LASINVAの掲げるValue①_Mutual Trust and Respect
前回Visionについて触れましたが、そのVisionだったりMission(いつか書きます)を成し遂げる組織、その組織の個々として大事な価値観/行動判断基準をValueとして掲げております。
これは当時の社員にアンケートを取りながら、そのうえで議論しながらまとめたものではありますが、最終的に4つに集約しました。
大事な要素は他にもあるかもしれませんが、覚えられるよう、そして真に意識しながら行動できるように、ですね。
今回はそのうち1つについてご紹介します。
Mutual Trust and Respect
互いを尊重して高めあう、助け合う
この内容については、書きぶりは違っても、多くの職場が大事にしているところでもあると思います。個人的にはBCG時代の印象と言いますか、少なくともBCGではこれが体現されていて、すごいなと思いますし、今回の策定にあたっても参考にさせて頂きました。
なお、こちらに対応するBCGの掲げるValueは「RESPECT FOR INDIVIDUALS」でした。BCGのHPから抜粋すると以下のようです。
BCGに入る際、今よりも情報が限定されておりましたし、「外資ってドライなんだろうな…」「使えなかったらボコボコにされて、outもあるし、辞める決断をしないといけないのだろうな…」と不安でした。
入ってみると、かなりウェットな部分があったり、実態としてのup or out、、、も分かったのですが、一旦それは置いといて、今回の文脈の中で自身として感じていたのは以下の部分。
・「ありがとう」「すみません」を素直に言える文化がある。
特に「ありがとう!」について徹底されている
・大分上のパートナーであっても、素直に意見を求める。
多くの方が仲良くなったとしても「XXさん」付けや丁寧語で接される
・コンサルタント以外の方々も相当なプロフェッショナルであり、
互いに助け合い、尊重しながら業務を進めていく
全てについてコメントすることは出来るのですが、長くなりそうなので特に感じた1つ目について。
BCGでは兎に角これが徹底されていた気がします。と言っても、徹底されるというよりかは皆が使っているので、自然と「ありがとう」が出てくる感じですし、そのありがとう文化自体が、実際のモチベーションや行動にも繋がっていたのではないかと感じます。
当然、使う側にも場面に応じた温度感はあり、時に「ありがとうございます!ただ、、、、」と厳しめの言葉が続く場合もありますし、それも必要ではあると思います。ただ、この「ありがとう」の気持ちに嘘はないし、その感謝から入る姿勢で、厳しい表現も愛のあるものだったり、柔和な雰囲気を出したり、、、と変わる部分もあったのかな、と。加えて言うと、句点ではなくビックリマークを使っていた方が多い印象で、それが更に良い流れに繋がっていたと感じます。
実はこれ、元々は勝手に感じていた部分で、BCGの「ありがとうございます!」文化いいよなぁと現役時代はそんなに話さなかったのですが、最近同じくBCG出身の小島やBCGアラムナイの仲間と話した時に盛り上がり、多くの人が思っているし、それくらい浸透していることなんだなと。
長くなりましたが、こちらは弊社でも大事にしていきたいと思い、Valueにしましたし、社内的には以下の説明も付けております。
・互いを信頼、尊敬し、親しい中でも礼儀、感謝、謝罪の気持ちを忘れず、
助け合える、愛のある環境を作ります。
・社内外、役職や立場にかかわらず、まずは「ありがとう」、
「すみません」を素直に言えることを大事にし、個人としての良いところ
を見て、リスペクトの念を持って接するようにします。
・加え、良いことのフォーカスや共有のみならず、
互いに信頼関係があるからこその意見出しや改善点への指摘も、
互いを高め合うことには必要と考えます。
・変なプライドに拘らず、悩んだ際、苦しんでいる際には弱音を吐ける、
助け合える関係、組織を目指します。
上記で書いた、「ありがとう」以外も、元々のBCGと重なると思います。
素直に謝る気持ちを認めること、信頼関係がある中で正しい指摘を行うこと/受け入れること、も大事なことですし、一方で、これは互いのプライドが邪魔することが往々にしてありうるな、と。もしかしたら言いたいことがある(全て正しいわけではない)こともあるとは思いますが、これも上記の「ありがとう」同様、まず受け入れることで理解だったり、結果として自身の成長に繋がる部分があるのかな…と個人的には感じます。
と書いてみて、自身もそこまで柔軟か、、、とか人が出来ているか、、、、は怪しいところもあり、精進します。
うまくまとまっていない気がしますが、今回も読んで頂きありがとうございました。