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まともに英語もプログラミングもできないのにMITのハッカソンに参加した記録ー2日目
2日目の朝
さてハッカソン2日目。今日は11時から仕事だ。一応アイデアはまとまってきたけれど、色々世界の統計情報の調べ物に手間取って実際の作業が進んでいない。朝6時頃に起きようと思ったが結局8時近くになってしまった。
とりあえず国連の人口の統計をcsvファイルにしてApp Inventarに入れてみた。
スロットゲーム風にしよう
国を決めるのもゲーム風にしてみたいということで調べていたら、秋田の県立高校の先生がスロットゲームの作り方を公開していた。
これを元にしてみよう。
とここで出勤時間となり仕事へ行く。出勤時間の間もどんな機能をつけるかアイデアが湧いてくるので忘れないように携帯にメモをとる。
しかし仕事中は仕事に集中することにする。
夜の作業
今日の仕事は20時までで帰るのに1時間ほどかかる。コンビニで冷凍食品を買いだめして、21:30頃から続きの作業を行う。例によってポモドーロの動画をスタートする。
国を決めるために1から70億までのランダムな数字を出して決定するのは大変そうなので、
(各国の人口÷世界の人口)で割合を出して1から10万のランダムな数字で決定するようにした。
あと最低限、寿命と所得を計算できるようにしたいが、これがなかなかの難問だ。
平均寿命から一人一人の死亡年齢を計算する
普通、平均寿命は一人一人の死んだ年齢を統計的に処理して出されるものだけど、今回は平均寿命から一人一人の死ぬ年齢を割出さなくてはいけない。
生命表という各年齢ごとに1年間に死ぬ確率を表にしたものがあるのだが、全世界のものは作られていない。
そこで、まず何らかの数理モデルを作って計算しようと考えた。
死亡率曲線の自由な方向への変化を表現する数理モデルとわが国の将来生命表への応用
http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19857302.pdf
人口学講義「死亡の分析」
https://minato.sip21c.org/demography/death.pdf
よく読んでも難しくてよくわからないが、そのような数理モデルを作った人は沢山いるようだ。
そこでSiler の式というのが見つかり、App Inventorの機能でも実現できそうだ。
この式のパラメーターは(a1,a2,a3,b1,b3)と5つあり、各国のパラメータが公開されているらしい。
2日目の作業
スロットゲーム風に国を決めるプログラムを途中まで作成。寿命を決めるモデル式を探す。各国の国旗の画像素材をダウンロード。各国の首都と首都の緯度、経度のデータを見つけてダウンロード。
今日の作業時間 4時間
あとは明日早起きして作業することにしよう。
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P.S. アンドロイドアプリとして公開しました。