼む、というくらいの違いはあるのだろうと思っている。


割烹料理屋のWordPressが日本酒のPHPで出来ているのは、「続きを読む」などの記事画面のボタンから、データベースを呼び出して表示させるからだろう。


例え話にしたら逆にごちゃごちゃしてきた。

まあ、そんなことはどうでもいい。


それよりも、

書いた文章を、WEBできれいに表示させたい思いが強い。

画面に映る文字を、誌面で読むようにすごくきれいに表示させたい思いが強い。


WEBで表示されるページは「資料」や「記事」の感じが強い。
WEBに載せる小説は、とても軽く見える。小説というより「記事感」が強い。

本来、WEBは通信・情報を取得する手段である。

その特質ゆえに情緒的な芸術文章は相性が悪いと感じる。

(すべてではない。中には美しいデザインで見事に世界観を表現している文章サイトもある)


その前提に立ちながら、

縦書きで書いた小説をWEBに表示させるとき、
改行やモバイルでの見え方に、かなり気を配っている。

ここは本当は文章を繋げておきたいのに、WEBページになるとくどくどしてしまうという理由から、泣く泣く改行を行う場面が多々ある。泣く泣く言い回しや語感も変えたりする。

中学生の頃「どうしてWEBページは横書きばかりなのだ」と苛立っていた。

縦表示できる方法をググりまくって実装させたが、機体によって見え方がおかしくなってしまうので、縦書きを諦めた。

これも泣く泣くだった。
号泣の海に溺れて、PCが室内にぷかぷか浮かび、壊れてしまった。


書いた文章を、WEBできれいに表示させたい。

例えば、
スマホの普及で、企業のWEBサイトがすべてアプリに切り替わったとする。

(音楽系アーティストの人は、既にファンアプリという個々のアプリを配信している)


ユーザーがもうホームページを見なくなったら?
SNSとアプリだけしか使わなくなったら?

わたしも普通にアプリを作ると思う。


アプリ開発に必要な言語知識を習得して、小説サイトのアプリ版を作る。
普通にやるだろうな、と思う。

時流に乗って、きれいに小説を表示させたい思いが強いから。

十把一絡げのテンプレートを使うのが好きじゃないから。


結局、文章を書いて自分なりのきれいな形で発信することが好きなんだろう。
その周りに関するWEBデザインやプログラミングを延々やっても苦にならない。


DTPのブックデザインも、かなりこだわってやっている。
物体としてきれいに小説を表示させたい思いが強い。


文章的に好きなことがあって、その周りの表示(デザインとかプログラミングとか)に燃えている。

淡々とトライアンドエラーを繰り返して、文章をきれいに表示させたい。
そのやる気が、デザインやプログラミングの仕事に適用された。

なんか遠回りになったが、文章を書くことに引っ張られる形で、デザインやプログラミングにやる気が出ている。



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