シチズンサイエンスサイト作成 覚書
この前、市民科学(シチズンサイエンス)のサイトを作ろうと思い立った。
そこでどんな方針で作っていこうか思いついたことをつらつらと書いてみる。
タイトルについて
市民が参加する、または市民の立場にたった科学的な活動のことを「市民科学」ということが多い。
市民という言葉には、市民VS政府というように体制へのチェックや異議申し立てのニュアンスもあり実際そのような活動も広く行われている。
環境汚染や原発事故の問題、公害について市民が主体となって科学的な調査を行うなど実際に成果を上げている歴史がある。私としては、そのような活動も大事であると思うけれど、それだけでなく「科学の楽しさ」を広めることに重点をおきたい。
ということで、日本人にあまり馴染みのない「シチズンサイエンス」をタイトルにしようと思う。
コミュニティーづくりについて
サイトの構築やサイトの内容については、PublicLabのようにオープンに行えたらと思う。コーダー道場(CoderDojo)のようにオンラインだけでなく、リアルな地域活動も広げていきたい。大まかな運営のガイドラインと学びのコンテンツも集めて仮説実験授業のような活動を支援できたらと思う。各グループでの研究の成果もサイト上で公開して相互に連携した研究も行えるようにしたい。
シチズンサイエンスで課題とされていることとしてデータの信頼性がある。プロジェクトごとに科学的な根拠に基づいた手順と情報の扱い方についてのガイドラインが必要になってくると思われる。
サイトは拡張性も考えてサイトはAWSで運営する。サイトのシステムはオープンソースのPublicLabのものをベースにして構築できれば良さそうだ。この分野に詳しい人と繋がれたらチームで修正や機能追加が出来たらと思う。
ジャンルについて
扱うジャンルについては生物や環境関係が中心になりそうだけど、特に絞らず人工生命のような分野や社会学、心理学的な分野も面白そうだ。
ニフティーサーブのように各分野のフォラームマネージャーのような人がいてその分野を盛り上げてもらえたら良さそうだ。