サークル代表日記1「孤独な存在」

わたしは、今都内の大学でサークルの代表をしている。その中で気づいたことや、考えたことをまとめていきたいと思う。

はじめに、代表というのは本当に孤独な存在であるということに気づいた。わたしは、2018年10月の設立と同時に代表に就任した。創設者兼初代、2代、3代代表なのだ。(任期カウントの都合上3代目となっている)これは、先輩はいないということを意味している。もちろん、私より上の新入サークル員は存在した。しかし、あくまでサークル歴は私のほうが上であり、立場も上で意見などしてくれるはずもない。わたしは、全てを決められる代わりにすべての責任を一人で負わねばならない。

どういうことか?例えば、新歓などでたまたまうまく行かない場面があり、サークル勧誘に支障が出たとする。大手のサークルであれば、人数も多く、責任も分散するが私のサークルではそうはいかない。立場が強い分、何かあったときの指示権は私にあり、私が頓珍漢な指示を出せばたちまちサークルは傾いてしまう。そういう重みがある代表なのだ。

そこで、役員に相談すればいいと思うが、当然にして役員に決めることは不可能であるから、相談を元に自分で決めざるを得ない。私が、自分に有利なように相談すれば、当然回答はそれに沿ったものになる。間違いに気づけないのだ。

私の言動=サークルの見解、私の行動=サークルの行動と見られるこの立場のプレッシャーは生半可なものではない。なまじ、有名になってしまった手前、人目を避けることもできずただそれに耐えていくしかないのだ。

これが、サークルの代表を孤独たらしめている要因だと考えている。

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