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Suicaのペンギンとスイスイ小旅行―鉄道博物館編

昨年のある時期からSuicaのペンギンが大好きで、グッズを集めてはオタ活……いや、ペン活に勤しんでいる。

もともとは弟が年季の入ったSuicaのペンギンラヴァーだったのだが、一人暮らしをしてから、近所の書店にペンコレ!(Suicaのペンギン特集)の棚が組まれたことで「欲しい……けれど手を出したら終わりだ……」という黒い欲望に苛まれるようになっていた。
そしてある日新宿駅でペンギンのぬいぐるみを手に取って以来、ついにペン活の道をひた走るようになってしまった。


ペンスタ新宿の支配人・店長さんと我が家の駅員ペンギン


いつの間にかポイ活に走り、スイスイ水曜日は駅ナカacure自販機でお買い物、時間があれば上野でペンスタカフェ、先月はJREバンクも開設。



海の見える無人駅・根府川でポイ活を推奨するペンギン


上野駅入谷改札内のペンスタCafe。ペンギンづくしセットをいただく


すっかりSuicaのペンギンに財布、いや口座を直接握られる日々が続いている。
「自分は推しに金銭を貢ぐATM」とはよく言われるミームだが、推しが本当に銀行を開設するのはキャッシュレス決済インフラを掌握したSuicaのペンギンくらいのものである。怖すぎる
ちなみに私は普段JRを使わない私鉄民なので、JRの駅に突っ込むこと自体そもそも趣味以外のなにものでもない。

さて、上野と新宿のペンスタは制覇した。次はもちろん……。
というわけで、今回は大宮からニューシャトルで一駅の鉄道博物館に聖地巡礼に行ってきた。




鉄道博物館
鉄道博物館本館



ランチトレインの183系/湘南新宿ライナー。
土日祝日は販売されている駅弁を購入してランチトレインで食べることもできる


大宮の鉄道博物館に行くのは初めてだったのだが、実のところ私はかつて秋葉原の交通博物館のヘビーユーザーだった。

人生で初めて発した言葉が「まま」でも「ぱぱ」でもなく「でんしゃ」という筋金入りの電車オタクだったらしいのだが、家から徒歩30秒の場所に山手線の駅がある立地なら仕方がなかったのかもしれない。

その後自然と興味が薄れていったのだが、まさかペンギンのおかげで再び好きになるとは……。


歴史エリアでSuica以前の切符の歴史を学ぶペンギン。上等。


大宮の鉄道博物館は訪れた経験のある人も多いと思うため、詳細な説明は省くが、2024年4月から入場料が当日一般1600円に値上がりしている。
とはいえ、美術館・博物館に行くのがライフワークな自分からするとあの展示量で1600円はまだまだ破格である。
企画展2000円越えというケースも珍しくなくなってきたのでとても嬉しい。


東海道新幹線。駅員ペンギンがこんなに似合う背景がほかにあるだろうか


本館のレストラン「日本食堂」の受付。ペンギンたちがお客さんをおでむかえ


食堂車をイメージしたラグジュアリーな店内でボルガライスをいただく。
カツがサクサクでおいしい


0系の座席でくつろぐ。


カフェテリア内の新幹線が見える席ではやぶさとこまちを眺める。



Suicaの開始告知ポスター。首都圏スイスイ化!


先日ペンスタで買ったペンギンベレー帽を被ってところ、子供たちに「Suicaのペンギンだ!」と時折声をかけて貰えたのがとても嬉しかった。
さすが鉄道の街、さすがペンギンといっしょにすくすく育っているキッズたち。





自動改札機のレプリカでSuicaになりきるペンギン。実際の駅ではまねしないように。


Suicaのペンギングッズは大宮駅の鉄道グッズショップレールヤード、鉄道博物館内の売店トレニアートなどでも展開中だ。

トレニアート前で購買意欲をあおるペンギン

まだグッズを持っていないあなたも是非現地で運命のペンギンを手に入れて、ペン活を始めてはいかがだろうか……。